テーマ:イタリアの美味しい話(700)
カテゴリ:イタリア食材(ドリンク)
ワインは好きだけれど、ワイン通というほどでもないし。時差の関係で本国よりも先に飲めるといっても、お祭りのようにボジョレー・ヌーヴォーを飲むのはなんだか……。そんなわけで、ヌーヴォー、いわゆるその年に収穫されたブドウで作られた新酒を飲んだのは数回程度。しかも、フランスものは個人的にはどうもアルコールくささがきついような気がして、積極的に飲みたいとは思わないんです。贔屓目かもしれないけれど、果実味がしっかりと味わえるイタリアもののほうが、安くておいしいと思います。
聞いた話では、国別のワイン生産量はイタリアが1位なんだとか。でも知名度でフランスワインに一歩譲るのは、自国での消費量が多く輸出量が少なくなってしまうためと、厳格な格付け制度が浸透していないためだと言われています。まあ、生産量・輸出量に関しては統計を見たわけではないので、変動もあるかと思いますが、それにしても「ワインは売るものではなく、飲むもの」という感覚が見えてくるようでおもしろい話です。 それだけワイン好きなひとたちが作るのなら、まずいわけがない(笑) そして、フランスより南に位置している分、気候条件はいいはず。となれば、イタリアにだって新酒がないわけはないんです。私が思い及ばなかっただけか、宣伝不足なのか。とにかくヴィーノ・ノヴェッロとよばれる新酒が、イタリア各地から日本に入ってきます。これは一度飲んでみたい。 解禁日は、11/5。解禁日にお祭り気分で飲むのなら、今すぐ予約するべし。「解禁日に飲む」ことをあまり重要視しないなら、1,2ヵ月待つと少し安めに入手できるかもしれません。解禁日前後に予約・販売される商品は航空便なのですが、1,2ヵ月後に店頭に並ぶのは船便。輸送コストの違いが、お値段にも反映されているというわけ。でも確実に特定の銘柄を飲みたいのなら、やはり航空便入荷のタイミングで予約するのが一番だと思います。 まだ間に合う、イタリアの新酒・ノヴェッロはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 26, 2004 01:24:12 PM
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