2687084 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

勝手に映画批評

勝手に映画批評

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

クロサウルス

クロサウルス

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

あのですね@ Re[1]:スター・ウォーズ/最後のジェダイ(12/29) 王島将春さんへ エゼキエル書が書かれた当…
池永真義@ Re:バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(04/04) 映画批評、拝読しました。 私も学生時代…
仲嶺亜也菜@ Re:許されざる者(01/15) 仲嶺亜也菜 鶴田葵
今更ブログを見に来た男@ Re:宇宙兄弟(03/17) めちゃくちゃ同意しますね。本当に映画は…
背番号のないエースG@ Re:チャーリーとチョコレート工場(05/31) 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…

Category

Recent Posts

2016.01.22
XML
カテゴリ:SF
SW1-1

「スター・ウォーズ エピソード1 / ファントム・メナス」
   STAR WARS EPISODE1:THE PHANTOM MENACE 1999年 アメリカ映画

監督・脚本 ジョージ・ルーカス
出演 リーアム・ニーソン ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン
 キーラ・ナイトレイ サミュエル・L・ジャクソン

 「スター・ウォーズ」の新シリーズが公開されましたね。今までの6作の続きエピソード7だそうですね。話によると、「4」~「6」の主役、ルーク、レイア、ハン・ソロの3人も出て来るそうですが、TVCMの予告編では、ハン・ソロとレイアしか姿を見せておりません。どうなっているのでしょうか、何か重要な秘密がありそうですね。(まさか、あのダース・ベイダー的な黒ずくめの悪役が実はルークで、また「I am your father.」があるなんて、出来の悪いコントのような展開が有るんじゃないでしょうね。)すでに観賞済みの方々、黙っていてくださいね。
 第1作が公開された1978年(アメリカでは1977年)、僕はまだ高校生で、休みの日は、長々と名鉄電車に乗り、名古屋まで映画を観に行くのが趣味でした。そんな中、アメリカで無名の監督が作ったB級SF映画が大ヒットしているそうだという大評判が日本にも入ってきていて、すっかり映画少年になっていた僕は、部活が休みの夏休みのある日、喜び勇んで名古屋の劇場に観に行ったわけです。
元々が理系少年だったこともあり、かつては怪獣博士だったこともあり、すっかりSF映画が大好きになってしまいました。(だから、このブログでもSFが一番たくさん紹介されています。)
 このほど、新シリーズが待望の公開ということで、この「エピソード1」がTV放映されていましたので、改めて鑑賞してみた次第です。

 遠い昔、はるか彼方の銀河系で……。
 銀河共和国の政治は腐敗の道を進んでいました。
 辺境惑星と通商連合の間で争いが繰り返されていましたが、元老院は本来の機能を失い無策の極みにありました。通商連合が惑星ナブーを見せしめとして威嚇包囲するに至り、元老院最高議長は、共和国の守護者ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)、その弟子のオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)を、特使としてナブーに派遣します。
 2人は、乗ってきた船も失いつつも、敵の船を奪い、なんとかナブー首都に到着し、拘束寸前であったナブーのアミダラ女王(キーラ・ナイトレイ)や侍女のパドメ(ナタリー・ポートマン)らを救出します。ところが、封鎖線を突破する際に船が損傷し、修理の為にしかたなく、砂漠の惑星タトゥイーンに不時着します。
 ジャンク・パーツ屋を訪れた一行は、奴隷の少年アナキン・スカイウォーカーに出会います。アナキンに並外れた“フォース”の才能を感じたクワイ=ガンは、ポッド・レースでの賭けに勝ち、船のパーツを手に入れると共にアナキンを奴隷から解放し、ジェダイになる道を示します。
 「ジェダイになって、必ず助けに来る」と母に誓ったアナキンは、惑星コルサントに向かう一行に加わるのでした。

