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古舘真のDV(ドメスティックバイオレンス)論
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2010.08.06 楽天プロフィール Add to Google XML

DV考察(犯罪者の男女比)
[ カテゴリ未分類 ]    

 DV(ドメスティック・バイオレンスと)性差別の関係を考える上で重要なのが、一般の犯罪における男女比の割合がどの程度になるのかという事だ。DV(ドメスティックバイオレンス)における男性の比率が多いと言っても、犯罪、特に暴力犯罪全体に占める男性の割合がそれを遥かに上回っていれば、DV(ドメスティックバイオレンス)と性差別や「女性に対する暴力を許容する文化」との関係が疑わしくなってくるからだ。ここでのデータは「ジェンダーの世界地図Vol・3」(編集は藤田千枝、著者は菅原由美子と鈴木有子)を参考にする。この中で日本の犯罪事情を調べてみよう。
 刑が確定している日本の犯罪者に関して言うと二〇〇〇年では男性は女性の一六倍である。
 また、一九ページに一九七四年から二〇〇一年までの個々の暴力犯罪に占める女性の割合が記されている。これによると、この期間中に殺人に占める女性の割合は約二〇%近辺で横ばいだが、他の犯罪については全てが二〇〇一年においてピークになっている。
 二〇〇一年のデータを見てみると女性の割合が最も多い犯罪である殺人についても女性の比率は約二割程度に過ぎない。その他の傷害、暴行、脅迫、強盗などは女性の比率は全て一割以下である。
 この本の中には「犯罪者は圧倒的に男性が多い」という文言が盛り込まれているが、これはわざわざ具体的な資料を持ち出さなくても犯罪者は圧倒的に男性が多い事は多くの人にとってなんとなく想像がつくだろうが、今挙げたような具体的な数値を実際に見てみると「やはりそうであった」ことが改めて確認できた。
 このデータをDV(ドメスティックバイオレンス)の男女比と照らし合わせた場合どういう事になるか。平成十六年度の内閣府の調査では夫婦間暴力の加害者の約三分の一が女性であり、警察による殺人の検挙件数では加害者の約四割が女性である。これらの数字を見比べるとDV(ドメスティックバイオレンス)の場合に女性加害者の占める割合が一般の犯罪と比べて異様に高いとさえ言える。
 従って暴力事件の男女比について数字を見た限りにおいては、女性に対する差別の構造や妻に対する暴力を許容する文化があるとは考えづらいという事がここでも改めて確認された。


デートDV・ドメスティックバイオレンスの知られざる恐るべき実態(古舘真[古館真ではない]のサイト)


http://www.geocities.jp/fghi6789/dv.html


最終更新日  2010.08.06 10:47:47
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