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2008年05月07日
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カテゴリ:今日のテレビ映画
非常に静かに、淡々と進んでいく物語。しかし、その裏側に人々の冷たい本心が見え隠れするとさすがに、現実はこんなものかとがっかりしてします。
山田洋次監督の「武士の一分」はそんな、あまりにもむごい中に、一筋の光の中をもたらそうと必死で演出した作品である。

誰からもうらやましがられるほど中むつまじい夫婦、仕事こそ、たいした役目ではないものの、まじめ一徹で、なんの後ろめたさもない。そんな彼らを周囲の人たちは漠然と尊敬しているかに見える。

ところが、一転、不遇の身になって、現実的に経済的な問題やらがおきてくると、周囲の人々のなんとも冷たいことか?親族さえもが、責任をお互いになすりつけようと必死になる。これこそが本当の残酷なのかもしれない。

そんな世間の人々の本当のここを盲目になって初めて見えてくるあたりは、原作のすごさ、そしてそのすごさを淡々と描いた山田洋次監督と静かに演じた木村拓哉の演技に拍手したい。あまりのも寂しいお話ながら、一点の光をラストシーンに持ち込んだ感動に誰もが、何かを感じたのではないでしょうか







武士の一分

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製作国 日本
公開情報 劇場公開(松竹)
初公開年月 2006/12/01
スタッフ
監督: 山田洋次
原作: 藤沢周平
「盲目剣谺返し」(「隠し剣秋風抄」文春文庫刊)
脚本: 山田洋次
平松恵美子
山本一郎
撮影: 長沼六男
音楽: 冨田勲
キャスト
木村拓哉
檀れい
笹野高史
岡本信人
左時枝


ストーリー
三村新之丞は東北の小藩に仕える三十石の下級武士。剣術の覚えもあり、藩校でも秀才と言われながら、現在の勤めは毒味役。張り合いのない役目に不満を持ちながらも、美しく気立てのいい妻・加代とつましくも笑いの絶えない平和な日々を送っていた。

ところが、そんな平穏な生活が一変してしまう。貝の毒にあたった新之丞が、一命は取り留めたものの失明してしまったのだ。 ・・ ・・



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    最終更新日  2008年05月07日 06時33分57秒
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