いまだに忘れられません
ちょうど1年前の今日、愛猫のチーちゃんが死んでしまいました。前日まで元気だったのに、翌12日の朝に吐いたのが始まりでした。私にでも触られるのが嫌だったようで、吐くとテレビの後ろに逃げて行きました。病院で点滴を打ち帰宅するも、いつもとは違い吐き気がするようで舌をペロペロしながら嗚咽を繰り返します。いつもとは様子が変なので、再度病院へ連れて行き検査をすると朝より悪い数値が出ているとの事で入院をさせました。翌日も検査をすると、前日より10倍も悪い数値が出てしまい途方にくれました。病院ではこれ以上の治療は出来ないとの事で、私が大学病院とかチーの手術をした大学病院にも電話をして貰ったのですが、今日までの経過を聞き、数値がとても悪いので来院されても何も出来ないとの事でした。それでも最後に救急医療が専門の病院に話をして頂くと、「やるだけやってみる」との返事を貰い連れて行きました。チーちゃんは自分の体調の悪さがいつもとは違う事が分かっているかのように、死期が迫っている恐怖からか、大きな声で叫ぶように鳴き続けていました。病院の先生の話だと「こんなに元気なのにと飼い主さんは思うでしょうが、今この時点で死んでもおかしくないそれほど大変な状態なんです。手術での麻酔をした瞬間に死ぬかも知れませんがそれでも良いですか?」と念を押されました。藁にもすがる思いで手術をお願いし、一旦帰宅しました。3時間後ほどして病院から「これから手術を行います、何かあった場合また連絡を入れます」と電話が来ました。受話器を置いて5分もしたかしないうちに電話があり「残念ですが、今亡くなりました」と聞きたくなかった連絡が入りました。すぐに病院にチーを引き取りに行き、なんとも悲しい対面となりました。何で?死ぬような感じなんかしなかったのに…の気持ちの繰り返しでやりきれませんでした。連日の点滴を受け、手術のためにお腹を剃毛されての「水ぶくれのチーちゃん」でした。もう、あれから1年が過ぎました……今でも忘れられませんが、今日で終わりにした方が良いみたいです。ネットで「ペットロス」と検索すると、いつまでも嘆き悲しんでいると愛猫があの世に行けずに困っていると書いて有りました。悲しい気持ちは捨てないが、このようなブログでの気持ちは今日で終わりにしようと思います。ペットロスの解決策は、新たにペットを飼う事だそうですが、またこんな辛い思いをしたくないのと、私の人生での猫を飼うタイミングは「縁」だったと思っています。こちらが飼ってやろうとしても、猫の方が拒否をする場合もありました。チーちゃんの場合も、大怪我をしなければ野良のままだったとおもいます。団地内での猫嫌い人間との戦いで、今でも生きている保証もありませんからね。そう思う事で自分を納得させ、私と可愛いチーとの7年間を思い出にします。あぁ~~でも、本当に辛くて悲しいです。