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カテゴリ:映画の感想
川崎のチネチッタにて、毎月10日、14日、19日のうち土日祝日に行われる、ポイントカード提示1000円の日に鑑賞。(実施日を見ると何を狙っているかがよくわかりますが。) 戦争で荒廃した世界。1冊の本を持ってひたすら西へと歩く男・イーライ。 街の支配者・カーネギーは手下たちを使ってある「本」を捜していた。その本は戦争の原因になったとされ、戦後全て焼き払われたはずの本であった。 酒場でトラブルを起こしたイーライが只者でないことを見抜いたカーネギーはイーライを配下に加えようとさまざまな好条件を出す。そしてイーライに宿を与え、配下の娘・ソラーラに世話をさせる。 街を出て西へと向かうイーライにカーネギーの追手が迫る。
原題は『The Book of Eli』(イーライの本)です。ただ、イーライの名前は本編中ではほとんど出てきません。 まぁ、お供のいない西遊記(復路)ともとれますが。 ただ、主人公のイーライは「使命」のためには容赦ありません。 携帯音楽プレーヤーを持ち歩いているのが今風? イーライがソラーラに本の内容を聞かせるくだりでは、イーライは本を読まずに暗誦します。 カーネギーは荒廃した世界の中で自分を中心とした秩序を構築しようと画策しています。 荒廃した世界の描写とデンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマンの演技はなかなかいいです。 オチは・・・そういうことでしたか。つまりイーライは座頭市だったと。 ラストのソラーラはちょっと蛇足だったなな。 若干観る人を選ぶかもしれませんが、まぁ良かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 28, 2010 11:40:39 PM
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