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 昼下がりの迷宮~

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2007.05.23
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カテゴリ:身の回りあれこれ

幸いガンの発熱も<はしか>ではなく、週明けから元気に通っています。
ポンも健康。
初夏の青空の下、家族がとりあえず健康なのは何より素晴らしいことだと思うあむあむであります。

しかし、心配というのはきりのないものですよね。
新聞にもテレビにも、今や<はしか>のニュースが語られない日はありません。
今朝もワイドショーを見ていて、<はしか>はインフルエンザの5~6倍もの感染力があるという話や、マスクも手洗いウガイも全く効果はないという話にぞーっとしたところです。

予防接種のあれこれは、子供たちが就学前の幼い時期には、細かくチェックしたり勉強したりしていました。
とくにポンが幼かった頃は、パパの転勤の都合で住む市町村がよく変わっていたので、
  前の住まいでは接種月齢がまだ先なのでできませんと言われ、
  引っ越したら接種月齢とうに過ぎていたということになり保健所に交渉に行き…
なんてこともあったので、いや~、頑張りました!

接種したワクチンの数々は、母子手帳に記録されています。
小学校に入ってしまって接種したものも、インフルエンザ以外は母子手帳に記されています。こんなに大きくなってから母子手帳持参で、とちょっとおかしな感じもするものですが、貴重な一冊ですよね。

さて、今回子供たちの母子手帳を、改めて出してみました。
2人とも予防接種した記憶はしっかりあったのですけどね。
すると、一緒にしまってあったこーんなものも…

母子手帳

私の母子手帳です。
結婚するときに母が持たせてくれたものですが、紙のくたびれ具合といい装丁といい年代を感じさせますよね。
特に左下部の保健所の印、「仙台市」の「台」が旧字体「臺」ですw
心配になって中のページをよく見ましたが、大丈夫「○○しませう」ではなく「○○しましょう」と表記されてました。安心しました(戦前派か!)


そこではた!と思い当たったのです。
子供たちのことばかり気にしていましたが、

私やパパは<はしか>の免疫あるのだろうか?

ここまで流行していると、大人だからかからないと言う保証はどこにもないですもんね。

私の母子手帳をめくって見ましたが、予防接種のページには、
…時代ですね~…
<種痘>
あり
<腸チフス>
あり。
でも<はしか>の欄がありません。 ∑( ̄ロ ̄ )

これは、完全調査を断行するしかないでありましょう!
まず、パパの実家に電話いたしました。

義母もポンやガンのまわりのはしか流行のことは気になっていたようでしたが、
パパの<はしか>免疫について尋ねると、

「あ、それは大丈夫。かかったのよ。
3歳くらいだったかなぁ、熱が高ぁくなったと思ったら湿疹がも~~~たくさん出て、
はっきり覚えてるわ…
下の子供達は未熟児だったりいろいろで、病気ばっかりしてたから記憶も順番あやふやなんだけど、
◇◇◇(パパの名)は最初の子だったしね、よく覚えてる。
あの子はおたふく風邪もしたし、水疱瘡もしたわよ、丁寧に全部やってるから。
だから免疫は大丈夫のはずよ。」

いつもは、話すたびにできごとが変化していたり(笑)話も飛んで元に戻らなかったり(笑)する義母なのですが、今日はなんとも、きっぱりすっきりお話されたことでした。

つづいて私の母にも電話。
こちらも、自信たっぷりの回答を即、得ました。

「覚えてます覚えてます。
<はしか>のワクチンができた、っていう本当に最初の時期にね、
間に合った!って思って、早速打ってもらいに行ったもの。
母子手帳に書いてない?あるんじゃない?確かに打ってもらったわよ。
あなたがやったのはね、おたふく風邪と、あと水疱瘡ね。

私はね、<はしか>かかったの覚えてるのよ。
小学校に入ってからだったかなぁ…みんながお見舞いしてくれて、
『病気も悪くないなぁ』ってお布団の中で思ったのを覚えてるんだけど。フフフ」

なんて確かな記憶なのだろう…

電話を切った後、もう一度私の母子手帳をめくって見ましたら、予防接種のリストのところではなく、後ろの方にある覚書のページに、<はしか>ワクチン接種の記録がついていました。
5歳のころ、数ヶ月おいて<はしかワクチンK>というのと<はしかワクチンL>というのを接種しています。

そのほかにも、ポリオとか、インフルエンザとか、何度も何度も接種しています。

見ていたら、なんだか胸がいっぱいになってしまいました。
少しでも病気にかからせるまいと、新しいワクチンができたと聞けば、まだ有料であろうと迷わずに接種に連れて行ってくれていたのです。
裕福でもなかったのに。

実家の母も(最近に限らず昔からですが)伝えたことをすぐ忘れてしまうし、自分のした話もすぐに忘れてまた繰り返したりするんですよ。
なのに、子供の病気のことは、義母も母も、こんなに確かに覚えている。
病気になればすぐにお医者様に連れて行き、一生懸命看病してくれたことでしょう。

必死に子育てをしている、若い義母や母の姿が、見えたような気がしました。
大事に守られて大きくなったのだと思ったら、幸せなようなせつないような、そんな気分になりました。

 

 






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最終更新日  2007.05.23 13:11:03
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