お台場一丁目商店街 なつかしの昭和30年代へ
昭和30年代の街並みや生活風俗は
マンガだと「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」に描かれていると
いいたいところですが、実際はどちらとも昭和40年代という
感じです。かろうじてとなりのトトロが昭和30年代、
映画だと「三丁目の夕日」がCGの最新技術を駆使しながら
昭和レトロの魅力を存分に伝えてくれています。
まだ一般庶民の生活が今みたいに質的にも量的にも
豊富にあるという時代ではなかったと思うのですが
でも安い駄菓子は豊富にあったという印象が強い
ですが。
昭和レトロといわれるだけに
その世界を再現した
お台場一丁目商店街を訪れると
なぜかなつかしい、昭和のワンダーランド
にどっぷりとひたっていけるという感じがします。
引っ越しはダイハツミニゼットですんでしまうし
30年代の前半は家にはテレビがない家庭も多かったのですが
紙芝居屋のおじさんがチリンチリンと自転車こいで路地裏の一角で
いつのまにかむらがってくるつぶらな瞳の小さい
子たちへ夢と冒険がみちあふれる世界をいつもプレゼントしてくれました。
5円玉と交換に梅ジャムをたっぷりぬってくれたミルクせんべいをぱくつきながら
くいいるように画面をみつめている
子供たちはそのまま希望の未来へ向かっているような感じがします。
その臨場感あふれるどきどき感はニンテンドウのゲームでは
到底味わえません。
昭和30年代、貧しくても心豊かな世界があちらこちらにきら星のごとく
ちりばめれていたような感じがするって
ちょっとおおげさかな!