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仏ふつキール・ロワイヤル… (旅行・海外情報)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】
仏ふつキール・ロワイヤル


ようこそ、こんにちは★

フランス大好き!でも何でもなかった私がなんだか成り行きで結婚、出産し、全然フランスっぽくない生活を送っています。

ちょっとやばい(けどかわいいときもある)ダンナのそば茶と、かわいさよりも、つよさとたくましさがウリになりそうな(?)娘コチュとのちゃんちゃらおかしな3人暮らしの記録です。




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2005.06.30楽天プロフィール Add to Google XML

いつかまた、どこかで。(追記)  (81)




このサイトの横にあるカレンダーを見れば一目瞭然ですが、
今月に入ってから、ほとんど更新していませんでした。


それでも遊びに来てくれたみなさん、ありがとうございます。


実は、どーやら、私の現実の生活圏内の人々に、ばれちゃっているようで、
なかなか好きなことを書けないジレンマに苦しんでました(←大げさ)。


あたりさわりのないことばかり書くのはつまらないですね~。



・・・と、そんなわけで、一度この仏フツキールロワイヤルは、閉鎖したいと思います。


ですが、ブログを書くことに味をしめた(?)私、またべつのところで別のスタイルで、
ブログをはじめることでしょう。



もともと、文章を書くのは大好きですし。


ブログはそもそも、友達に勧められたのですが、それ以上に、日本にいる私の大切な友達に、私の生活を垣間見て欲しい(ってゆーか書きすぎとも言われてますが)と願ってはじめました。



遠いフランスのどこかの田舎に住んでいると、きっと友達からしたら、私の生活ってすごくフランスちっくで、わけのわからないものだと思われて、心の距離が離れてしまうのが嫌だったんですね~。


だから、そんなことはないよ~、こんなしょっっぼい生活だよ~(本当に・・ToT)ということを何気なく(・・ないか)伝えたかったわけです。



次にはじめるサイトもやっぱり私とダンナと赤子のへなちょこ生活記になるはずです。


それに加えて、もう少し、普段私が思うことなどを気軽に書いてみようかな~と思ってます。


以上、すべて予定ですので、いつ、どこで新しいブログを始めるかはまだ未定です。


もし、次のサイトも読みたい!という心の広い方は、このサイトの私書箱にメールしてください。


新しいサイトを始めしだい、お返事させていだたきます。


もっちろん、アドレスはお返事するためだけに使わせていただきます。



悪用などは・・したくてもやり方しりませんので(笑)、信用していただきたいです。


あと、このサイトにリンクしていただいてる方には、こちらの方から新サイトのアドレス付きで、メールさせていただきます。
嫌だ!(泣)という方、これまた、この日記にでもコメントしていただけたら幸いです。



このサイトはしばらくの間、私書箱へのメールを受信するためこのままにしておきますが、更新はこれで最後です。




それでは今までたくさんの訪問、コメント、本当にありがとうございました!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(追記)


たくさんの方に、私書箱の方にメールをいただいて、めちゃめちゃ感激しています!


わざわざメールしてくださって、そして私を信用してくださって(笑)ありがとうございます。


お返事の方は、新サイト開始しだい、アドレスつきで送らせていただきます。


しばらくの間、待っててくださると嬉しいです。


私はちょっとパソコンから離れた生活を・・できるかどうかわかりませんが、してみようと思ってます。


それでは、また、どこかでお会いしましょう。







最終更新日時 2005.07.02 06:39:31
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2005.06.23

ミニ万博・暑苦しい井戸端会議  (4)
[ 非日常の超日常 ]  




今日の午後もフランス語の授業だった。


しかしかなりの暑さ(31度)プラス湿気(65%)もあって、先生も生徒もやる気ゼロ。


私は5分ほど遅れて教室に入ったのだが、誰もまだ居なかった。


その後ポツポツと30分くらいかけて生徒が入ってきたけど、全員女性。


ちなみにラストは先生。さすがフランス人?


女性だけが集まると、どこの国でも、だらだらとおしゃべりが始まるのは一緒だろう。


今日はいつもより輪をかけてひどかったので、ごく一部を紹介。


ベトナム「暑いね~~!!ベトナムがこの暑さなのは、4,5月なのよ~~、日本は?!」(←この人はいつもテンション高い)


日本(私)「う~ん、7、8月よ。普通は。フランスと一緒」(←この人はいつもぼーっとしている・・らしい)


マダガスカル「あなたは2003年の夏、フランスにいた?酷かったわよね~・・またあんなだったらイヤだわ、ほんと~~」(←この人はいつもアンニュイな雰囲気のマダム)


たぶん、この質問は私にした・・と思って答えようとすると、


ベトナム「私はいなかったよ!!でもたくさん老人が死んだんでしょ?!!扇風機買わなくちゃ~~!!」


フランス(先生)「そうね~、死者がたくさんでたのは、だれも予想していなかったせいもあるらしいけど。今年もあれくらい暑かったとしても、みんな準備万端でいるだろうから、あんなに酷いことにはならないと思うけどね~」



インド「私の国、今45度くらいよ。だからこんなの全然暑いうちに入らないよ」


みんな「45度~~?!ぎえぇぇ~~!」


ロシア「でも、てことはあなた(インド)は、冬は全然だめじゃないの?」(←この人はいつもクール)


インド「うーん、夏のほうが得意なのは確かね~、あ、インドの写真、みる?」(←この人はいつもインドのお菓子やつまみ、写真などを持ち歩いている)


ベトナム「みんなは~?暑いのと、寒いの、どっちが好き~~?」


誰も返答しない。仕方ないので、


日本(私)「どっちもやだ。」


ベトナム「あはは・・・・・・。」



マダガスカル「私昨日、電気屋でエアコンの予約してきたわ~。売り切れたらいやだもの」


ロシア「私はカルフール(大型スーパー)で扇風機かったわ」


ベトナム&フランス「いくらだった?!」


ロシア「38ユーロ、機能なんかの面から見て、高くはないと思うわ」


ベトナム「あ、それ!みたみた、この間、お店で!強さの調節が3段階のやつでしょ!!」


一方がこの扇風機の値段について話しているのに、



マダガスカル「最近のような暑さだと、着る服にこまっちゃうわ~、なんだか」


マラケシュ「あら?どうして?今日の白のドレス、素敵じゃないの」(←彼女は無口、というか何かすべてを悟っているようなかんじ)


