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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2010年12月27日
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カテゴリ:特別支援教育

教師とスクールカウンセラーのためのやさしい精神医学(1)
 (LD・広汎性発達障害・ADHD

(森俊夫、ほんの森出版、2006、2100円)

上の本の読書メモの第9回。

「第6章 注意欠陥/多動性障害(ADHD)への対応
の後半、学校での対応についてです。

(1) ADHDの認知特性に合わせた対応

(2) 一貫した対応

(3) 子どもたちの自尊感情や自己効力感を高める対応

順に、参照していきます。

今日は <ADHDの認知特性に合わせた対応>のところです。

================================
『教師とスクールカウンセラーのためのやさしい精神医学(1)』読書メモ9
(p150~:「第6章」の後半)

3.<ADHDの認知特性に合わせた対応>

・ADHDのある子どもの席は、
 一番前の中央(あるいは廊下側)

・席を前にして、視覚刺激量を減らしてあげる

・教室の前の壁には、極力、掲示物を貼らない。物も置かない。

○記憶への定着は視覚刺激で

 ・大人のADHDの方は、覚えておかなければならないことを
  よく手の甲に書いておられる。

 ・再想起するきっかけさえ与えられればいい。

○体感覚に関する反応性は非常に高い。

 ・友達のひじがちょっと触れただけで、
  その友達にパンチをみまわすということが、しばしば起こる。

 ・興奮しているADHDのある子を落ち着かせる場合にも、
  しばしば体感覚刺激が最も有効。
  (すっと後ろから肩に手をのせてあげる等)

 ・ADHDのある子は、すごく身体接触を求めてくる。
  それにはできるだけ応じてあげて、落ち着かせてあげる。

 ・本人を落ち着かせる「肌触り」を持っている「物」とは何か?
  これを探ることは役に立ちます。

○注意持続時間内でできる課題を渡す

 ・どういった課題にはどのくらいの時間、
  注意を持続できるのかをよく観察して把握しておく。

 ・できたらよくほめてあげる。
  それから次の課題を渡す。
  これを繰り返す。

 ・これを集団授業と並行して進める。
  その子向けの課題を集団授業向けのものとは別につくっておく。

○ADHDのある子には、みんなでかかわる。

 ・1人の先生がクラスもその子も全部みるなんていうことは、
 土台無理な話。

 

(p156の途中まで)
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最終更新日  2010年12月27日 19時36分57秒
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