優柔不断な主婦、きゃっとさんの苦悩の買い物日記。

昨夜、

２歳７ヶ月の娘ちんと、

ベランダで月を眺めました。

ほんとに綺麗な、

美しい皆既月食でしたね。

夜遅いので、娘に見せるかは悩みましたが・・・・・・

「今日のお月様はとくべつなんだよ。」

といって、ふたりで一緒に眺めました。

娘よ、ママは一緒に見たかったのだ。

ベランダの折り畳みのミニ椅子に、わたしが腰掛けて

その膝に、娘ちんを赤ちゃん抱っこしてあげました。

もう１３Ｋｇ・・・・・・けっこうシビレました。

とにかく防寒が大事なので、

ダウンコートを着せて、頭にもフードを被せて。

身体から足の先まで、ブランケットを２重にぐるぐる巻き。

顔だけが出てる

さなぎの状態で・・・・・。

赤ちゃん抱っこしてあげたので、

娘ちんの眼前には、

きれいな夜空。

星。

そして、とくべつなお月様。

説明しても、まだ２歳。わかってなかった娘でしたが、

じーーーーーーっと眺めているうちに、

少しづつ、光が小さくなって

隠れていくのが、わかったみたいで。

とにかく黙って、

じーーーーーーっと眺めていました。

まだ理解できないと思いながらも、

「○○ちゃんが住んでいるここは、地球っていう星なんだよ。」

「遠くのお星様に居る人が、○○ちゃんの方を見たら、やっぱりお星様みたいにちいさく光って見えるんだよ。」

「ここの住んでる地球は、お月様みたいに丸いんだよ。」

「この地球のかげが、お月様を隠しているんだよ。」

とか・・・・・・説明してみたり、した。

「ちきゅう、っていうほしなのぉー？」

「まるいのぉー？」

「かげなのぉー？」

と、言葉をなぞっているようでしたが、

まだまだ、わからないでもいいのさ。

あのとくべつな、

お月様を、じっと眺めたことや

ママとふたりで、いつもとは違うとくべつな時間を

抱っこして過ごせたことは、

娘ちんにも、ママにも

とってもスバラシイ、とくべつな夜だった。

「ちきゅうって、とっても素敵な星なんだよ。」

「ちきゅうって、とっても綺麗な星なんだよ。」

と、娘に言ってみましたが、

そんな風に説明しながら、 

今起きている、

原発の汚染のこととか。

環境破壊のこととか。

紛争とか。

そういうことが頭によぎって、

嘘をついているような・・・・・

後ろめたさを、

やはり感じて。

発した言葉が、自分に返ってきました。

大切にしていかなきゃいかん・・・・。

嘘じゃなく、本当になるようにしなきゃいかん・・・・なぁ。

そんなことを感じて、

書いてみたくなった、

そんな夜だった・・・・・。

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