マダガスカル「これね~、胸の部分が少し開きすぎなのよ。それにこの前買ったサングラスとの相性もいまいちだし・・」


ベトナム「あ!胸といえば!昨日のテレビ、整形のやつ、見た?!!あれって最悪~」


マダガスカル、いきなり整形の話に変わって、ちょっとムッとしている様子。でも負けずに、


マダガスカル「私、整形する人だけは理解できないわ~。私は私の胸とお尻でいいわ~」


ちなみにこのマダガスカルのマダム、スタイル抜群である。


日本(私)「そりゃ~、あなたが満足しなくて、誰が満足するっていうの・・」


と、ムッとしたマダガスカルの機嫌を持ち直そうと気をつかってみたのに、


マダガスカル&インド「そうね~・・、あなた(私のこと)は、整形とか考えるの?」



・・・って、どーゆー意味だ(怒)


フランス「それにしても、あなた(インド)、髪が長いから、よけい暑いんじゃない?」


インド「だから~、私は慣れているから全然平気なのよ~。あなた(日本)の髪、中途半端な長さで、なんか暑そうね~」


腰までの髪の彼女に暑そうと言われてしまった・・私、ひょっとしてやられキャラ?


日本(私)「うん。暑い。でも結うには短すぎだしね~」


フランス「じゃ、ヘアバンドみたいなのしたら?ほら、化粧落とすときみたいなの」


日本(私)「あれ、すごく老けてみえるから、やだ」


フランス「うふふ。あなた(私のこと)は、快適さよりもおしゃれを優先するのね~」


日本(私)「うーん・・そう・・だけど、快適さも欲しいし・・・」


マダガスカル「私の職場にも、こういう曖昧な返事の人が多くて、よくわからないわ~」



がーーん。もしかして私、いじめられてる?(笑)



フランス「・・・・それにしても暑いってゆうか、蒸し蒸ししてて、授業やる気にならないわね~。暑さで生徒みんなが来なければいいなぁ~とか思ってたわ、さっきまで」



先生、正直すぎ。


インド「そういえば、昨日の音楽のお祭りも、下手な音楽が暑さをいっそう盛り上げていたよね~」

注)21日は、フランスは音楽のお祭りの日。町のいたるところで音楽の演奏やライブが行われていた。


あなた、暑さ平気といいながらけっこう毒吐いてるね・・。


ロシア「私もやってらんなくて、23時には家に帰ったわ」


ベトナム「先生~、今日なにするの?ゲームでもして終わりにしない?」


マラケシュ「そんなものするなら、今すぐ帰るわよ、私は」


ってゆーか、一時間以上井戸端してるのに、それは帰る理由にならないのですか。


インド「この前、偶然あった、あの辺に住んでるの?」


来た!いきなり私への質問だ(この前偶然インドの彼女と会ったから)。


ベトナム「え?どこで会ったの??」


マダガスカル「あ~、私、引っ越したいわぁ~」


日本(私)「家の近く」


ロシア「上の住人の騒音がうるさくて、私も今のところに満足できないわ」


マラケシュ「昨日は音楽祭だったから、うちの近所もうるさかったわ」



フランス「さ、出席とりましょうか。カードにサインしてね~」


・・・会話の収拾がつかなくなってきたところで、ようやく授業開始。


と、思ったら、


フランス「あら、もうこんな時間?休憩時間よ~。コーヒーでも飲みましょう」



あの~、さっきから休憩しかしてないような気がするんですが・・。


たっぷりの休憩時間の間もがんがんに会話は続き、ようやくホントに授業がはじまったのは、終了50分前。


しかも、


フランス「暑いから、今日は早めに終わりましょう~」


とかいって、終了15分前にはみんな帰っていった。



あれ?私、何したっけ?この3時間の記憶が空白なんですが。



何が暑苦しいって、このミニ万博のような会話である。



井戸端会議にだって、お国柄がけっこうあらわれていて、面白くもあるけれど。



一番お国柄があらわれてるのは、そんな暑苦しい会話を覚えていて、こうして日記にうっているこの私だな・・とちょっとヘコんだりもする。





最終更新日時 2005.06.23 07:11:19
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2005.06.21

クルマのフリマ in フランス  (2)
[ いんちきフレンチ、ビンボウフレンチ ]  




日曜日、車を見に行ってきた。

もちろん、前回書いた「ごみ箱車」の後釜をみつけるため。


当初、ファミリーカーの新車を買おうという案もあった(主に私の希望)のだけど、そば茶はローンを組むのを毛嫌いしていて、どーーしても一括でなきゃイヤだといわれた。


なんでそんなにローンがイヤなのかなぁ~?過去になにかあったか?(笑)


私「ローン組まないのなら、この先もずーっと中古車人生??それはイヤだよ!
私は車の国(日本)からやってきた、オートマ、エアコン、エアバック、カーナビ、当たり前の人間なのよ!!」

と、ちょっとオーバーに嘆いてみた。


そば茶はちょっと黙っていたけど、

そば茶「ローン組んで買う車は、本当に欲しい車だけ!そんなのはすっごく高いから、今はまだその時じゃ~ないの。」


ほ、ほ~~う?

一体どんな車狙ってんだ???

私「参考までに、いずれローンで買う、その車はどんな車なの?」


そば茶 「トヨタのおっきな四駆」



大却下!!!



