テーマ:最近観た映画。(38628)
カテゴリ:映画の感想
アンジェリーナ・ジョリーがクールな女スパイを演じるスパイアクションです。
イヴリン・ソルトは石油会社に偽装したCIA機関に所属するスパイ。 2年後、結婚記念日を祝うために早く帰宅しようとするソルトのもとに1人のロシア人スパイ、オルロフが連れてこられる。ロシア語が堪能な彼女が尋問したところ、旧ソ連時代にアメリカを崩壊させるべく進められていた潜入スパイ計画「KAプログラム」を話し始める。そしてその手始めとして訪米中のロシア大統領を暗殺すること、暗殺者の名前はイヴリン・ソルトであると。 CIAの上司ウインターと防諜部のピーボディはソルトを拘束しようとするが、夫の身に危険が迫っていることを察知したソルトは逃亡する。 ソルトは家に戻るが、夫のマイクは何者かに拉致された後であった。 その後ソルトが向かった先は、ロシア大統領が出席予定の米副大統領の葬儀会場であった。 はたしてルトは何者なのか?目的は何なのか? 前半は謎な状況のまま、CIAの上司たちを振り切って逃走。 ロシア大統領の暗殺を阻止する話かと思っていたら、あっさり大統領は死亡・・・ その後どうなるのかと見ていると、彼女の正体が明かされます。 でも、その後さらにどんでん返し、事態はどんどん大きくなってゆきます。 「悪の組織に育てられた主人公がふとしたきっかけで正義の心に目覚め、悪の組織の野望を阻止するために戦う」というヒーローもの(ヒロインですが)の雰囲気もあります。 ただ、今回は正義の心に目覚めるあたりはあまり詳しくは描かれていません。 そして、意外に米国、NATOなどの深いところに入り込んでいる「KAプログラム」のメンバー。 CIAの上司ウインターを演じるのは『ウルヴァリン』でウルヴァリンの兄・セイバートゥースを演じた、リーヴ・シュレイバー。雰囲気は『デファイアンス』で演じたビエルスキ兄弟の次男のような、頼りになるタイプ・・・だったのですが・・・ あまり書くとネタバレになってしまいます。 最後の最後まで展開が見逃せない。 アンジェリーナ・ジョリーの魅力はもちろん、凝ったプロットも面白く、アクションの見せ場もある、(ちょっとすっきりしないところもありましたが)いろいろ楽しめる映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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