テーマ:グランドカバー(1520)
カテゴリ:ヒメイワダレソウ
庭の一角を覆っているヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)も春に なって元気に復活です、萌芽が始まった時期はクラピアと一緒でしたが、ここに来て被服速度に違いが出てきた感じです。 ヒメイワダレソウの方はランナーが隠れ始めました、植えた場所に大きな違いは無いけどヒメイワダレソウの方が加速力が良い感じです。 クラピアも頑張っていますがわずかに遅れています、ただこの後一週間程度でほとんど同じ状態になりました。 見た目の 判断なので正確には何とも言えませんが、植え付け直後はクラピアに敵いませんでしたが(植え付け直後の成長比較)いったん広がってからの再始動はヒメイワダレソウも負けていません。 ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- ヒメイワダレソウとクラピアの違いをまとめてみました。 タイプ → 外来種で僅かですが種を付けるようです(種で増える可能性あり) 緻密性 → クラピアより若干隙間が開きます(雑草抑制に差が出る) 草高さ → 一番の違い、ひょろく立ち上がるので一目で分かる(クラピアは低い) 開花期 → クラピアより半月ほど長く咲いていました(5月下旬~10月中旬) 花密度 → 花の数はクラピアより多く、花茎も高くなる(花の比較記事参照) コスト → 一般的に販売されてる苗はクラピアより安価です(クラピアの1/3程度) 耐寒性 → クラピアより劣るみたいですが、盛岡市では大丈夫でした。 耐雪性 → これもクラピアより劣るみたいですが、同じく盛岡市では越冬しました。 ※越冬時期の気象データは、最低気温2月6日 -11.5℃ 氷点下日数 122日 最深積雪3月16日 26cm 積雪日数 98日でした 2013年07月15日の様子(植えつけてから1ヶ月ほど経ったときです) 2013年08月18日の様子(中央がヒメイワダレソウですが左右のクラピアと区別が付かない) 2013年10月19日の様子(だいぶ寒くなってきましたが、この頃まで花が咲いていました) 2014年4月26日の様子(クラピアに比べると這いずり回るランナーが見苦しい) 2014年6月9日の様子(花の数の違い、左がヒメイワダレソウ、右がクラピア) 結果として耐寒性も問題なかったし、被服速度も速いとくれば、後は見た目の問題かな、被服時の高さを我慢できれば、北国でもグランドカバーとしてヒメイワダレソウも活躍できそうです。 平成 27年 3月、ヒメイワダレソウが生態系に被害を及ぼす恐れのある外来種として指定されました、今後ヒメイワダレソウの利用抑制や適切な管理が求められると思います。 当ブログの記載内容はあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、またクラピアは植え付ける場所によって上手く育たないこともありますので注意して下さい、特に気候や日照、土壌環境は重要な要素ですメーカーや販売店のサイトに詳しく書かれていますからよく読んで下さい。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月15日 04時52分44秒
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