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ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)

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2007.06.22
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テーマ:銀魂(1187)
カテゴリ:◆銀魂
〔銀魂〕史上最高の回。視聴している間、ずっと抱き枕をぎゅぅとして見ていました。何だろ、何と云ったら良いのだろ、そう、銀魂の皆と一緒に生きたぃよぅって感じかな。(←変態)

〔銀魂〕61話〔闇夜の虫は光に集う〕。高杉君は、そうか、そう云う事だったのか。君の狂気は其処に元が有ったのね。ヤバい。そういうのに弱いかもしれない。前に書いた銀さんへの情熱を描いた4/30の日記で、銀さんの事を〔銀さんは未来は向いてはいないけれど、確かに今を向いている〕と書いたのだけれど、まさか高杉君がそう云う意味で後ろを向いて生きている人だとは、思いもしませんでした。そうか、そうだったんだ。

高杉君、そんな気持ちで戦っていたのだったら、当たり前だよね、彼には配下は出来ても、横に並ぶ人は出来ないものね。いや、彼自身が其れを必要としていないのだもの。そうだとしたら、今、彼に付いて行っている人達が、何だか哀れです。うーん、其れも違うかな。今、彼に付いて行っている人達は、彼の思想云々では無く、彼、其のものに惹き付けられているのか

そうだとしても、矢張り似蔵は哀れだなと思いました。〔恋は盲目〕とよく云うけれど、彼にはこの言葉がドンピシャですね。ふざけて云っている訳では無いのですよ。本当に似蔵は高杉君しか見えなくて(実際に目で見ていると云う意味では無くて)、視野が狭くなって、高杉君さえ見えなくなっていて、自身の中に作り出した高杉君を、瞬きもせずに凝視していたのでしょう。彼を見ていると、何だか切なくて可哀想に成りました、今回。

しかも似蔵には〔嫌いは好きの法則〕も当て嵌まっています。ねぇ、多分、銀さんとこういう出会い方をしていなかったら、似蔵はどういう感情を銀さんに持ったのでしょうか。可哀想な位、不器用な生き方しか出来なかった、似蔵。でも、同じ不器用さでも、銀さんの不器用さとは別のベクトルのもの。

銀さんは、背中に背負ったものを下ろさずに頑張っているからこその、あの言葉だったのでしょう。彼のそういう所が、痛々しくて切ないです。でも、格好良い。男を感じます。今時ジェンダーな発言は頭が悪そうですけれど、でも、彼には父性を感じます。人としての大きさを感じさせます。だから彼は闇の中で銀色に確かに光っているのでしょう。本当に心が強い人だ、銀さんは。

鉄子と兄の遣り取りも、切なかったです。最後、鉄子が抑えた声で兄に語りかけるシーンが心に響きました。

昔の回想シーンの仔3匹には、ヤラレタよ。

ヅラの〔嫌いだけど仲間だと思っている〕って重い言葉。ヅラは高杉君を助けたいのでしょうね。でももう、高杉君は、後戻り出来ない所に立っていました。

そして高杉君。凄く饒舌に喋ります。ずっとこの数話、無口な演出でしたので、彼の感情の上下が洪水の様に溢れ、私を飲み込みましたヨ。松陽先生の事を話す様、大事なものの話になるにつれ、だんだん声色が低く、無意識にの感情を面に出さない様に話す様、彼の闇を感じました。この人は救われないのかな。そして自身の闇を振り撒き続け、狂気の渦に魅入られた沢山の蛾を引き連れて、堕ちて行くしか無いのかな。誰か、彼を救い上げて上げられないのかな。

其れと…高杉君の中の人の事を少し。子安さん凄いね。何だろあの声の表現。ぞくりとしました。MADに話す様、すぅと力を抜いてでも感情は溢れる様、うわぁ、プロフェッショナルって、こういう事を云うのですね。

〔大事なものが出来すぎた〕ってヅラが話した時に、何故、西郷さんの顔が一番デカイし。

シムラケンって。どんだけシムラネタ好きなんだよ、おい。

最後の〔修羅〕の入れ方とその後の流れ。ひぃ。死んだ!!!鳥肌!!!ヅラと銀さんの背中合わせ。銀さんの刀を廻した様、〔退路は俺達が守る!〕って、何この恰好良さ。惚れるってばヨ。エリーが神楽ちゃんと新八を抱える様も呼吸が合っていて、恰好良い。そして背中合わせで戦う中、ヅラと銀さんで話す様、うわぁ~ん、神だ。神だよぅ。この2人の会話でいつもの銀魂モードに戻るんですよ、とてつもなく恰好良く

描きたい事が多すぎて、云い切れない。

其れにしても〔銀魂〕は、本当にスタッフに愛されているなと思いました。人の作ったものって、愛を込めて作ったか如何かって判りますよね。animationだって、やっぱり仕事だから、ルーティンに成る事だって有るでしょうし、嫌々作成している人だって居るだろうし、大勢の人間が絡むのだから、舵取りが何人も居て行きたい方向に行けない事だって有るでしょう。そんな中、〔銀魂〕は不確定な尺の中で、ずっと同じスタンスで愛情を持ち、各シーズンを描き切っています。

今期のanimation作品でも、あからさまに〔いい加減に作っているなぁ〕とか、〔全然制作者の愛情が感じられない〕とか、〔原作に胡坐を掻いて制作者が全く頭を使わず作成してる〕と云う作品が多い中、〔銀魂〕は、60話も制作されているのにも拘らず、ダレない所が本当に凄い事だと思いました。これって本当に難しい事で、人は同じ作業をずっとしていると、どんなに好きな事でもダレると云うか飽きるんですよ。まして、絵と云うクリエイティブなものだから、余計に、同じ事をずっとしていると、少しづついい加減に成って来るのですよ。初めから〔○話完結〕と決まっている作品の方が、モチベーションを持ちやすいのは、素人でも判ります。

でも〔銀魂〕は、未だダレず、制作者達の愛情を感じられるのです。これって本当に凄い事なのです。回を重ねる毎に、どんどん質が落ちて行ったanimation、皆さん、云わずもがな…ですよね。制作者の皆さんには、此の侭頑張って欲しいと、切に切に願います。

蛇足ですが…。CM中ぼんやりしていたら、総吾の声で〔一緒に土方さんをヤりましょうぜ〕とか何とか聞こえて、ド肝抜かれました。新八の言葉で云うと〔整体師並の正確さでドツボ突かれた〕感じでしょうか。

今日の絵の話。エンディングのあの黒い線のタッチで高杉君を描いてみました。筆跡を残す感じで。この人は恰好良く描きたかったので遊びませんでした。また高杉君を描く機会が有ったら、ちょっとイジってみたいかもです。ただ、もう少しMADな感じにもしたかったかな。少し迷った。やっぱり表情が下手だな、私。先週6/17は短髪のヅラを描きましたが、ちょっとアレでしたね。やっぱり構図が狂ってて、up後、6回位手を入れたのだけれど、あれは書き直しが必要な程の狂いだったので、もう止めました。面倒で。へへ。





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Last updated  2007.11.15 20:20:39
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