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ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)

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2007.06.13
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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:★グレンラガン
〔天元突破グレンラガン〕11話〔シモン、手をどけて〕。感想の前に絵の話。来週ヴィラルが出る迄取っておこうかと思ったのですが、来週は来週の風が吹くので、止めました。基本的に10話の殴られ鼻血出しヘタレ犬に、ものっそ感情を動かされたので、まぁ、その、えへへ。

シモンは、修験者の様にアニキの仏像を彫り続けます。怖いよぅ。凄いなぁと思うのは、シモンの落ち込み具合をこの様に描く脚本家のセンス。シモンがここでエヴァのシンジ君の様に落ち捲くるだけだったら、物語は面白くはなっていなかったと思います。なのに、何このイっちゃってる感。しかも何かを作ると云う行為は、或る意味、復活の兆しなのだそうです。モノを作る行為にはパワーが必要で、其れは心の回復にはヒーリングとしても良い方法なのだそうです。彼には力が有るのです。自身で回復する力が。

胡散臭いSOSが来たので、村に助けに行きます。リーダーシップを取る人がアレなので、皆バラバラに動きまとまりが有りません。矢張りグアームの罠でした。グアームがニアに真実を話す時のデザインワークは秀逸でした。影絵・切り絵の様な演出、人をモノとして、人形として扱う様の痛さが、良く表現されていました。

初めてニアが現れた時に思ったのですが、ニアの様な頭の良い子が、何故、父親の事を見抜けなかったのかと。でも、グアームの話を聞くにつれ、ああ、そうかと、合点が行きました。ニアにとっては、生まれてからずっと外の世界を知らず、人の愛情の当たり前の形も知らなかったのだから、父親の人形を、玩具を愛でる様を、愛だと思っていたのでしょう。でも違った。外の世界を知って、人の心の形を知って、父親の其れは、ただの遊び・暇つぶしでしか無いのだと。此処で心が挫けないのが、彼女の強くて良い所なのでしょう。

皆が捕まり、どうにか抜け出そうとしますが、岩盤が固く無理そうです。しかし、シモンだけが少しづつ、でも確実に穴を開けていきます。彼は本当に強い子だ、本当に。確かに彼は、落ち込み、兄貴になろうとし、でも出来なくて、拗ねて、逆切れし、心の状態が身体に出てモドし、やる気を無くし、でも、彼の心はその間中、休み無く出口を探していたのでしょう。そして、其の答えを自身の中から導き出す事が出来ました。

最後のシモンの口上には、苦しくて泣いて仕舞いました。号泣でした。彼の立ち直りをこんな気持ちで迎えるなんて思ってもみませんでした。凄いよ、脚本家。天才だね。

ニアとの恋愛フラグも、より濃くなりました。来週は其の辺りの話しかな。

絵の話、再度。本当はbedの上に彼を配置しましたが、何このBLな風に可也アブナイ絵になって仕舞ったので、止めました。実はヴィラルはそこそこ好きでしたが、10話の罰を甘んじて受ける鼻血シーンで、きゅぴーんとキて仕舞いました(*´Д`*)。←この変態め。

因みに、前回のillust(5/28)はカミナ追悼絵
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追記 書き忘れた事: 余りの盛り上がりっぷりに、まるで最終回の様だと思いました。





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Last updated  2007.11.13 15:34:11
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