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「頑張るんだ!」「気をシッカリと持て!」「きっと治るよ」「プラス思考だ」 なんて、ピンピンした健康人に言われたって、心の内に言葉が響かない悲しみが深まるばかり... 面会室は遠いが見舞客と一緒に来る‥部屋が明るいのは取り柄だな..
こんな見舞客の励ましを受け、それに堪え忍んで「早く帰ってくれないかな?」という本音は表面には出せず... 「ありがとう。頑張るよ」と言わざるを得ないのがやり切れないガン患者。 こんな気分だから、入院半年~自宅療養ともなれば、人との繋がりはだんだん失われていく。
心が鬱々の患者などと、長い付き合いなど心底から望むバカはいない。 ただでさえ、不況で人情も荒れ果てた日本の社会... ガハガハ笑える事を探し当てるのに、誰でも夢中なのだ。
...いつの間にか、自分は、健康人という種族と、まるで別の種族に変わった感じになってしまったな。 ソウかといって「ガン患者友の会」とかなんとかの「掲示板」などにブツブツ「慰めっこ」したり、 病状交信などしたり(腫瘍マーカー値が上がったとか下がったとか)など大嫌いなのだから仕方ない。 こういうときには、自分の身の回りの自然や物体に、小さな楽しさを見つけられる心の幅広さを作り上げていくほかない。
「心の安定度20%...」なんて感じの時には、同時に、体のソコココに具合悪さを自覚しているときらしい。 ...こういうときには、北向きベランダに出て、北西風の寒さに耐えて今咲いている花を見る。
ヒョロヒョロと目立たないナズナの花(ペンペン草)をルーペで拡大してビックリ、 こんな小さな花もオシベ・メシベの精密な構造があるんだな。 覗いたついでに、デジカメで撮りPCへ... 折角だから、自分のHP「手作り旅のHP」の中の「今年ベランダに咲いた花」の仲間に加える作業...エヘヘ(^O^)
なにかバカなことでも作業していると「心の安定度60%...」に上昇か? 部屋のテーブルの上に片づけた「ペコチヤン人形」が偶然にも、シンビジユームの黄色い花の中にいるのが、面白く目に入った。 ここのマンション暮らしでは、犬、猫など飼えないし、 金魚さえ配管保護のため脱酸素装置をつけられて全滅...僅かに残った二匹の亀も死んでしまった...... ペコ人形や沢山の動物縫いぐるみが、ペットの代わり...ペコの頭でも叩くほか仕方ない。
ともあれ、時間だけは、猛烈なスピードで、身辺を通り抜けていく。 いくつく先は、老衰&死...息のある間は、楽しみをコツコツ作り出さないとな 世界中で買ってきたいろいろな思い出のスーバニールが部屋を埋めつくしているし 健康なときチイチイしないで豪華旅行?をイロイロしてきてよかったな...
病院で個室に入らざるを得ない酷い病状の時、 旅行のHPのホンノ一部を妻が印刷して個室の壁に張ってくれたな・・・ これがナースたちとの話のきっかけになった。
患者は看護婦さんにイロイロ心の不安など聞いて欲しいのに、彼女らの忙しさは格別、話しているとコールの音がスグに響く。 ナースさんたちは、ピチピチと若いし、患者の暗い泣き言など聞いていたくないのが本音だろう。 僅かの暇をナースセンターで同僚とお喋りなどで過ごしたいもの...... 患者は本当に孤独なものだなあ!! [寒い心の歩み]カテゴリの最新記事
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