2604433 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

タイとタイ語に魅せられて

タイとタイ語に魅せられて

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

プロフィール

Lamyai_daeng

Lamyai_daeng

サイド自由欄

★タイ旅姉妹ブログ★
『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』


★オススメのタイ語学習★
☆タイ語教室(カフェレッスン)☆
タイコムランゲージセンター

☆タイ語入門書☆
『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社

日記/記事の投稿

バックナンバー

2024/03
2024/02
2024/01
2023/12
2023/11

コメント新着

お気に入りブログ

月に一度はバンコク… New! masapon55さん

🔥過去⛳️の…….太平… New! かもめ72&35さん

ネパールの仏像 放浪の達人さん

安行桜はもうすぐ満開 GKenさん

わたしのブログ ウーテイスさん
バンコク竹亭日記 バンコク「竹亭」さん
法喜が語る 法喜さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2017/02/20
XML
テーマ:タイ(3305)
カテゴリ:タイ旅行記
「アーティー・コーピー」を後にしました。
時刻は、12:24。
ラーチャブリーに着いてから4時間近く経っています。

さあ、今度こそラーチャブリー城壁へと向かうぞ!

まず向かったのは、またしてもメークローン川渡し船の船着場。



対岸にいた船が私に気付くと向かってきてくれました。
ありがとうございます~。

でも船を往復させて稼ぎはたった5バーツってことですか。
きっと陸軍から補助金が出てるんでしょうね。
そうじゃないとやってられないと思います ^_^;)



対岸の陸軍工兵局パーヌランシー基地内船着場に到着。
階段を上がって、川沿いの道を東へと歩きます。

人っ子一人いませーん。

で門を出て振り返ってみると、



詰所に警備兵の姿がないぞ。
陸軍基地がそんなにユルくていいのか?(笑)

ちなみに正門はこの右手の方にあります。

そのまま真っ直ぐ歩いて



チュラロンコン橋の下をくぐります。
どうやらあちら側も基地の敷地内ってことみたいです。

ちょっと先の左手に



工兵博物館なる施設が現れました。
が、今日は休館日のようです。

裏手の四つ角にある詰所で警備兵のおじさんに尋ねると、
外から見る分にはいいとのこと。

では裏側から柵越しに軽く眺めてみますか。



屋外には工兵局が使用した様々な重機が展示されてました。
ブルドーザーにショベルカー、モーターグレーダー、クレーン車とか
そういった工事用車両のようですね。

建物内には工兵局の歴史や業務、国民への支援の様子、
歴代重要人物の略歴などが展示されているみたいです。

ちなみに工兵博物館は1969年設立、
手狭になって現在のかたちに拡張されたのが1984年とか。

で、屋外展示はここ以外に路地を挟んだ北側にもあって、
そこにはなんと



蒸気機関車と客車が展示されてました。

工兵局との関係性やいかに?
と思ったら、やはりそう首をかしげる見学者がいるのか、
案内板に説明が書かれています。

工兵局はラマ5世の時代から国鉄路線の建設にトンネルを掘ったり、
線路を敷設したりと従事していたんだそうで。



蒸気機関車は1918~24年の間にイギリスのWeak Poor & Beyer Peacock社で
製造された車両で、オランダが蘭領東印度(現インドネシア)で使用していたのを
太平洋戦争時に日本軍が接収してタイへ運び使用していたものだとか。

感慨深いものがありますなー。

としみじみ眺めていて何気なく奥へと視線を移したら、
あ、あれは!!

思わず小走りに近づきます。



あったーーーー!
ラーチャブリー城壁だ!!

修復が多少されているみたいですけど、
歴史を感じさせる痛み具合がいい感じで素晴らしい!

