特殊なロックミシン&ミシン・1
直線縫いや、ロックミシンとも違うミシンです |
ジャノメ エスプリ796S
| カバースッテチミシン
カバーステッチとは、Tシャツの裾に見かけられる 表側は2本のミシン目があり、裏側はロックをかけたようになっている ステッチのことです。
直線縫いで、伸縮する生地を縫った場合、 生地が引っ張られると糸が「プチッ!」と切れてしまいますが、 カバーステッチなら、生地が伸びるのと同じように、 横に伸びるので、糸が切れ難くなります。 |
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5本糸ロックミシン
こちらの機種は、ロックミシンの機能とカバーステッチ機能を併せ持つタイプです。
価格は手ごろとは言えませんが、何台も置く場所がない場合
1台で二通りのミシンとして使えるのですから
便利な特殊ミシンと言えます。
ただ、糸を掛けなおしたり、アタッチメントを取替えたりと
多少の手間を必要とするので、大量に作る時には
面倒だと感じることも有りそうです。 |
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オーバーロックと、地縫いを一緒にできる「インターロック」(上段)と言うミシンもあります。
地縫い部分がチェーンステッチになっていて、布端を二枚合わせてロックすると言う物。 (縫工房にも、この機能がついています)
さすがに、縫製を生業にしている方か工場でもないと、 使う事はないかと思います。 |
裾まつりをミシンがしてくれる「スクイ(ルイス)」
既製品の裾を見てください。裏側にチェーンステッチがしてあるように見えるのが、 このミシンで始末をしたのです。
ここまで「必要だ!」とは言いませんが、スカートの裾まつりが、 わずか数分で終ります。
ただ、「裾引き3年」と言われるくらい、糸調子の取り方が難しいです。
冬物など厚地なら、そこそこ使いこなせるようになるのは早いですが、 薄物は、難しい!!いまだに苦労しています(>_<)
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