昨日書いた「清芳」ちゃんをメインに試射(だって弦も新しいんだもの~)
まずまずの中りで納得です。Pureな竹弓に比べて少々の反動があるように感じました。
まぁ許容範囲といったところでしょうか・・・
さてさて、先日我が友デビール田中氏がやっているブログで「竹弓を拭く」話題が載っておりました。
内容はこちら↓
http://kyudo.blog3.fc2.com/blog-entry-302.html
弓道へなちょこ日記「竹弓と脂とマッチポンプ」
このネタは去年の夏に僕も参加していた「竹弓ワークショップin京都」にて柴田勘十郎師匠より教えられた竹弓の管理方法の一つだったのですが、デビちゃんがオブラートに包んで書いていたので、じゃあ僕は師匠のそのままの言葉で・・・・w
「アカン!アカン!竹弓は拭いたらアカン!!!!!」
と言われましたw
じゃあ、なぜと言う話になります。
ある書籍には竹弓には偶に椿油等の油を塗ってあげる必要がある・・・なんて書いてあったりします。
と言うことは元々竹自体に油分があるとなります。それが証拠に竹に熱を加えていくと・・・火がつきます!w(←よゐこのお友達は真似しちゃだめよ!w)
あ~ワークショップ中のヒゴ焼きでは良く燃やしたな~な~んてw
もう一つ!実験好きな師匠は見せてくれました。どれだけの油分が竹にあるのかを・・・
「The 竹弓vs.瞬間接着剤ア○ンアルファ(ペン型)」w
外竹の表面に瞬間接着剤を塗りますw(←よゐこのみんなは絶対に真似しないように!!!)
さてさて、その状態で硬化してしまったら竹弓ちゃんはどうなってしまうでしょう!
答えは次週!!!!!!
な~んて事は申しませんw
Winner 竹弓さん!!
答えを書いてしまうと、爪でコリコリするだけで「ありゃ不思議!」と言うぐらいに瞬間接着剤が取れてしまいます。
竹から染み出る油分が表面に膜を作っている証拠です。
竹から染み出る油が椿油等の他の油より上質でしょうか?
人間でも同じ事が言えるかと思いますが、保湿、潤滑の為には油は絶対に必要な物です。
その油を拭いてしまう事こそ本末転倒だと思います。ましてや、拭き取ったから他の油をなんて愚の骨頂です。
道場などで竹弓を「鬼の子を殺す」がごとく拭きしごいている方を良くお見かけしますが、竹弓の寿命を縮めているいるようなものです。
長くなってしまいましたが、結論としては・・・
「竹弓は上質な竹の油を残す為に、なるべく拭かないようにする。」
「拭く時はクスネがついたなど汚れた時に拭く。」
この二点ではないでしょうか?
さてさて、僕が疑問なのは「竹弓を暖かくなるまで拭きしごく!」なんて事を言い出したのでしょうか?最近気になります、知っている方がいたらご一報を!!
弓具についての取り扱い方は今後も書いていきたいと思います。