「言葉尻」
以前のブログで、言葉尻を聴いただけで、
「その人がどれくらいの力を持った営業マンか?」、
それが、何となく分かって来たと言う内容を書きました。
今日は、それをもっと具体的に書いてみたいと思います。
まず、どうして言葉尻を意識し始めたか?と言うと、
私の営業トレーナーが、「相手の発言を聴いた時に、
言葉尻に人間の本音が無意識に出るんだよ」というご指導を受けてからです。
そのことを意識するようになると、「なるほど!」と思えることが多く、
何となく、その人の本音が見えてくるようになりました。
と言うか、気にする場所が変わってきました。
人間の発する言葉は、おそらく100%本音ではないはずです。
どこか着飾ったり、嫌なところは隠したりと・・・
だからこそ、どうしても隠し切れない言葉尻にこそ、本音が表れるという訳です。
例えば、実際にあった後輩とのやり取りをご紹介します。
お客様との商談を終えて、後輩が暗い顔をして会社に戻ってきた直後の会話です。
「いや~お客様に全然響きませんでした(訳:話が伝わらない)!」
「響くって、どういうこと?」
「一生懸命話したんですけど、お客様の反応が今ひとつで・・・」
「それって、お客様が悪いのかい?」
「そういうことでは、ないんですが・・・」
「でも、「お客様の反応が今ひとつ」って言ったよね?」
「ええ、まあ・・・」
「もしかして、それって、自分目線で物事を言っていないかい?」
「えっ!」
「お客様から大切な時間を頂いて、話をしに行ったんだよね?
それで、お客様の反応が今ひとつって、言うのは、少し違うんじゃないかな?」
「どういうことですか?」
「お客様の立場からすれば、〇〇くんのために、
二度とは返って来ない時間を割いてくれたんだよね?
その時間を〇〇くんは無駄にしてしまった訳だよ。
それって、どう思う?」
「そんなこと考えたことなかったです・・・」
「そうだよね? だから、そういう発言になるんだよ。
人から時間を頂くということは、こちら側も脇を締めて、臨まないといけないよね?」
「そうですよね?」
「いみじくも、「お客様に話は響かなかった」って、言ったよね?
もし、そういう気持ちが心の片隅にでもあれば、
自分の力不足で、お客様に思いを伝えることが出来ませんでした。
無駄な時間にしてしまって、申し訳ない気持ちで一杯です・・・じゃないかな?
そういった一つ一つの言動や立ち振る舞いで、我々は常に減点されているんだよ。
だから少しでも意識しないとね?俺もまだまだだけどさ・・・」
「そうですよね?」
こんな意味深な会話を後輩達には、
先輩風を吹かせて言っている困った人なのですが・・・(笑)
でも、言葉尻って大事なんですよね?
これは、お客様の本音を確認する上でも、重要なことだと思います。
「人の本音」って、面白いです・・・
皆様は、どう思われますか?
P.S.
今日は、後志管内で仕事をします。
今日の問いかけ
「言葉尻を意識してみませんか?」