テーマ:グランドカバー(1519)
カテゴリ:クラピアの肥料
クラピアの肥料について、少し真剣に考えてみた、と言うのも7月6日に刈り込みを行った際、葉っぱの緑色が 濃い所と、薄い所がありマダラ模様になっていたのに気が付きました この状況で最初に疑ったのが肥料です、春先から何度か肥料を与えていますが、分量については特に根拠が無く、こんな感じかなーって、適当に撒いていました 事実を確かめるべく、7月15日に 8-8-8 の「芝の肥料」を、20g/m2 ほど撒きました、すると先日刈り込みをした際に、前回と比べてみましたが、マダラ模様がだいぶ解消されていました(右下の緑が薄い所は、太陽光が窓に反射して写りこんだ為です) そこで、肥料の量について、調べてみました、そもそもクラピアの肥料要求度って幾らなの ネットで調べたけど、植え付け時の元肥については詳しく書いてるが、その後の追肥について記述してるページは少なかったです 「クラピア繁茂後も様子を見ながら最低年1回は100日超の緩効性肥料を追肥してください」 「被覆伸長時、追肥すると茎葉伸長が更に促進されます」 などと書かれてても具体的な数字が無い、その中で「肥料要求度は高くないが、施肥により生育性が良くなり緑色保持期間も延びる(年間 20~30Ng/m2)」と書かれているページがありました この年間 20~30Ng/m2 って言う記述を探してました。 さて、20~30Ng/m2 と言うことは、窒素量から算出して、普段使用している 8-8-8 の「芝生の肥料」だと、年間の使用量は幾らになるでしょう ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- 20~30Ng/m2 なので、中間をとって 25Ng/m2 とします、庭の面積は 46m2(14坪) です。 年間の窒素肥料の量は 25 × 46 = 1,150g となります。 1年間に窒素肥料だけで 1,150g 必要 それでは、普通化成肥料の 8-8-8 を使用すると、1年間にどれだけの肥料が必要か。 窒素が 8% なので、成分から計算すると 1,150 ÷ 0.08 = 14,375g となります。 普通化成肥料の 8-8-8 だと、1年間に 14,375g 必要 ココで、数字を見て、ビックリです なんか思っていた以上にクラピアは、肥料を要求しているようです、今までは施肥量を1ヶ月に 20g/m2 程度と勝手に思い込んでいました。 試しに今年に入って与えた肥料の量を計算すると。 今年に入って与えた肥料は 20g/m2 × 46m2 × 4回 = 3,680g となりました。 と言うことは、年間に必要としている肥料の 1/4 程度しか与えてないことになります、これでマダラ模様になった原因が分かりました さて、それでは1ヶ月にどれだけ肥料を与えなきゃいけないかと言うと、生育期 4~10月とした場合。 1ヶ月に与える肥料は 14,375g ÷ 7ヶ月 = 2,054g ÷ 46m2 = 45g/m2 になります。 この量が多いか少ないかを芝生と比較してみました、そうすると、最初はとても多いと思っていましたが、芝生も 8-8-8 の化成肥料だと1ヶ月に 40~50g/m2 と記述されてて、クラピアが特別に多いわけではありませんでした 結果、クラピアは思っていた以上に肥料要求度が高い事が分かりました、肥料は多すぎると過繁茂状態になったり、病気が発生したりと、なかなか難しいのも事実ですが、一応の目安として今回算出した 8-8-8 で1ヶ月に 45g/m2 を参考にしたいと思います。 でも、ココまで書いてて恐縮ですけど、正直言って個人的には 8-8-8 で1ヶ月に 45g/m2 は、少し多過ぎな気がする 無駄に繁茂させると刈り込みも大変ですので、実際の施肥は葉色を見ながら、現状の 20g/m2 から始めて、少ない様だったら足してく感じかな。 肥料の量も気になるけど、種類も悩みどころ 緩効性化成肥料が良いと思ったので使用したけど、期待するほどの効果が感じられなかった、安価な普通化成肥料でも十分に役割を果たしてくれるし、今度は有機肥料も試してみたい、肥料については色々と挑戦して、家の庭にあった種類と量を探求したいと思います。 当ブログの記載内容はあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、またクラピアは植え付ける場所によって上手く育たないこともありますので注意して下さい、特に気候や日照、土壌環境は重要な要素ですメーカーや販売店のサイトに詳しく書かれていますからよく読んで下さい。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月23日 04時27分41秒
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