先ほど訪れたラーチャブリー国立博物館のパネル展示によると、
ラーチャブリーの町は元々メークローン川のさっきいた側にあったのを
ラマ2世(在位1809~1824年)年が戦略上好ましくないとの理由で
こちら側に移転させたのだそうです。

とは言っても200×800mの敷地という狭さ。
この城壁は、その当時に築かれたもの。

その後、海を渡ってきた華僑らがメークローン川対岸に住みつき、
商売を始め賑わうようになったため、再度あちら側に町が移って
現在のラーチャブリーになったというワケです。

つまりコイキー市場が町を向こう岸に引き戻したってことですか ^^

町がもぬけの殻となったお陰で、町の発展の中で破壊された
他の町の城壁と違い、ラーチャブリー城壁は残ることができたんですね。
軍の基地が置かれたことも幸いしたんでしょう。

城壁がどこまで続いているのか東へ辿ってみることにします。
隣の敷地には軍の独身寮らしきアパートが建設中だか改修中だかで
ごちゃごちゃしています。その裏にも続いてますね。

寮の敷地の東端まで来ました。



お、ここで城壁が終わってる!

この右側にはフェンスがあってその向こうには細い運河があります。

しかし今にも崩れ落ちそうな荒廃っぷりだな。
足元にも



城壁のものと思われるレンガがゴロゴロと。
こっちの辺りも修復してくださいな!


今度は蒸気機関車のあったところから西側へと辿ってみます。
隣のテニスコートが終わると縦に道が通っています。
その道を北へと歩くと、



ん、城門?

通って振り向いてみると、



確かに城門だ!

でも傷み具合の違いなどから見て、城門は後世に作り直されたものっぽいですね。
これじゃ門の役割を果たしていないし。

実はラーチャブリー国立博物館のパネルには、
ちゃんと扉のある城門の写真があったんですよ。

最近改修されてこの姿に変えられちゃったのか、
はたまたまだ他に城門が残っているのか。
いつかもう一度調べにくる必要がありそうですなー。


<旅費交通費>
渡し船:5バーツ
ここまでの合計:110バーツ

※旅は2016年5月28日(土)に行いました。

つづく

※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ
『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。

そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。
旅の参考になれば幸いです。



★★★お薦めのタイ語入門書です★★★

     ◇入門書◇
    
『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社

     ◇単語集◇
    
『キクタン タイ語【入門編】』アルク






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017/02/20 10:27:25 AM
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


 Re:ラーチャブリー城壁! ラーチャブリーと水瓶の旅[8](02/20)   Tui☆ さん
いい雰囲気で残ってますね! タイ人が修復すると跡形もなく再整備しそうなんで(汗)、軍敷地内で観光地化されることなくひっそりと残っててほしいですね。
(2017/02/20 01:04:46 PM)

 Re:ラーチャブリー城壁! ラーチャブリーと水瓶の旅[8](02/20)   バンコク「竹亭」 さん
ラチャブリーはプラチュアップに行くときにいつも素通りしてしまう場所です。
でもブログを拝読して様々な歴史のある町だと知りました。
一度改めて寄り道してみたいものです。 (2017/02/20 02:22:21 PM)

 Re[1]:ラーチャブリー城壁! ラーチャブリーと水瓶の旅[8](02/20)   Lamyai_daeng さん
Tui☆さん
>いい雰囲気で残ってますね! タイ人が修復すると跡形もなく再整備しそうなんで(汗)、軍敷地内で観光地化されることなくひっそりと残っててほしいですね。

城壁はいい廃れ具合で残ってて嬉しいです。ただ城門が気がかりなんですよね。博物館の写真はこの城門ではなく、まだ他にも残っている城門があるってほうに望みを託したいです!
ここは幸いにも市街地から川を隔てた反対側で人通りがほとんどないのでメジャーな観光地になる事はまずなさそうです。そのほうが城壁の保存にとってはいいかもしれませんね。
(2017/02/20 03:14:33 PM)

 Re[1]:ラーチャブリー城壁! ラーチャブリーと水瓶の旅[8](02/20)   Lamyai_daeng さん
バンコク「竹亭」さん
>ラチャブリーはプラチュアップに行くときにいつも素通りしてしまう場所です。
>でもブログを拝読して様々な歴史のある町だと知りました。
>一度改めて寄り道してみたいものです。

国道4号線を走って行くと、ラーチャブリーの市街地からはずれたところを通るので、ぜひBIG Cの角を左折して国道330号線に入り、チュラロンコン橋を左手に見ながらメークロン川を渡ってラーチャブリー市街地の雰囲気を見てみてください。ついでに「メムさんの玉子クイッティアオ」に寄って食事をするのもいいですしね ^^
(2017/02/20 03:17:50 PM)


© Rakuten Group, Inc.