テーマ:読書(8188)
カテゴリ:おっ! なかなかためになる本
ビジネス心理研究家の神岡真司さんの著作。 「にがてが消える心理学」とありますが、内容は幅広く人間心理の特性を扱っています。 名著「影響力の武器」の簡素化版って感じでしょうか。 とは言え、学ぶところも多かったのでいつものように備忘録です。 「落ち込みやすい人」の特徴として、プライドが高く、自分に厳しい点が挙げられます 周りの目を気にする原因として「依存心の強さ」と「完璧主義」が挙げられます 「他人がどう思おうと自分の評価基準はこれ」という物差しを持つことができれば、他人の目は気にならなくなります 損失回避性 損失回避性とは損失を利益より高く評価する人間心理のことで、これが大きい人ほど被害者意識が強い傾向がある 中略 プライドが高い人や時間・精神的に余裕のない人ほど、この感情をいだきやすい。 自己肯定感の低い人は、何かと「他人と自分を比較」していまいます。自分を認めることができないため、つねに欠乏感があり、それを穴埋めするべく他人との比較を行ってしまうのです みんなから好かれようと思わない、どう思われようと構わないと考えてください。実際すべての人に好かれることは不可能です。どんな人気者でも敵はいるものです。 産業心理学の専門家、ピアーズ・スティール氏によれば、世界の人口の95%が「ギリギリまで仕事を先延ばしする」、つまり「自分で決めたことを守らない」傾向があるというのです。 行為者ー観察者バイアス 人間は他人の行動を評価するとき、その人の状況ではなく「能力・性格」で判断する傾向があります。一方、自分自身の行動を振り返るときは、その原因を「他人」「状況」「運」といったものに責任転嫁しがちです。つまり他人には厳しくて自分には甘い、判断の仕方が公平ではないということです。 やる気がでない理由はいくつもありますが、代表的なものが「やることが漠然としている」「時間的、心理的な余裕があり過ぎる」「求めている結果がなかなかでない」です それでは・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 3, 2019 07:54:25 PM
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