・ ・・・ま、この件で数年後にもめることになるだろうけど、いまそんなことで揉めても
しかたないので、保留にしておく。(でもトヨタの四駆が“キメ車”はやだなぁ~)


そんなわけで、一括で買うなら中古車になってしまうので(涙)、またまた中古車を探す旅にでた私たち。


とにかく、中古車に狙いをさだめ、新聞の個人広告や、中古車屋の広告などを片っ端から読み漁った一週間だった。


そして、いくつか候補もあがっていたけど、 これっ!というのが見つからず、最初に書いたように、日曜日、車を探しに“車のフリマ”みたいなものに行ってきた。


これは毎週日曜日に、ちょっと大きめのショッピングモールの駐車場で開催されているもの。

フランスは日曜日はほとんどの店が閉店なので、こうやって駐車場を活用しているわけだ。


システムは、本当にフリーマーケットみたいなかんじで、「自分の車を売りたい人」が、参加代として14ユーロ払い(誰の懐にいくのだろう?)「中古車を買いたい人」が、わさわさと集まってきて、じろじろと車を見る。

車のフロントガラスのところに、値段や年代、走行距離、などなどが書いてある。

交渉が成立すれば、その場で契約をしてしまうこともあるらしい(早いもの勝ちだからね)。


まさに車直売のシステム。

その場で値引き交渉したりできるし、前の持ち主を直接知ることができるわけだから、いろいろな情報も得られて、けっこういいじゃん♪と思っていた私。だが・・


「甘い、あま~~い!!」


と、前回も登場した車関係の仕事をしている、車のベテランのそば茶の友達に一蹴されてしまった。


なんでも、ここは海千山千の“その道のプロ”が集まる“中古車の戦場”だとか。


たしかに良く見ると、けっこうコワモテのおっちゃんが“いかにも常連”というかんじで隣の売り人とビール片手にワイワイ話したりしている。


例えば、我が家の「走るごみ箱」、現在なんとかかろうじて動いているような車を“タダ同然”の値段で買取、適当に修理して、けっこうなお値段で売りつけるような裏道のプロがいっぱいいるんだそうだ。


そういう人が、“いかにもちゃんと手入れして僕が乗っていた愛車で~す”という顔をして、この車のフリマに来ているのだ。


私やそば茶みたいのが、のほほ~ん♪とやってきて、「わぁ☆けっこう安くていい車がいっぱいあるじゃ~ん!(←私が言ったセリフ)」とかいってはしゃいでいたりしたら、


ねぎしょって、鍋もって、ガスボンベも蓮華も用意してやってきたカモ中のカモってところだろうか。


そば茶「あぶない、あぶない。まただまされるところだったよ~僕たちだけで来たら!」


というわけで、今回は、助言者として、その車のベテランの友人に同行してもらった。


そば茶とその友人とで何台かの車に目をつけて、現在の持ち主といろいろ話あったりしていた。


私はといえば、車のことなんか全然知らないし、言うことといえば、「この色きら~い。」とか、「エアコンついてないのぉ~?」くらいで、はっきりいって邪魔以外の何者でもない・・ということで、交渉の場からは追い出された。


まぁ、私にしたって、車用語なんて日本語でも知らないんだから、フランス語じゃぁ、チンプンカンプンだし、コチュ(赤子)も退屈しちゃうしで、その場にいてもしかたない。


退屈しのぎに、ベビーカーを押しながら、50台くらい並んでいる売車を、見てまわった。


う~ん、確かに、みなさん厳しい顔して交渉中。


ワンピースでベビーカーで日本人の私は激しく浮きまくっていた・・と思う。



結局、そば茶は2台、まぁまぁ良さそうなのを見つけたそうだ。

でも、今日のところは持ち主の連絡先だけを聞いて、買いはしなかった。


そば茶友人いわく、

「今日買っても、たいして値引きできない。ほかの客もいるからね。ここには、売りたくて仕方ないのになかなか売れない車をもってくる人が多いから、来週あたりに電話すれば、かなり値下げしてくれるよ。まだ売れてなければね、わはは。」


・ ・・売りたくて仕方ないのになかなか売れない車・・・?


全然買いたくないんですけど、私たちも。



こんな調子でちゃんとした車をはたして手に入れることができるのだろうか・・?


日本のちゃんとした中古車ディーラーを、懐かしくせつなく思い出す私である。






最終更新日時 2005.06.21 05:37:32
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2005.06.18

1年4ヶ月の短いつきあい。  (4)
[ いんちきフレンチ、ビンボウフレンチ ]  




先日、そば茶(ダンナ)の実家にいつものように車で遊びに行ったら、帰りがけにそば茶のおじいさんに、

「車から、何か液体がもれてるよ。そば茶に言って、調べた方がいいよ」

といわれた。


またかよぉぉ~~、本当によく液漏れする車だ!とちょっとへこみながら帰宅した私。


なんといってもこの車、買って2週間目で緑の液体をドバドバと吐き出して煙をムクムクさせた、そうとうダメな車である。


マニュアル車なのに、3速と5速に入れるのがすごく難しいし、ちょっときついカーブを曲がるとハンドルがカチカチカチカチ・・・と鳴るし。


今もどこかは知らないけど(←車のことは何もわからない私)ちょっと壊れていて、冷却水を、乗るたびに毎回補給しないといけないという有様だ。

めちゃくちゃ面倒くさい・・・らしい。(←毎回そば茶にやらせているので、私は知らない)


そば茶に液漏れのことをいったら、

「僕が冷却水ちょっと満タンに入れすぎたのかな~?あふれさせちゃったかな~?」

と最初はのん気なことを言っていた。


でも、今年の夏のバカンスは南フランスに下る予定なので、一応の点検も兼ねて、この車を買った中古車屋にもっていった。


すると、中古車屋の社長、


「最低で、700ユーロの修理代だね。でももっと奥のシリンダーが壊れているかもしれないから、そうなると1500ユーロはいくかもね。」


とサクッといってくれた。


ぎょええええ~~~!!何?シリンダァ~??分からないけど、たっかーーい!!


実は、そろそろ2台目の車を買おうと検討していたところだったので、大ショック!!


