ことわざ/人間(欲望・期待・希望)人気blogランキング虻蜂取らず (あぶはちとらず) └虻と蜂を一度に追いかけて、両方とも取り逃がしてしま うという意。両方のものを得ようとして、どちらも取り 逃がすこと。欲ばりすぎたために、かえってだめになる ことのたとえ。 株を守りて兎を待つ (かぶをまもりてうさぎをまつ) └古い習慣や一度成功した経験にとらわれて、融通がきか ないことのたとえ。または、偶然の幸運をもう一度待ち 望む甘い考えをさしていう。 大欲は無欲に似たり (たいよくはむよくににたり) └大望を抱いている人は小さな目先の利を追わないので、無 欲に見えるということ。また、欲ばりすぎると失敗しがち で、無欲と同じ結果になるという意味にも使う。 卵を見て時夜を求む (たまごをみてじやをもとむ) └まだ卵のうちから、時夜(鶏が明け方、時を告げること) を期待するということ。気が早すぎること。せっかちす ぎることのたとえ。また、はっきりしないものを早々と 当てにすること。 二兎を追うものは一兎をも得ず (にとをおうものはいっとをもえず) └二羽の兎を同時に捕まえようとして追いかける者は、結 局は一羽も捕らえられないという意から、欲ばって一度 に多くのことをしようとすると、結局どれも成功しない ということのたとえ。 棒ほど願って針ほど叶う (ぼうほどねがってはりほどかなう) └棒ほどの大きな望みを持っていても、実際には針ほどの 大きさしか望みが叶えられないという意味。願いはほん のわずかしか実現しないというたとえ。 待つ間が花 (まつまがはな) └先の楽しみを期待しているうちは楽しいものだが、いざ 目的を達すると、それほどのものでないことが多いとい うこと。待っている間が一番楽しいということ。 待てば海路の日和あり (まてばかいろのひよりあり) └今は海の状態は悪いが、待っていれば必ず航海に適した 日が来るという意味。あせらずにじっくりと待っていれ ば、やがて幸運が巡ってくるということ。 貰い物は夏も小袖 (もらいものはなつもこそで) └「小袖」は、絹の綿入れ。ただでもらえるならば、暑い 夏に不要な綿入れでももらうということ。強欲のたとえ。 柳の下の泥鰌 (やなぎのしたのどじょう) └たまたま柳の下で泥鰌を捕まえたからといって、次も同 じ柳の下に泥鰌がいるとは限らない。一度よいことが起 こったからといって、同じ方法で同じ目的を達しようと しても度重なるものではないということ。 欲の熊鷹 股裂くる (よくのくまたか またさくる) └欲が深いと、自分の身を滅ぼすというたとえ。 来年の事を言えば鬼が笑う (らいねんのことをいえばおにがわらう) └来年のことを話すと、鬼が嘲笑う。未来を予測すること はできないというたとえ。また、先のことは当てにでき ないという意味でも用いる。 隴を得て蜀を望む (ろうをえてしょくをのぞむ) └一つの望みをとげると、さらに別の願望を抱くようにな るということ。人の欲望には限度がないことのたとえ。 「望蜀の願い」「望蜀の嘆」ともいう。 ジャンル別一覧
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