テーマ:読書(8188)
カテゴリ:おっ! なかなかためになる本
著者は“いっちー”と名乗る精神科医。 最近は軽いタッチの本を書く精神科の先生が増えているような・・・。 この手の本は読みやすくて良いです。しかも“学び”もありますし。 ほんでもっていつものように備忘録です。 人間の感情はつねに揺れており、幸福であり続けることはできない ほとんどの人は、自分で考えるより他人からの評価が高いものです 人は相手から拒絶されて傷つくことを恐れ、あえて低い自己評価を作り上げて自分を守ろうとする 自分で考えているよりも相手は自分を好ましく思ってくれています 自信過剰 人間はその分野についての知識が少ないほど、まったく知識をもっていなかった自分と比較して、少しだけ知識を持った自分に対する自信が大きくなります。 人間は「楽」に偏っても、「苦」に偏ってもよくありません。この「両極端をやめてバランスを保つ」ことこそ、人間のメンタルを安定させる“極意”なのです。 よく「プリンは一口目が一番おいしい」と言われるように、人間は同じ刺激を味わい続けるだけでは幸福ではいられないのです 人は、自分の位置や目標がわからなくなると、先の見えない恐怖から疲弊し、強いストレスを感じます 「心理的リアクタンス」 人は本能的に、自分の行動は自分で決めたいという欲求があります。そのため、他人から何かを強制されたり、選択肢を奪われたりすると、たとえそれが自分にとってプラスの提案であったとしても、無意識のうちに反発してしまうという心理効果が働きます。 人間の行動原理は「利益」「恐怖」「愛情」の三つしかありません 人間も結局のところ、他の動物と同じように、自らに埋め込まれた利己的な遺伝子、DNAによって、自分の欲求を満たそうとする生き物に過ぎないのです 米ペンシルべニア州立大学の臨床心理学者ルーカス・ラフレニエール氏が行った研究によれば、不安が強い人が抱える心配事のうち、91.4%は実際に起こらなかったそうです。 中略 つまり人間が持つ不安のほとんどは、ただの杞憂に過ぎないのです。 目的を最初に明確化すると、何でも効率化できる 「目的」は最後の“ゴール”、「目標」はゴールへの道しるべ 目的を明確化すると“練習の質”が上がる 人生にも目的を持てると幸福になれる 「批判的に読むクセをつける」 人間は、能動的に得られる情報は“正しい”と考えてしまう傾向があります。つまり、読書するという能動的な行為によって得られた情報は、無条件にその内容を肯定したくなってしまうのです。 それでは・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 5, 2020 06:00:08 PM
コメント(0) | コメントを書く
[おっ! なかなかためになる本] カテゴリの最新記事
|
|