南仏に下る予定があるから、半壊れの車で行くわけにはいかないし、直すしかない・・。


でも最低700ユーロは痛いなぁ・・とそば茶と2人で頭をかかえ、そば茶の友人で車関係の仕事をしている人にアドバイスを求めてみた。


そば茶の友人とはいっても、もう50歳をすぎたりっぱなオジサンである彼は、車の仕事をして30年のベテランで、しかもとっても気さくでいい人だ。

電話で事情を話すと、


友人「そうだねぇ、その、700ユーロってゆうのはまぁ、妥当な値段だと思うけど・・その車に本当にそこまでして直す価値があるかどうか、僕は疑問だね、今から車見に行くよ」


と、電話してすぐ、家まで車を見に来てくれた。そして一言、


友人 「今すぐ、捨てたほうがいいよ、コレ」


げっ!!!固まるそば茶と私。


友人 「走るゴミ箱ってかんじ?」


そんな・・・・あ然として口を半開きのまま動かないそば茶。大丈夫か・・。


友人 「こんなのに、700ユーロ出してまで直せって言うなんて、その中古車屋は詐欺以外のなにものでもないねぇ・・・」


そんなにハッキリと・・。

そば茶のガラスの心臓は大丈夫か・・。


そば茶「で、でも、じゃぁ、修理したとして、今年の夏、南に下るのは・・厳しいの?」


友人「は??南下するの??コレで??・・・・ま、10分の1くらいの確率で、無事たどり着いたとしても、帰りは徒歩になるよ、絶対。」


絶対ですか、そうですか。


友人「あ、コチュ(赤子)がいるから、ベビーカー押して帰ってくることになるね、いや~大変だ、わははははー!」


笑えないぞー!ベビーカーだって半壊れだってのに!!!


念のために、ということで、彼の友人の車の整備士の人を紹介してもらって、正確にはどこがどう壊れているのかみてもらうことになった。


そしてその整備士から翌日電話があった。


整備士「いや~~!カタストロフ(大惨事・超悲惨ってこと)だね!!よく持ったと思うよ、1年以上も!」


ってゆーか、どうしてみんなしてそんなに嬉しそうに私たちの車をけなすのぉぉ。


思うにこれは、いじめられ系キャラであるそば茶のせいだろう。


確かに買った当時から、値段のわりにはしょぼい車だとは思っていたけど、だまされていたとは・・。


私「だから、あの中古屋の社長は悪人顔で好きじゃないって言ったのに~」

とまたいじめる私。


そば茶「もう、あの中古屋の話は禁止。禁止。」

と、能面のような表情のない顔でつぶやくそば茶が哀れだった・・。



ともかく、この車はあきらめて、新たに車を買うことになった。


わずか1年4ヶ月の、短いつきあいだった・・。


今度はちゃんと選んで、少しマトモな車を買うことにしようと話し合った。


だけど、2台目も買うことを考えているから、近々2台買うことになるのか。


あぁ、年内に日本に帰国する予定をちょっと考えていたのに。


日本行きの往復航空券がひらひらとお空の彼方に飛んで行くのが見えるようである。





最終更新日時 2005.06.18 06:41:07
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2005.06.09

恐怖!鳴ってしまった鳴らずの携帯。  (12) 
[ 非日常の超日常 ]  




海外で暮らしていて何よりも気になるのが、日本に住む家族の健康、安否である。


楽天的に、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせて暮らしているような気がする。



今日の午後はフランス語の授業があったので、コチュ(赤子)はそば茶の実家に預けた。

そば茶は午後の仕事が今日は16時からと遅かったので、ひとり家で留守番していた。


14時半すぎ、授業中、携帯が鳴った。

私の携帯は「鳴らずの携帯」で、これが鳴ることはものすごくめずらしい。

超非常緊急用に持ち歩いているだけで、本当に役に立ってない。

私の友達が少数精鋭・・てゆうか少ない(大涙)のと、私が電話苦手で、めったに自分からかけることはなく、友人もそれを知っているから・・というところか。


めったに鳴らない携帯なので、私は自分の携帯の着信音と分からず、ほったらかしにしておいたら切れた。

となりに座っていたアルジェリア人の女の人に、

「あなたの携帯がなったんじゃない?」

といわれ、

「ええ~~、ありえないわ~、あはははは」

と答えつつ、一応、着信を見てみると、確かに非通知の人から直前にかかってきていた。


「何かあったに違いない!!」


と即座に思い、教室を飛び出して、家で留守番しているはずのそば茶に電話。

コチュがケガをしたとか、落っこちたとか、そういう事態だろうと思ったのだ。


そば茶「ヨシ(弟)からさっき電話があったよ~」


私「ヨシって・・私の弟?!本当に?それで、何の用だったの??」


血がそうさせるのか知らないが、私の弟も本当に電話しない人間で、私がフランスに来て以来、電話してきたのは、結婚したとき、一回だけ。(しかも1分も話さなかった)


その弟が、電話してきたって・・・緊急事態に違いない!!(真っ青)


そば茶「よくわからなかったけど・・マルモット(私)がいるかどうか聞かれて、いないといったら携帯にかけるというから、携帯の番号教えたよ。(彼から)電話なかった?」


ってことは、さっきの非通知の着信は弟!!

固定電話に電話して、その上携帯にまでかけてくるなんて・・・(パニック寸前)


両親の身になにかあったのか・・!!!


私「他には何も、言ってなかった?急いでるとか・・そういうこと!」


そば茶「う・・ん、急いでるかんじではなかったけど・・。マルモットが17時半ころには家に帰ってくると言ったら、じゃあその頃にまた電話しよう、と言ってたよ。
だから、17時半以降は家にいるんだよ。 あ、今も、またヨシが電話かけてくるかもしれないから、この電話切ったほうがいいね、じゃあね!!がんばって!!」


私のびびりをかんじて、そば茶までびびりだす始末。


それにしてもあの弟が、17時半以降にかけなおすって・・・どうしよう!!今日にでもエアチケット取って帰国するようなことだったら・・・!!!


とりあえず携帯は履いていたカプリパンツのポケットに入れて、すぐ取れるように待機した。

カプリパンツはぴったりしていて、おしりに携帯を入れるなんて絶対イヤなんだけど、そんなレベルのことは言ってられない・・事態に違いない!!


