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液晶生活 デジカメ,Mac,時々ライカ

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2014.05.05
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 先週は銀塩フィルムカメラ「GR1s」で使用したフィルムはコダックのネガフィルム「Ektar 100」でしたが、今回からは同じコダックのネガフィルムの「Portra 400」を使用してみました。「Portra 400」もISO感度400のカラーネガフィルムでは世界最高の粒状性を誇ると宣伝されています。そこで、結果は見えてはいますが、「GR」と「Portra 400」を使用した「GR1s」で解像感を比較してみました。

 「GR」はJPEG最高画質で撮影しPhotoshopでまず横幅3000ドットに縮小し一部を800×600ドットで切り抜き、あるいは縮小しました。「GR1s」はエプソンのフラットベッドスキャナー「GT-X970」で3200dpiで読み込み、Photoshopで3000×4500ドットでJPEG形式で保存しました。

全体
「GR」
464RICOH_GR_ResAll.jpg
 28mm/ 1/2500秒 / F5.6 / 0EV / ISO400 / 絞り優先AE / WB:オート/ 画像設定:スタンダード

「GR1s」
468RICOH_GR1sPortra400_ResAll.jpg
 28mm/ AE / F5.6 / 0EV / ISO400 / 絞り優先AE / KODAK Portra 400

 全体は縮小すると「Ektar 100」の時と同様に両者の違いは少なく感じます。全体の色調は「GR」はマゼンタ被り、「GR1s」はイエロー被りをしています。次に画面の中央部を800×600ドットで切り出しました。
 
中央
「GR」
465RICOH_GR_ResCnt.jpg

「GR1s」
469RICOH_GR1sPortra400_ResCnt.jpg

 「GR」の中央部は細かい枝葉まで解像していますが、「GR1s」はやはり細かい枝葉はつぶれ気味で描写されています。しかし、ISO400のカラーネガフィルムとしてはなかなか健闘しています。続いて画面左下を800×600ドットで切り出し比較しました。

左下
「GR」
466RICOH_GR_ResLft.jpg

「GR1s」
470RICOH_GR1sPortra400_ResLft.jpg

 やはり左下も中央と同様で、「GR1s」は細かい枝葉はつぶれ気味です。また、暗い樹の肌には粒状感がやや感じられます。最後に画面右上を800×600ドットでで切り出し比較しました。

右上
「GR」
467RICOH_GR_ResRgt.jpg

「GR1s」
471RICOH_GR1sPortra400_ResRgt.jpg

 右上もこれまでと同様で、「GR1s」は細かい枝葉はつぶれ気味でした。

 今回使用した「Portra 400」は、ISO 400のカラーネガフィルムの中ではかなり粒状性が高く解像感は高いと思います。富士フイルムのISO400クラスのカラーネガフィルムではかなり粒状感が目立ちますので、「Portra 400」はかなり粒状感が高く画質は良好なカラーネガフィルムだと思います。

 銀塩フィルムカメラではデジカメのようにISO感度を撮影途中で変えられないので、手振れしないシャッタースピードを確保したいときには「Portra 400」は有効な銀塩フィルムだと思います。
    
     





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最終更新日  2014.05.05 05:22:14



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