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　フォーメーション：サイドドライブで詰める

　フォアサイド

　１．レシーバーはストレートに

　半面に３人。２対１。２はトップ＆バック（フォアハンド）、１はレシーバー（左の箱、バックハンド）。サイドアレーでの打ち合いです。　

　レシーバーは相手トップ＆バックのフォアサイドに甘い球を出します⇒相手後衛がドライブを打って前に出ます（前衛は後衛の球だと判断し、後衛が前に出られるように場所を空けます*1）⇒レシーバーはストレートドライブ⇒前衛プッシュ*2（この時点で先程前衛だった人は後衛の場所に移動していなければなりません）⇒レシーバーは後ろに返球⇒後衛はドライブで詰めます⇒繰り返し・・・

　*1前衛は自分の真横を含めて、しっかりした体勢で打てないなら手を出してはいけません。中途半端な球を返球しては相手にチャンスをあげることに・・・。後衛が後ろからしっかりした球を打ち、その勢いのまま前に出て行くほうが攻めに繋がります。

　*2前衛でストレートプッシュ⇒センターへ移動（真横ではなく斜め前に）です。（実践ではクロス方向へレシーブを返球させるように打ちクロスとどめ！）

　・前衛はパートナーに「前！（打ったら前に出てね）」と声を掛けてスペースを作ってあげます。このとき、反対サイドのほうに離れすぎてはいけません。サイドから詰めるパターンですので、センターラインから離れすぎ（大回りし）ないように場所を空けてやり、後衛が詰めるタイミングと同時に後ろに回ります（パートナーがプッシュする時には後衛の位置（同じサイドの後ろ、片足はセンターラインにつけます）で抜けてきた球を逃さず攻撃します）。

　・「前！」の声を掛けるのとスペースを空けるタイミングはパートナーが打つ前です。

　・後衛がドライブを打って詰めるのは相手が打つ前です。

　＊勿論実践ではいいドライブを打てなくて切り替えされたりすることもあります。その場合は打った場所で詰めずに（パートナーも後ろに回らず開いた場所で）待ちます。パートナーは勿論切り返しを止めます。

　・ドライブは強い球より沈める球を心掛けます。より早くより高くタッチすること。

　・打ったらすぐに準備。速い球のやり取りです。ラケットを下まで下げず相手が打つ前にバックスウィングを取らなければ間に合いません。コンパクトな振りで。

　２．プッシュレシーブをクロスに返球

　１のパターンのプッシュレシーブをクロスに返球。練習者は前に詰めてプッシュ⇒クロスレシーブをさらにプッシュでフィニッシュ！

　・サイドドライブで前に詰めストレートプッシュ⇒クロスへのレシーブをネット際*で捕えてプッシュ。

　*ネット際：真横に移動してはクロス方向に逃げて行く球を捕えるのは難しいんです（ラケット面とシャトルの向きを考えてみて！弾かれるでしょ。）。ストレートをショートサービスライン（あまりネットに寄り過ぎないでね）で打ち、そこから斜め前に移動します（シャトルに向かって行くので弾かれず出て来た所にストレートに打てます。）軌道を考えるとネットから離れれば離れるほど自分から遠くなりますので、ネット際で捕えるように向かいます。

　３．プッシュレシーブはランダムに

　１を基本に。プッシュレシーブは自由に打ち分けます。前衛に詰めてのプッシュ、後衛のカバーを意識してかわされないよう打ち続けましょう。

　４．レシーブ練習

　レシーブが思い通りに打てないのでノックで基本から。

　以前の練習を思い出しましょう。

　バックサイド

　フォアの逆パターンです。打ち遅れないように準備を早くしましょう。

　３人のメンバーは時間でポジション交替。同じメンバーにならないようコートも移動します。