2721720 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

勝手に映画批評

勝手に映画批評

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

クロサウルス

クロサウルス

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

あのですね@ Re[1]:スター・ウォーズ/最後のジェダイ(12/29) 王島将春さんへ エゼキエル書が書かれた当…
池永真義@ Re:バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(04/04) 映画批評、拝読しました。 私も学生時代…
仲嶺亜也菜@ Re:許されざる者(01/15) 仲嶺亜也菜 鶴田葵
今更ブログを見に来た男@ Re:宇宙兄弟(03/17) めちゃくちゃ同意しますね。本当に映画は…
背番号のないエースG@ Re:チャーリーとチョコレート工場(05/31) 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…

Category

Recent Posts

2013.02.06
XML
カテゴリ:アクション
007女王1

「女王陛下の007」 007 On Her Majesty’s Secret Service 1969年 イギリス映画

監督 ピーター・ハント
出演 ジョージ・レーゼンビー ダイアナ・リグ テリー・サバラス

 では、007を一気に見ようシリーズの第4弾です。
 今回は、2代目ボンド、ジョージ・レーゼンビーが唯一主演している、シリーズ第6弾です。前5作でジェームズ・ボンドを演じていたショーン・コネリーのイメージが強かった上、モデル上がりで、ほぼ役者の経験のなかったレーゼンビーの抜擢で、007シリーズとしては、今ひとつヒットしなかった作品ですが、近年、DVDなどで家庭で見ることができるようになり、再評価されてきた作品です。

 宿敵ブロフェルド(テリー・サバラス)を捕らえることを目的としたベッドラム作戦を遂行中の007ことジェームズ・ボンド(ジョージ・レーゼンビー)は、ポルトガルで偶然トレーシー(ダイアナ・リグ)という若い女性と知り合います。美しく、そして車の運転やギャンブルなどで大胆な行動力を見せる彼女に、ボンドは興味を抱きます。
 彼女は犯罪組織ユニオン・コルスのボスであるドラコの一人娘だったが、不安定な生活を送る彼女の身を案じたドラコは、ボンドにトレーシーと結婚してくれるよう頼み込みます。ボンドはこの機会を利用し、ドラコからブロフェルドの情報を得ようとしますが、いつしかトレーシーに本心から惹かれてゆくのでした。
 ロンドンに戻ったボンドは、Mによってベッドラム作戦から外されてしまいますが、ドラコの情報からブロフェルドの行方を探り出し、ついに彼がアルプスに構えたアレルギーの研究所で謎の計画を企てていることを突き止めます。
 ブロフェルドが、爵位を申請しているという情報をつかんだボンドは、紋章院のヘンリー卿と名乗り、研究所に潜入し、ブロフェルドの計画が被験者の女性たちに催眠術をかけ、殺人ウィルスを世界中にばら撒かせることだと知ります。
 正体がばれて監禁されたものの、ボンドは隙をついて研究所から脱出します。だがブロフェルドとその部下達による執拗な追跡はやまず、あわやという所でボンドはトレーシーに助けられます。
 しかし、スキーで逃走する途中、ブロフェルドが人為的に起こした雪崩に巻き込まれた挙句、テレサは研究所に拉致されてしまうのです。

007女王2

 結論から言いますと、なかなかいい作品じゃないかと思いました。
 ほぼ原作に忠実に作られた作品で、派手なアクションや、秘密兵器やSFチックな展開など全くない作品ですが、サスペンス色が強く、ボンドが体を張って、孤軍奮闘しているのが、好感が持てます。また、シリーズ中唯一、ボンドが真剣に恋愛している作品で、しかも、他の作品のように、敵や同僚のスパイではなく、任務とは関係ないところで知り合った女性です。決して行きずりの女性ではないのです。
 しかし、残念ながら、主役のジョージ・レーゼンビーが、ほとんど素人同然なため、お世辞にも演技がうまいとはいえず、恋愛に際しての感情表現が今一つで、ボンドがどう恋に落ちたのか、というところがうまく伝わって来ません。でも、恋愛映画ではないし、脚本や演出がうまくカバーしている感じで、まあまあうまくいっていたなという印象です。

 で、肝心のアクションですが、派手な爆発や変わった兵器を使ったトリッキーな戦いなどはなく、銃撃戦やカーチェイスも少ないです。
 前半は、体を張った殴り合いの場面が多い印象です。レーゼンビーは身体能力は高いようで、体を張った戦いは結構見ごたえがありました。(でも、ジャッキー・チェンだったらもっとよかったかなと、思ってしまいましたが。)
 後半、スイスの山中に舞台が移ってからは、スキーチェイス、雪道でのカーチェイス、ボブスレー上での戦いなど、その舞台を十二分に生かしたアクションが見ごたえがありました。
 特に、今回の敵のボス、ブロフェルド役のテリー・サバラス、TVシリーズ「刑事コジャック」で有名な、スキンヘッドと強烈な目力が印象的な人ですが、御大自ら体を張ってしっかりアクションしているのがいいですね。

007女王3

 ということで、意外といい映画だったなあ、という感想ですが、やっぱり007としては、地味な作品だなあ、という印象でした。
 一応断わっておきますが、題名に反して、イギリスのエリザベス女王は出てきません。題名は、ただ単に、イギリスのスパイという意味なだけです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.02.07 00:06:00
コメント(0) | コメントを書く
[アクション] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.