テーマ:最近観た映画。(38848)
カテゴリ:映画の感想
チラシや映画の説明を見た感じではヒーローもののお馬鹿なコメディ?と思っていたのですが、アクションも派手できっちり人物の成長を描いた、なかなか面白い映画でした。 祝日の前日のレイトショーでしたが、335席ある劇場がいっぱい。 ま、仕事帰りのサラリーマンは比較的マナーがいいので、両隣前後いっぱいに人がいて若干窮屈に感じる以外は大丈夫なのですが。 アメコミ好きでオタクな高校生、デイヴは思っていた。 ある日デイヴはネット通販でコスチュームを注文し、ヒーロー「キック・アス」として街のパトロールを開始する・・・が、特殊能力も何もないデイヴは初陣でチンピラに刺された上、車に轢かれてしまう。 退院したデイヴは体の各所に金属を入れられ、神経が鈍くなっていたが、特に能力が向上したわけではなかった。 再開した日、デイヴはチンピラたちにボコボコにされながらも絡まれていた人を助ける。 ケイティの依頼でギャングのアジトに踏み込んだキック・アスはピンチに陥った。 地元マフィアのボス、フランク・ダミゴは配下のギャングが全滅したときに残されていた画像にキック・アスが写っていたことから、最近組織の活動を邪魔しているのはキック・アスだと断定し、キック・アス抹殺を命令する。 ダミゴは息子のクリスをにせヒーロー、レッド・ミストに仕立て上げ、キック・アスをおびき出す計画をたてる。 何の特殊能力も装備も持たないキック・アスは、マフィアと本物のヒーローの争いに巻き込まれてゆく。
ただのオタクなコスプレ野郎のキック・アス誕生から人気者になるあたりまでは、ブラックなコメディといった感じです。 ビッグ・ダディもヒット・ガールも悪人に対して容赦ありません。 ビッグ・ダディを演じているニコラス・ケイジ、はまりすぎ。 マフィアのボスの息子でレッド・ミストになる、クリス。 後半、キック・アスとビッグ・ダディがピンチに陥ってからはヒット・ガールの独壇場。 デイヴ=キック・アスは戦いを通じて成長します。 キック・アスに触発されたヒーローが登場し、悪人もそれに対抗するようなものが登場するラストを見ると、続編なんかも期待できそうです。 期待した以上に楽しめた映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|