その後は授業終了まで携帯は鳴らず、私はコチュを引き取りにそば茶実家へ。

いつもならそこでまたお茶を飲んでダラダラとおしゃべりするのだけど、なんといっても17時半までに帰らないといけない。


私「どうも弟が電話をかけてくるみたいだから、今日はさっさと帰るね」

義両親「ええっ?!弟?・・・なんか重大な事態じゃないといいねぇ・・・」

と深刻な顔。

ああ、心配させてしまった、言わなければよかったか・・。


とりあえずコチュをひっつかんで車に入れて、ダッシュで家に帰宅。


自宅の電話の着信はなし。


17時半、18時、と電話を待ったがぜんぜんならない。


耐え切れず、弟の携帯に電話することにした。


日本時間だと午前1時だから、寝ている時間だろうけど、本当に非常事態なら寝てはいないだろう・・・。

数回鳴らすとすぐ、弟がでた。


私「もしもし!私!どうしたの??なにがあったの??!!」


弟「いや~~~、やばいよ、これはほんと~~にやばいよ!!やばい、やばい!!」


私「・・・・何が・・・?」

どうも口調が嬉しそう・・ってゆーか絶対酒入ってるな、コイツ。


「日本がね~~なんと!ワールド・カップ出場を決めたのよ!!世界で一番乗り!!2-0!!知ってた?知らないでしょ?まいったね~コリャ!!わはは!」



まいったね~、コリャ!?・・・(怒・怒・怒)・・サッカーか・・・(怒・怒・怒)



彼は私が“隠れ・超インチキ・サッカーファン”なのを知っていて、ニュース速報してくれた、というか、奴がタダ単に嬉しくて誰とでもいいからこの話をしたかっただけか・・。


そういやアイツはサッカー・バカだったな・・。


電話嫌いでモノグサの弟に、国際電話、しかも携帯にまで電話をかけさせる、サッカーは偉大だ。


べらべらべらべらと、ワールドカップ最終予選の経過と、もうすぐのコンフェデレーション・カップについてしゃべり倒す弟。


私の結婚式なんて、このニュースに比べたら、彼にとっては米粒とサッカーボールくらいのちがいがあるのだね・・。



その後、そば茶帰宅。

そば茶「ヨシからは電話あった??何だった??!」


私「あの大ボケとはしばらく口をききたくないわ・・・サッカーで日本代表がね、ワールドカップ出場を決めたんだってさ・・・・大ニュースでしょ・・」


そば茶「ああ~~、なるほどねぇ~~。ヨシらしいね。そういえば午後に僕が電話を取ったときも、嬉しそうな声だったよ。」

私「・・・・え?」


そば茶「今度日本に行ったときは、また一緒に釣りに行こうね、って話もしたし。“味つきさきいか”は今も食べてるの?って聞いたら爆笑してたしね。」



それをはやく言え!!このミトコンドリア!!!


海外で暮らしている者の不安は、所詮本人にしかわからないものらしい。

もう携帯が鳴ってもムダにびびることはやめよう。


そう考えるといい予行練習?というか訓練になったのかもしれない。


ありがとう、 大ボケ・サッカーバカ(弟)とミトコンドリア(そば茶)よ。





最終更新日時 2005.06.09 08:17:53
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2005.06.05

夢がかなった・さくらんぼ漬け!  (8) 
[ 非日常の超日常 ]  




今週はさくらんぼを食べるのに忙しくて、日記をかいている暇がなかった。


・・というのはあながち嘘ではない。(ホントでもない)


私は自分の好物が「さくらんぼ」(2位がいちご)だということは知っていたが、まさかこれほどまで自分がさくらんぼ好きだとは30年間気付かなかった。


そば茶のおじいさんの家の裏にある年季の入った桜の木がたわわに実をつけて、食べごろになりはじめたのが月曜日あたり。


「年季の入った桜の木が、最後の力をふりしぼって実をつけてるから、食べて食べて食べまくれ~」


とそば茶のおじいさんから連絡をもらい、今週はほぼ毎日、この桜の木に通い続けた。


今週、フランスは好天に恵まれたので、どんどんおいしく熟れていき、毎日変化するさくらんぼの味を楽しみながら、ほんとーに、食べまくった。


そば茶もさくらんぼが大好きである。


「僕は一日中、この樹の下にいれたらすごく幸せ~」

というくらいだ。(花の時期ではない、もちろん実の時期)


ちなみに私も似たようなものだ。


コチュ(赤子)は樹の下で適当に遊ばせておいて、私たちはがんがん食べる。


そのうちコチュがこけてベージュのズボンにさくらんぼの染みがつき、あわてて脱がせて洗うこと2回。(さくらんぼの染みはすぐ洗わないとほんとにとれにくい)


そのコチュが手で握りつぶしたさくらんぼを私のバックにいつのまにか入れてくれちゃって、私のバックの底がさくらんぼ色に染まること1回。


毎日大量に「おみやげ」でもさくらんぼをもらったので、(注・それまでに死ぬほど樹の下で食べている)腐らせないように必死でお菓子(clafoutis aux cerises さくらんぼのクラフティ)を作ること2回。


このお菓子はそば茶のおばあさんの家でもいただいたので、少々飽きがきて、なんとかそれでもさくらんぼを腐らせずに消費しようと、鳥肉のローストのソースにアレンジしてみて失敗すること1回。


鳥がだめなら豚だろう、と自分の腕を棚に上げて、再度さくらんぼを豚肉のソテーのつけあわせに、てきと~に作ってみて、てきと~な味になったこと1回。


こうして体の芯から外まで、しっかりさくらんぼ色に染まった私たちの一週間だった。


一年分食べた・・とは言わないが、人生で一番さくらんぼを食べた一週間だったのは間違いない。


小さい頃、さくらんぼが大好きで、おおきくなったら山もりのさくらんぼを(親に止められることなく)食べまくりたい・・と思っていた。


幼き日の夢がかないました(涙)。


唯一心配なのは、私の消化器官だけど、今のところりっぱに仕事している。(快便)


意外と丈夫だったらしい。


今日また山盛りのさくらんぼをさんざん食べた後「おみやげ」にもらった。↓



さくらんぼ



何作ろう・・もう冷凍しようかな・・(←うんざり?笑)






最終更新日時 2005.06.05 07:32:14
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2005.05.27

アイロンの悲劇  (6) 
[ 非日常の超日常 ]  




