先日、「学び合い」研究をされている西川純先生を知りました。
著書を2冊、ネット経由で買いました。
今、読みかけています。
僕はまた、いい本にめぐり合いました。
線を引きまくっています。
ページの端を折りまくっています。
タイトルからして興味をそそるのですが、
内容は、僕が心から共感・納得できるものでした。
読みかけの本をブログで紹介することはそんなにないのですが、
西川先生の著書は、ネット書店の在庫がそんなにありませんので、
興味ある方に少しでも早く注文してもらおうと思って書いています。
僕がネットで注文した時は、在庫切れがほとんどで、
買えた本も在庫数冊でした。
(状況は変わっているかもしれませんが・・・。)
詳しくは、いろいろ言いたいことがありますが、
まずは著者名と書名だけ。
『「座りなさい!」を言わない授業~落ち着きのない子,大歓迎!』
(西川純、東洋館出版社 、2004、1800円)
以下、楽天ブックスより抜粋転載。
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【目次】(「BOOK」データベースより)
学級崩壊?/きっかけ/学び合いは学ぶ必要があるか?
/教師の役割/立ち歩きを育成する授業/実践
/立ち歩きは悪か?/グループの構造/個性とは?/オッカムの剃刀
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
西川純(ニシカワジュン)
2002年上越教育大学教授。2003年博士(学校教育学)。
教科を学ぶ児童・生徒・学生・大人の姿から、よりよい学びの姿を探る。
その方法は、徹底的に学びに密着し、
丹念に記録し、労力を惜しまず分析する。
最近は、学習者同士の学び合いに着目し、
異学年における学び合い、授業中の「じゃれ合い」を研究している。
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この本を選んだ僕自身は、
・自分は教えすぎる。教師の言葉が多すぎる。
・もっともよい授業は子どもの表現が多い授業。
・教師は教えずに、子ども同士が学び合うことで相互に高まり合い、
成長する。
・「障害」のある子どもを教師が個別で取り出してマンツーマンで教えることは
本来望ましくない。
どのような子どもも、子どもの中で、学び、育つ。
・お仕着せの「教育」はよくない。
と考えています。
以上のような考え方に、西川先生の本は合致します。
そのため、非常に賛成できるご意見や、勉強になる研究結果が満載である
と感じられました。
ちょうど昨日の研究授業でも、
授業の冒頭で子どもたちが立ち歩いて自由に意見交換することを
担任の先生が促されているシーンを見ました。
また、子どもの自己決定・自己選択を促されているシーンも見ました。
授業の最後に、子どもが授業の感想を発表しました。
その中に、僕が「すごい!」と思えた発表がありました。
すごいのは教師ではなく、子どもである、ということを
具体的に周囲に示せる教師になりたいと思います。
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