テーマ:読書(8189)
カテゴリ:おっ! なかなかためになる本
アントニオ猪木が断食で糖尿病を克服した話や、落合博満が断食で動体視力の復活を果たした話。白鵬が休場明けに強いのは、断食によるコンディショニングだという話。そしてカール・ゴッチや小川直哉、千葉真一にいたるまで断食経験者のトピックスが目白押し。 さしづめ「断食版・合格体験記」。 モチベーションがあがります(笑)。 著者がお医者さんではないので、アカデミックな内容を求めるかたには不向きかも。 でも、そこそこ参考になりました。 ほんでもって備忘録。 ヨガの言葉 「腹八分目で医者いらず。腹六分目で老いを忘れる。腹四分目で神に近づく」 野生動物は調子が悪いときには餌を獲らず、ジッとして、水を飲んで回復を待つそうです 断食によって起こるストレス状態が、普段の生活習慣で眠っている自己調整力を覚醒させるのです 普段の食生活を考えるうえでのポイントは「食べるときに、何を食べないか」にあります 日本人にもっとも欠けている必須ミネラルはマグネシウムです。体内の300種以上の科学反応すべてにマグネシウムが必要になります。 健康道の8時間ルール 1日24時間のうちで、固形物を食べる時間帯を8時間以内におさめるのです ナチュラル・ハイジーン 1 午前4時から正午まで・・・排出のサイクル 2 正午から午後8時まで・・・摂取と消化のサイクル 3 午後8時から午前4時まで・・・吸収と同化のサイクル 臓器は過剰労働を強いられているのです。オーバーワークになれば、臓器は疲弊し、本来の栄養分の吸収能力も落ちてしまいます。断食を行うことで、内臓を休ませることができるはもちろん、炎症や不具合が起こっていれば、その修復に費やす時間を確保できるのです。 白血球は、空腹時に活性化することがわかっていますが、断食により白血球の働きが活発になるため、免疫力がアップするのです 有害物質は脂肪に蓄積しやすく、神経系、免疫系、内分泌系などにはかり知れない悪影響を及ぼしているのです。断食によって脂肪の燃焼を促すことは、こうした有害物質を脂肪から切り離し、体外にどんどん排出するスムーズなデトックスにつながります。 胃袋がカラッポになると、小腸は食べものが来なくなるので、「モチリン」とい消化ホルモンを出します。このモチリンが胃袋を収縮させて、残っているかもしれない食べものを小腸に送り込もうとするのです。実は、この空腹時収縮が「おなかがグー」の正体なのです。 1日超断食の効果が発揮されるのは、開始から12時間後、サーチュイン遺伝子がスイッチオンしてからといえるかもしれません。サーチュイン遺伝子は、「延命遺伝子」、あるいは「長寿遺伝子」とも呼ばれ、空腹状態で活性化し、全身の細胞をスキャンして、傷ついたところを修復しはじめるのです。 スウェーデンの栄養学者マーティン・バークハン考案「リーンゲインズ」 ■断食時間を16時間以上に設定 ■間食せず食事は2回以下 断食3日目ぐらいからは、ケトン体の発生は普段の100倍にもなっています 血糖値の急上昇は血管に炎症を引き起こします 断食に興味があるかたは、とっかかりにいかがでしょう? それでは・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 29, 2020 06:00:09 PM
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