私が心底苦手な家事、それはアイロンがけである。


はっきりいってそれ以外の家事も全然得意ではないけれど、“てきとーがモットー”なので
なんとかなっている。


だけどアイロンがけは適当にやるとやる前よりひどい事態になってしまったりする。


アイロンをかけること自体は、しわがのびてシャツとかピーンとなって好きなのだけど、
私がやってもそううまくはいかないので、だんだんアイロンが憎くなってくる。


3本の小さな皺を消すために、2本のでかくて濃いアイロン皺を作ってしまったりするのだから、3歩進んで2歩さがる・・どころの騒ぎではない。


アイロンがけなんか別にたいした問題じゃないじゃん!という方もいるだろう。


だけど、フランスで嫁をやっている以上、けっこうな問題である。


なぜならフランス人は何にでもアイロンをかけまくるから。



最近一番驚いたのが、そば茶(ダンナ)の実家に行ったときのこと。


みなさんは、ベビー用のガーゼハンカチをご存知だろうか。

日本のお母さんの必需品とおもわれる、10枚セットとかで安く売っているあのガーゼハンカチ。


実はフランスにはあれが存在しない(と思う)。


でもすっごく便利なので、私は日本で50枚くらいまとめて買ってきて使っていた。


赤ちゃんのよだれや食べこぼし、手をぬぐったりするのに気軽に使えるし、洗濯しても汚れが落ちやすく、すぐ乾く、といいことづくめだ。


私はこのガーゼハンカチを、コチュ(赤子)を連れて歩くときは常に携帯している。


先日そば茶の実家でコチュにお昼ご飯をあげて、そのあと口の周りをこのハンカチで拭いていた。

それをじーっとみていた義母。


「いつも、それ使ってるわね~。どうして小さなタオルか何かを使わないの??」


「だって便利だもん!いっぱい持ってるし~」


「だけど、そんなのアイロンがけが大変じゃ~ないの!すっごくたくさんつかうのに!」


かけるわけないでしょ~一日4,5枚は使うこのガーゼハンカチなんかに~~、と内心思っていると、


そば茶「大丈夫!!マルモット(私)はアイロンがけしないから!!」



だまれー!!このタコ!!よけいなこと言うな~~!!

と心の内でそば茶をこてんぱんにする私。


義母「あ、そ、そうなの??それならまぁ、そのハンカチでもいいかもね・・・」


私「うん、  このハンカチには アイロンかけないから、大丈夫」

とさりげなく自分をフォローしておいた。



どーしてフランス人がアイロンかけまくるかというと、乾燥機を使う人がほとんどだからじゃないかと私は思う。


アパルトマンでも普通の家でも、日本のように堂々と洗濯物を庭やベランダに干すということは少ない。


せいぜいタオル類などを干す、小さな物干しがある程度。


ともかくこの国で嫁をやっていくのに、アイロン上手にかけれない(苦手だからやりたくない)というのは大きな声では決していえない(もうばれてるけど)。



結婚して最初のクリスマス・プレゼントに、そば茶の叔母さんにあたる人から、すばらしいアイロンとアイロン台をいただいた。


もちろん喜んでもらったけれど、これは豚に真珠、マルモットにアイロンである。


このアイロンが常に私に、「俺を使え~~!!棚にかざっておくな~~!!」と言っている気がしてものすごいプレッシャーを感じる。


そば茶のほうがアイロンがけは上手なのでたいていは彼がやっているけど、私は専業主婦なので、これでも一応気がひけていたりするのだ。



それでもこの間、そば茶のおばあさんがアイロンをかけているのを横で見ていて、ついにコツをつかんだ。


というか、どうして私のアイロンがけが上手くいかないのかわかった、と言うべきか。


おばあさんは、アイロンの蒸気を上手に使って、スルスルと衣類の上にアイロンを滑らせていた。


一方私は、“皺は、アイロンを押し付けて伸ばすもの”という思い込みがあって、アイロンの重さに加えて、自身の全体重もかける勢いで、ぎゅーぎゅーとアイロンで衣類を押しつぶしていたのだ。


そりゃ~消えないアイロン皺だらけにもなるはずだ。


蒸気ももちろん使っていたけど、昔、アイロンに触ってやけどしたことがあるし、蒸気でやけどしたこともあって怖いので、おっかなびっくりでかけているうちに入れた水がなくなっちゃったりして、うっとおし~と思っていただけだった。


蒸気を近づけて当てるだけでも、皺ってある程度のびるのね・・・。


多少コツがつかめたといって、私がアイロン握る回数がふえるとは思わないけど。


これを読んでいる方は、「そんなの常識!あほか!」と思われているだろうけど、私にとっては大発見だったので、ここに書いておきます(恥)。






最終更新日時 2005.05.27 06:22:04
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2005.05.23

涙と誕生日  (10)
[ 非日常の超日常 ]  





長らく更新してませんでした。

なんだか書くことがやたらとあるような、でもここに書くほどでもないような・・微妙な
日々を送っていました。

何故だかパソコンの前に座ることが妙に少なくなっているこの頃、そういう年頃?なんでしょうか。


年頃といえば、先日とうとう20代とおさらばしたので、その話を書きます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ケタが変わる年の誕生日(20、30など)は、わりと派手にお祝いするらしい、ここフランス。

それに加えて、そば茶(ダンナ)は大のイベント好きである。


でも20歳になるならともかく、30なので、さりげなく、こっそりと年をとりたい・・な~んていう乙女心はかるく無視された。



私に内緒で、シャトー・ホテルのレストランを予約していたそば茶、誕生日当日に私を黙って連れて行ってびっくりさせるつもりだったらしい。


だけど私は好みがうるさい(私はそうは思わないけど)から、連れて行って、「なんじゃい!ここはーー!!」と言われるのを恐れたそば茶、誕生日数日前に、私にばらした(笑)。


そば茶「あのね~~、20日ね、実はレストランを予約してあるんだけど・・・言わないで連れて行こうと思ってたんだけど、それでマルモット(私)の気にいらなかったら、マルモット発狂するだろうから、このレストランでいいか、確認することにしたよ」

とインターネットのページをひらくそば茶。


私「賢明な判断ね~~。どれ?どんなところ?」

そば茶のことだから、あやしい中華レストランあたりを予約しかねない・・と思ったのだ。


ところがどっこい、森の中に立つ古くて小さなお城を改装したホテルのレストランはなかなか素敵な雰囲気ではないですか。


そば茶も少しずつ進歩しているらしい。


私「ええ~~!ここを予約したの?!ここなら、黙って連れて行ってくれたら、感激しまくりだったよ~~!!」


そば茶「(がぁぁーん)・・・・・マルモットの気に入ることをするのは僕には不可能かも・・・(涙)」


まったく身勝手な奥さんを持って大変ですね、そば茶さん。



そんなわけで、当日はコチュ(赤子)はそば茶の実家の両親にあずけて、我々はそのレストランへ出かけた。


予想以上に山の中にあったそのお城になんとかたどり着いて、席に案内される。


中世の雰囲気満点の部屋で、食前酒を取って乾杯し、私は大変満足だった。


ふと見ると、食前酒を飲むそば茶の目がうるんでる。


は??なんで泣いてるの?この人は?


