テーマ:グランドカバー(1532)
カテゴリ:クラピアの病害虫
クラピアの病気と言えば「白絹病」に代表される土壌細菌が原因の葉枯れ病がほとんどで、フザリウム、リゾクトニア、ピシウムの三種類が主に起因していると言われています。 クラピアに糸状菌を見つけると「病気だっ!」と言うことで、慌てて殺菌剤を散布するのが通常のクラピアオーナーのリアクションとなっているほどです。 糸状菌に囲まれているクラピア 部位のアップ画像、クラピアは元気! しばらく天気が良かったせいか庭の雪が少しとけてマルチング資材が露出してきました、せっかくなので一部を取り払ってクラピアを観察してみることに。 すると、辺り一面にカビ(糸状菌)の大発生です、いや~凄い状態になっていてビックリ、でも不思議とクラピアは青々として茎葉は元気いっぱい、黒く腐敗している様子もなく異臭もありませんでした。 ---------------------------------------------------------------------------- 苗の予約販売が始まりました ↓ もう少しで今年もクラピアの季節です クラピアに混じる雑草の中でもカタバミは特に厄介です 雑草取りの様子を紹介します ---------------------------------------------------------------------------- この環境下での発生はクラピアには悪さをしないの?ただ単に有機物の分解としてだけ働いているのだろうか、それても気温が低くて活性していないだけなのか、今後はどのようになっていくのだろう。 マルチングの裏にもカビが発生 黒カビやら赤カビ、もしかして納豆菌? この状態は有機資材を使ったマルチングでは他でも見られました、条件が揃えば細菌類は増殖を始めて当然ですし、表に見えないだけで不織布などで覆われている部分も、ある層ではこうした菌の発生が起きていると思われます。 堆肥マルチでもカビ(糸状菌)の発生は所々で見られます このことは有機物が分解するには必要な過程だとすれば、土壌改良の観点からすれば望んでいたことでもあります、このような状態になった部分は他との成長具合に差が出るのだろうか?土の具合はどうなるのだろう団粒化は進むのだろうか、興味は尽きません。 ----------------------------------------------------------------------------
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最終更新日
2020年01月20日 05時05分23秒
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