テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:cinema
久し振りに今日は、同居人が珍しく暦どおりの3連休になったため、
映画を見ることにしました。 『ミラーズ』を見るか『ワールドオブライズ』を見るか迷った末、 娘の「『ワールドオブライズ』おもしろかった」の一言で決まりました。 「はあ?いつのまに。いつも忙しい忙しいと言ってるくせに、 夫の食事の用意もなかなかできない、休みの日も残業があると言って しょっちゅう仕事出かけるのに」 まあ、それはさておいて。 「難しいかも、でもわかるよ。」という言葉にちょっぴりひっかかったものの、 いざ、出発。 娘の予言通り、残念ながら同居人は途中こっくりこっくりとしてました。 もったいない。おもしろい話なのに。しかも大枚払って時間も費やしているのに。 CIAの工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)と、安全な 本国アメリカから電話のみで操る、 平穏な暮らしの中に身をおきながらフェリスに指示を出す ホフマン(ラッセル・クロウ)。 極端な対比。 フェリスは目前に迫る危機的状況の中、作戦を遂行する。 ささやかなヨルダン人の女性アイシャへのほのかな恋心が やすらぎ。それが盲点となって、足元をすくわれる。 息もつかせぬ展開。あざやかな筋立て。自爆テロ。情報戦。 数々の作戦失敗を繰り返しながら、嘘とウソの戦い。(ココからは伏字とします) 裏切り、見放した、と思ったら、絶対絶命のところで ヨルダンの情報局のトップ ハニによりフェリスは助かる。 それと共にテロリストの首謀者は捕えられる。 しかし決してこれで終わった訳ではない 不気味さをかもしながら、映画は終わる。 中東を舞台にアメリカの対テロ戦を娯楽大作として描いているものの、 すべてフィクションと言い切れないことは誰でも知っている。 おそらく現実の世界に目を移した時に更に複雑な様相を呈しているのだろう。 しかも主謀者をあぶり出すのにことほど容易ではないことは火を見るより明らか。 極力、わかりやすく描かれているのだが、同居人は眠気に襲われた。 テロ組織がどうなっているのか、アメリカ側からでは想像の域を越えない。 実際、どうなっているのだろうか。 戦争について、テロリズムについて、平和について、考えさせられた。 同居人がこれに懲りて、もう洋画を見ない、と言い出さなければ、いいのだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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