|
カテゴリ:黒ひょうさんの司法試験~総合編~
「勉強は量ではなく質だ」と言われることがあります。
これそのものについては僕も大賛成です。 いくら「13時間やったぞ!」と言ってみても、勉強した内容が思い出せないようでは、まったくといっていいほどその13時間は無駄だといえるからです。 しかし、「量ではなく質」ということが、「勉強時間は少なくてもよい」ということを帰結するのでしょうか。 答えはノーだと、僕は思います。 やはり、質の高い勉強をするためには、ある程度量をこなさなければならないのです。 つまり、「量ではなく質」ということは、「質の伴わない量だけの勉強はダメだ」ということは帰結しても、「質が高ければ量は少なくてよい」ということは帰結しないのです。 そもそも、いきなり質の高い勉強などできるはずもありません。 質の高い勉強というのは、日々何時間も勉強をしていくなかで、だんだん自分に合った勉強方法が確立されていって、次第に辿り着いていくものなのです。 まずは、量をやるしかないのです。 なぜこんなことを書こうかと思ったのかというと、「量より質」という言葉を勉強しない言い訳に使ってしまっている人が意外といるのでは?とちょっと心配になったからです(僕自身も言い訳に使っていましたから)。 質を高めたいなら量をやること。 しかし、量をやることを目的としてはダメです。 目的はあくまでも「頭に入れること」ですから。 その手段として、量があり質があるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|