私「そば茶、泣いてるの??もしかして」


はっ!!とびっくりして目元を押さえるそば茶。


そば茶「あ、あれ・・・涙でちゃってた・・!こうやってちゃんとマルモットの誕生日をお祝いできて、マルモットが喜んでくれているのが嬉しくって・・・」



この場合、感激して泣くのは普通、お祝いされてる私なんだろうけれど、ここで先に泣いちゃうのが、そば茶らしい。


私はレストランに感激して泣くほどではなかったけれど、そば茶が感極まって泣くほど真剣に私のお祝いを考えてくれていたというのは、やっぱりじーんときた。


このあとの料理もデザートもワインも、すべてすっごくおいしかったけれど、やっぱり一番心に残ったのは、彼のそういう気持ち(涙)だったのは間違いない。



そんなわけで、泣き虫ダンナに一本とられ、私は30歳になった。


さて、どんな30代になるのか・・・なるべく素敵な笑いじわを作れるようにと、アンチエイジング・クリームを塗りたくりながら願う私である。







最終更新日時 2005.05.23 22:54:07
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2005.05.12

フランスのフランスらしい美容院。  (11) 
[ いんちきフレンチ、ビンボウフレンチ ]  




前の日記で、そば茶の、美容師見習いのいとこの女の子に髪を切ってもらったはいいが、
ぜーんぜん気に入らなかった。
のに、いとこにタダで切ってもらってしまったせいで、美容院に行って手直ししてもらうこともできないと愚痴った。


それから約1ヶ月経過。


ほとぼり冷めた・・かどうかはわからないが、自分の中で限界にきていたので、

「もうすぐ誕生日だから、その前に小ぎれいになっておきたい」

という、いざという時(?)のための姑息な言い訳も準備して、今日は美容院に行ってきた。



日本では、美容院に行くのが好きで、まぁまぁ頻繁に通っていた私。


フランスでは、最初はビンボウ留学生だったし、のびのびの髪でもがまんして、本当にときどき、美容院に行っていた。


それでもトータルで結構いろいろなフランスの美容室に行ったと思う。


そして、今日現在まで変わらない思いは、


「髪は日本で切れ」。


総合点で、絶対日本の美容院の勝ちである。


やっぱりこれは、“サービス業”として美容師さんたちがこの仕事をとらえているかどうかの違いのような気がする。


日本のそれはみなさまご存知のとうりだが、フランスのフツウの街の一角にある(てゆうか街中に腐るほどあるけど)フツウの美容室をポンと日本に移動させたら、絶対評判悪すぎてつぶれるだろう。


技術どうこう、ではない。


「自分はアーティスト」とより思っているのは、フランス人美容師のほうかもしれない。


とにかく他のサービス業同様に、接客がぜんぜんよくない(日本に比べて)。


今日行った美容院も、初チャレンジのところだったのだけれど、例にもれず、「フランスの美容院」だった。


店について、すぐに女主人のような人に対応され、どうしたいのか聞かれたので、

「長さはあまり変えたくないが、全体に重いから軽くして、厚さも薄くしてほしい・・・」

などなど頑張って説明した。


そのあと更衣室に案内され、上半身の服をぬいで(つまりブラ一枚になって)青いシートを着て出て来いと説明された。


あちこち行ったが、上半身裸にされたのはここがはじめて。


そのあといかにも見習い!という感じのわか~いお兄ちゃんにシャンプーされる。

このシャンプーがまた、雑。

両耳に泡が入ってきて、何か話しかけてきている(多分水の温度か何か)のに聞こえないってば!


シャンプー終わってカットの席に案内される。

誰が切るのかなぁと思っていたら、その、わか~いシャンプーの兄ちゃんが、

「で、どうしたいんです?」

と聞いてきた。


ええーーっ、あなたが切るのぉぉ??

と、内心叫びつつ、でも一見さんの私にはこういう見習いさんがつくのはわりとよくあることなのであきらめる。


さっき長々と“どうカットして欲しいか”説明した女主人らしき人は、退社時間だったのか帰ってしまっていた。

もちろん、若い兄ちゃんには全然説明してくれていない。

しょーがないのでもういちど説明し直す。

ここが日本ならそれだけで大減点ものだけど、ここはフランス、あきらめが肝心。


最初は席に座って、お兄ちゃんはふつうに立って切っていたが、私がチビで、彼が超長身なため、辛くなってきたらしく、

「立ってください」

と言われ、椅子のうしろに立つ。(これははじめてではなく、他のところでも結構あった)

ここから終わるまでずーっと棒立ち。


日本ではフツウ、客は自分の頭は固定してあまり動かさないものだと思うが、この兄ちゃんは、私の頭を、右へ左へ前へ後ろへ、微妙な角度から、かなり直角な角度まで、動かしまくり。

左ななめ前方に、微妙な角度で頭を倒されて、そのままじーーっとしているのはけっこうきつい。


「それじゃぁ、髪をかわかしてから、前髪を切りますね」

といわれたので、え?もう前髪以外は終わったのか??と思ってみてみると、
下に落ちてる私の髪は、あまりない。


全然変わってないやんけーー!!

