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LANIKAI

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ゴミ問題

「エコロジーなんて言葉なし」

お久しぶりでごんす。ひさすぶりの更新でごんす。
この間遊びに来てくださった皆様、メッセージ頂いた皆様ありがとうございます。
1月17日にある出来事が起きてからずっと日記を更新できずにいました。
そのことを是非日記に書きたいのですが、まだ気持ちの整理がついていないので
後日この気持ちがまとまったら書こうと思います。

さて、、、哀しいことに今アメリカ(世界)では「戦争」の二文字でもちきりですね。
テレビ・新聞・雑誌どれもこのことばかり報道しています。
とても難しい問題ですが、平和に解決することを祈るばかりです。

世間が戦争の話題ばかりなので、あえて今日は話題を変えて

私がずっと書きたかったこと
を書きたいと思います。
私がずっと日記に書きたかったこと・・・・それは
アメリカのゴミ問題についてです。

私がアメリカに来て二日目の朝のこと。
何気に外に目をやると向かいの家のお父さんが家の中から次々と
大きな荷物を運んでいた。
テレビ・ベッド・椅子・ランプそしてゴミ袋を数個。
それを道端の6畳ほどのスペースにたくさん積み上げていった。
私は「引越しでもするのかな?」と思っていた。

しばらくすると、大きなトラックがやってきた。
お兄さんが2人降りてきて次々とその荷物をトラックに投げ入れていた。
このトラックがまさしく「ゴミ収集車」だったのである。

私の住んでいるところは基本的に「ゴミの分別」が無い。
紙・発砲スチロール・ビニール・缶・ビン全て同じゴミ箱に捨てる。
はたまた電池・テレビ・パソコン・ステレオ・ベッドも分別無しでゴミに出せる。

取りに来るのは1台の収集業者のトラック。
全てが一緒にトラックに放り込まれる。


「え???このゴミの行方は??」

それからしばらくの間、知り合ったアメリカ人には必ず質問した。
「ゴミってどういう風に処理されてるの?」
皆首をかしげる。
「さぁ、考えたこともないわ。」
「さぁ知らないわ。変な質問をするのね。」
「何処かに捨ててるんじゃない?」
と、ほとんどの人が知らない。全く興味が無い様子だ。



この日記にも何度も登場しているジョンに訊ねた。
大学の薬学の研究員の彼なら知っているはずだ。

「ああ、知ってるよ。」
ジョン!「それで?」と質問する私に、あっさり彼が言った一言。

「○○から高速に乗って北に上がると
右手に山が見えるだろ?あれだよ。あれ。」


し~~~~~~~~~~~~~ん・・・・・・・


し~~~~~~~~~~~~~ん・・・・・・・


や、や、山ってアンタ・・・・
ま・ま・ま・ま・まぢで???!!!

私があまりにもびっくりするので、彼もまたそんな私を見てびっくりしていたようだ。
ゴミの事を真剣に考えるアメリカ人はいないよ、
まず、ブッシュ政権の間はまずこの問題はそのままだね、とあっさり言った。

その日の夜、ジョンから1通のメールが来た。
「I found this picture of the Rumpke dump on the internet.
Every day, 5.6 million kilograms of garbage are added to the dump.」
gomi

経済大国のアメリカがこんなんでいいのか??
日本なんてあんな小さい島国が一生懸命頑張っているのに!
日本もアメリカもいい所もあれば悪いところもある。
でもこのゴミ問題は許せない。

ましてアメリカは何でも使い捨てだ。リサイクルという文字は無い。
資源をこんなに無駄遣いしていて、いらなくなったら何でも原っぱに捨てるの?!


他の地域ではどのようにされているかわからないが、これが私の住んでいる地域の現状です。


世界のオエライ様方・・・・
戦争ばかり考えないでもっと目の前の大事なことに目をやろうよ。



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