テーマ:趣味の英語(406)
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京都のお花見第二弾。当尾の里は京都府と言っても地理的にも奈良に近くひなびた味わいがありますが、今回は洛中、碁盤の目の真ん中を歩きました。初めてアルバムを作り、トップページでもご覧いただけますので併せてお楽しみください。
枳殻邸は東本願寺の飛地境内地で正式名を渉成園と言います。烏丸七条の東本願寺から東に200mの所にあります。周囲にからたちが植えてあったことから『枳殻邸』と称され親しまれています。まずは正面を入ってすぐの枝垂れ桜。花の色の濃さに驚かされました。 ここは四方を通りに囲まれた立派な庭園で、東側の河原町通りに面した池の辺りでは車の行きかう音が聞こえてきます。西側は静寂ですが、南に京都タワーを望むことができ、洛中ならではの借景を楽しむことができます。 枳殻邸を出た後、方広寺に向かいました。道中、鴨川に架かる正面橋を渡る前に任天堂の旧社屋を見つけました。そう、任天堂はもともと花札やトランプを作っていた会社です。たまたま任天堂創業の地に通りがかって嬉しくなりました。 方広寺には秀吉が東大寺の大仏を凌ぐ大きな仏像を建立したそうですが、今では豊臣家滅亡の口実にされた鐘が残っているだけです。 五条坂界隈を歩いている時、珍しい花を見つけました。つぼみは椿のを膨らませた感じ、葉は椿の表面ほど光沢が無く少し大きいものの似ています。花も椿にしては大きく鮮やかなピンクで、何より花びらの先が波打ってシャクヤクのように豪華です。木なので、椿の一種だと思うのですが、ご存知の方いらっしゃいませんか? 【今日の英語】 からたち:trifoliate orange trifoliateはtri(3の)+foliate(葉のある)の複合語で「三つ葉の」を意味する形容詞です。tri-は「トリ」と読みたくなりますが、英語なので「トライ」になります。 trifoliate orangeで「三つ葉のオレンジ」ということですね。その名の通りミカン科の落葉低木。中国原産。からたちの名は「唐たちばな」から。漢字は「枳」「枳殻」などの字を当て「枳殻」は「きこく」とも読み、渉成園の愛称にも使われています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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