と叫びたいのをこらえて、


「乾かしたあと、サイドと後ろももう一度切るんですよね?」

と念を押してみたところ、“え?まだ切って欲しいの?”とあからさまに顔に出され、

「それじゃぁ、切りますよ」

といって、ふてぶてし~~くまた切り始めた。


そのあとしばらくして、コチュ(赤子)をベビーカーにのせてそば茶(だんな)が迎えに来た。


「あれ??これから切るところ?迎えにくるの早すぎたね~」


鏡越しに、私の終了寸前のヘアスタイルを見て、でかい声で言うそば茶。


“このまま終わるのならお金払うのいや~~!!”と思っていた私は、 いいぞ!そば茶!もっと言ってやって!!とそば茶の無神経をウヒョウヒョ喜んでいた。


そば茶「え?もうこれで終わりなの??全然軽くなってないじゃない?もっと後ろをこうして、サイドをこうしたいって言ってなかった??ね?」

うん、うん、とうなずく私。


そば茶「後ろのこの重~い黒~いモノをがんがん取っちゃうかんじでやり直してください」


さすが、フランス人にはフランス人が一番である。

がんがんと調子に乗ってそば茶がクレームをつけていたので、今まで暇そうに他の店員とおしゃべりしていた、たぶん35くらいの働きざかりの男性が、見習いの兄ちゃんと交代した。

「じゃぁ、とにかくガンガン軽くしちゃっていいんですね?」


そば茶「もうすぐ夏ですからね!ばりばりやっちゃってください!」


こんなときのそば茶は妙に生き生きしている。やっぱりフランス人だね、あんた。


そしてその働き盛りが、ばばーーっと切ったあと、それを横で眺めていた見習いの兄ちゃんに、

「じゃ、後よろしく」

といってまたおしゃべりに戻っていった。


日本だと、カットしたあともう一度シャンプーしたりするところもあるが、フランスではお目にかかったことは今のところない。


この兄ちゃんも、顔や首についたカットした髪の毛を、ドライヤーでババーーっと吹いて払うだけである。


人の顔面にそんなに近くから強風を当てるな~!というほど吹き飛ばされたにもかかわらず、まだまだたくさんついているカットした髪の毛。


そば茶「まだたくさんついてるよ、髪の毛。タオルか何かないですか?」

といったら、兄ちゃんはタオルを私に渡して、さっさとレジに向かった。

自分でせっせと髪を払う私。


出来上がりの髪型は、働き盛りに途中交代したおかげで、そんなに悪くはなかった。


でも、この美容院、日本にもって行ったら絶対につぶれる、私がそういう理由は、日本人のあなたなら、わかってくれるだろうと思う。


私がもうその美容院に行くはずもないことは言うまでもない。

いったいいつになったらお気に入りの美容院に出会えるのか。


ちなみにパリに住むそば茶のいとこから今日たまたま電話があったので、この話をしたところ、パリにすごくいい美容院があって、とくにアジア人におすすめだから、ぜひパリに来いといわれた。


兵庫県に住む人が東京に髪を切りに行くようなものである。


そんなハイカラなことは、1歳児のママの私にはとても出来ない。


私のこの小さな街での美容院ジプシーは、まだまだ続きそうである。






最終更新日時 2005.05.12 07:31:54
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2005.05.07

体のかたいフランス人。  (10)
[ いんちきフレンチ、ビンボウフレンチ ]  




フランス人の、とか書いているけれど、もちろんだんなのそば茶のことであり、
他の人はこんなにひどくはないだろうと思う。


私たち夫婦は今ダイエット中で、夜は、2人でエクササイズやストレッチをしている。


私は次の日筋肉痛になるのはいやだし、まして、筋肉ムキムキになるのも嫌だから、腹筋体操くらいはするけれどあとは、ほとんどストレッチ。


そうやってたらたら運動(?)している私の隣で、なんだかゴリラちっくにものすごい勢いで筋トレしているそば茶。


腹筋は、なんと毎晩300~400回はしているらしい。


・ ・・おかしい、人間じゃない。


腕立て伏せは100回くらい、あとは全身の筋トレをくまなくやっているのだとか。


私の腹筋やストレッチはそば茶からみたらなんだかニョロニョロしていて、 “ウケねらい?” と思うのだとか。


まったく失礼なフランス人だ。


そば茶の筋トレこそ、ものすごい形相で、しかもものすごいスピードで、

今からバグダッドにでも攻め込む気?


とつっこみたくなる。


いちおう、

「筋トレのあとはストレッチも大事なのよ~~」

といってみた。


だけど彼の体、おそろしくかたいのだ。

足を伸ばして手を床に近づける、あの「体の柔らかさをみるポーズ」をやらせてみたら、
笑えるほどかたくて、彼こそ本当にウケねらいでやっているのかと思ったほどだ。


そば茶「だけど僕は、日本人はフランス人より体が柔らかいとおもうんだよね、なんとなく。」

とか言い出した。

私「なんで?フランス人は肉食べすぎだから??」

そば茶「かもね~~、わかんないけど。だって、この間の会社の健診のとき、このポーズをやってって言われて、 中指の先が0.1秒だけ床に着いたら、医者に、

「あなたは充分、体やわらかいですよ、充分です!」

って言われたし。」


この、頭の中はフニャフニャかもしれないが、体はコチコチの男のどこをみたら充分やわらかいのか・・。


私「その医者おかしい。」


そば茶「ほかの人にも柔らかいっていわれたことあるもん。」


要するに彼がいいたいのは、「体が柔らかい」とみる基準が、日本とフランスでははげしく違うということだ。


それが本当かどうかはわからないが、ちょっとそば茶に無理させて、上記の柔軟体操を
できるだけ長く、最大限にやらせてみた。


そしたら、


「両ケツがつったぁぁぁ~~!!」


と魚のように床にころがって、おしりを押さえてのたうちまわっていた。


ちなみにこの体操で無理をしておしりがつったのはこれで3回目だとか。


「もう、絶対無理してやらない!絶対!!」

となみだ目でうらみがましい顔で私を見て、ぶつぶつ言っていた。


私はおしりがつったことはないので、苦しみは分からないけど、そもそも私のせいではないはずだ。



それにしてもここに書いていて思うのが、私のだんなは本当にどんどん変な人間になっていってるような気がする。


このブログも、フランス人全般について書いてることなんて少ないし。

この変なだんながたまたまフランス人だった・・というだけのような気もする。


なんだかフランス人に対して少し、申し訳なく思い始めた私である(←今さらか・・)。






最終更新日時 2005.05.07 05:12:47
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