SW1-2

 やっぱり、大人気シリーズの中の一作です、非常に面白いです。
 前半の山場であるポッド・レースの場面では、物語の展開上、アナキンが勝つことはわかりきっているのですが、その展開にハラハラし、最後のクライマックスでの戦いも、クワイ=ガンたちが勝つであろうことは明らかなんですが、子どものクセに参加してしまったアナキンの動向や、クワイ=ガンとオビ=ワンと敵のダース・モール(赤い顔のヤツ) との戦いにドキドキしてしまいます。
 もちろん、この映画の注目点は、なんといっても、アナキン・スカイウォーカーです。
 とにかく、彼が可愛くって、聡明で、母親思いで、クワイ=ガンでなくても誰もが彼にテコ入れしてしまいたくなってしまうでしょう。
 このシリーズ、エピソード4~6がすでに公開、大大大ヒットしているので、観ている観客のすべてが、この誰もが心奪われてしまうかわいい男の子があの大大大スター悪役ダース・ベイダーとなっていくことを知っています。
 もちろん、どんなに気色悪いセクハラ親父だろうが、存在自体がうっとうしい関西のクソババアだろうが、ちっちゃい子どもの時はかわいいので、その点について突っ込もうとは思っていません。
 だから、この可愛らしい男の子が、いかにしてダークサイドに捕えられ、悪の道へと進んでいくのか、次のエピソードが観たくてたまらなくなってしまいます。なかなかの戦略家ですね、ルーカスさん。

 ところで、この間、ふとラジオを聴いていたら、公開されたばかりの「エピソード7」を観たとの話題で、パーソナリティの若いチャラい男が、「1」~「6」を観てないから、“フォース”のことがよくわからんかった、と話していました。そうなんですね、あまりにも久しぶり過ぎて、今の若い人たちにとっては昔の映画なんですね。(最初の「4」の公開が1978年、最新の「3」でも2005年ですからね。)
 勘違いしている人がいると困るので、まず非常に基本的なことを断っておきますが、このシリーズの物語は、“遠い昔、はるか彼方の銀河系”のお話です。つまり、我らが地球は、全く関係ありません。地球人と同じような姿の彼らも含め、登場人物はすべて宇宙人です。お間違えのないように。
 そして、問題の“フォース”ですが、直訳すると、“力”ですね。そうなんです、“力”なんです。はっきり言って、わけのわからない“力”なんです。いわゆる“超能力”に近いものなんでしょうが、“第六感”的なものでもあります。敵の銃弾をライトセーバーですべて弾き返したり、相手の心を読んだり操ったり、遠くにあるものを引き寄せたり、見えないところを見たり(感じたり?)、とにかく何でもできてしまう“力”なんですね。
 “ジェダイ”は、そんな“フォース”を自在に操り、戦う騎士のことで、この銀河系では、平和の守護者なんですね。その素質のあるものは、幼少時からひとところに集められ、ジェダイ・マスターの下、英才教育されるものらしいです。だから、アナキンのように、地球人的見た目では10歳ぐらいですが(実際には何歳かはわかりません、何しろ宇宙人ですから)、大きくなってから修業を始めるのは異例なことで、ヨーダやメイス・ウィンドゥ(サミュエル・L・ジャクソン)ら長老的ジェダイが、その修行に難色を見せるはずです。(ヨーダは後に、もっと大きくなってから修業を始めようとするルークの時も非常に難色を示しています。詳しくは「5」参照です。)
 “ジェダイ”は、その“フォース”を世界(舞台となっているはるかかなたの銀河系のことです。)の平和のためだけに使うことを許されている存在であり、その“フォース”を私利私欲のために発揮するものは、“シス”と呼ばれます。怒りや悲しみなど“負”の感情を抱いて“フォース”を使うと、“フォース”の暗黒面(ダークサイド)の捕らえられ、“シス”となってしまいます。その代表格がこの物語の主人公、アナキン・スカイウォーカー=ダース・ベイダーなんですね。

SW1-3

 ということで、大大大ヒットシリーズの最新作公開記念ということで、その「エピソード1」を紹介しました。次はもちろん「エピソード2」ですかね。
 最初の「スター・ウォーズ」(シリーズ化されてから「エピソード4/新たなる希望」という副題が付けられました。)からの人気者ロボットコンビ、R2D2・C-3POの出自が明らかになるのも見どころのひとつですよ。新しく人気者にしようと登場させてきたジャー・ジャー・ビンクスは、ヨーダやジャバ・ザ・ハットが登場したときのような衝撃はなく、ただただうるさいだけでしたね。本国アメリカでも彼は非常に不評だそうで、あのラジー賞の最低助演男優賞を受賞しています。
 ちなみに、のちにキャプテン・エリザベスとして大スターになるキーラ・ナイトレイですが、ただパッと見がナタリー・ポートマン(4歳上の1981年生まれ、彼女はすでに舞台のキャリアで注目される存在でした。)に似ているというだけで起用されたみたいです。1985年生まれですから、まだ10代のはずです、なんかちょっとぷっくりしてかわいいですよ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.01.22 14:43:28
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.