テーマ:グランドカバー(1521)
カテゴリ:クラピアの病害虫
まずは下の画像を見てください、昨日撮影した今年の庭の様子と、昨年の同時期に撮影した画像を並べてみました、明らかに違いが分かると思います。 2016年10月30日 2015年10月28日 昨年の画像は上の部分が変に赤く(褐変)なっている のが分かると思います、画像の下から始まる紅葉は季節的なもので問題なしです。 上の画像と皆さんのクラピアを比較してください、この時期に盛岡より南にお住まいの方のクラピアが極端に赤く(褐変)なっているのはおかしいので、もしそうなっていたら疑ってほしいことがあります。 それは、コガネムシの幼虫による根の食害です、私も最初は分かりませんでした、ただ単純に寒くなってきたから赤く(褐変)なったとばかり思っていたのですが、実は違っていたのです。 少し気持ち悪いかもしれませんが、思い切って移植ベラで掘ってみてください、そんな深く掘らなくても(10~15cm程度)幼虫がいればすぐに発見できます。 ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- 我が家は先手必勝でコガネムシの幼虫対策をしたので今のところ幼虫の発生はなさそうです、いくら強いクラピアでも根を食べられるとダメージが大きいし、庭全体で発生すると全滅の可能性だってあります。 根の先っぽが食べられて緑の部分が極端に少なくなったクラピアの根 そんな訳で、おかしいな、変だなと思ったら迷わず掘って確認することが大事ですが、気持ち悪いから嫌ゃーという方は、コガネムシの塚を見かけたら少し疑ってください ただ、益虫であるミミズも同じような塚(糞塚)を作るのでパッと見は区別が付かないので注意が必要です、もし殺虫剤を使うのであれば安易に使用せず、原因を確実に特定してからの方が良いでしょう。 ※残念ながら現時点でクラピアのコガネムシの幼虫に対する有効な対処方法を販売元では公開してません、市販薬(スミチオン乳剤、ダイアジノン粒剤3、オルトランDX粒剤)などで試してみたところ「オルトランDX粒剤」が、駆除と予防に有効かと思われます。 (殺虫剤は薬害があるので慎重に扱ってください) 当ブログの記載内容はあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、またクラピアは植え付ける場所によって上手く育たないこともありますので注意して下さい、特に気候や日照、土壌環境は重要な要素ですメーカーや販売店のサイトに詳しく書かれていますからよく読んで下さい。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月21日 19時54分49秒
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