642080 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

フィンとリーフのトラキア博物館

フィンとリーフのトラキア博物館

武器スキル図鑑・聖戦士の伝説の十二武器編

フィン:ここではFEシリーズに登場した、伝説の武器や神将器、はたまたスキルなどを紹介していくコーナーとなっております。このエリアでは「聖戦の系譜」に登場した「聖戦士の伝説の12武器」を取り上げていきます。

なお順番は、左から武器の名前、聖戦士の血筋、その武器を祭られている王家、その武器を扱えるキャラクター、などとなっております。

No01
ティルフィング:聖戦士バルド:グランベル王国:シグルド→セリス

聖戦士の1人バルドの血をひく、グランベル王国シアルフィ家の嫡子が受け継ぐ、聖なる力をこめられた長剣。第5章で瀕死の重傷を負っていたシグルドの父バイロンから、無事シグルドへと受け継がれた。だがシグルドはバーハラの戦いで、アルヴィスに敗れ、ティルフィングもアルヴィスの手によって長年にわたって封印されていた。
しかし後にアルヴィスからシグルドの司祭を努めていたパルマークによって手渡され、そして暗黒教団の司祭たちに追われるものの、無事シグルドの息子セリスの手にわたった。伝説の武器の剣系の中で一番重いのだが、ピンチになると武器スキルとして「祈り」が発動し、回避率がアップする効果がある。ほかにも装備することにより、技と素早さが10ポイント、魔法防御が20ポイントアップするので、騎士系の弱点ともいえる魔法防御をかなり補強することができる。
だが入手するのがシグルド編、セリス編とも終盤になってからなので十分な力を発揮できないまま終わることも多いようだ。

No02
ゲイ・ボルグ:槍騎士ノヴァ:マンスター地方レンスター王国:キュアン→アルテナ


槍騎士ノヴァの血をひく、マンスター地方レンスター王国の嫡子が受け継ぐ、地の属性を持つ槍であり、ノヴァの兄であるダインが扱った天槍グングニルとは対になっていると思われる。シグルド編ではキュアンが、セリス編ではキュアンの長女でノヴァの血を濃く牽いたアルテナが受け継ぐ。この槍を受け継いだものは代々悲劇的な運命をたどったといわれ、残念ながらキュアン王子も運命には逆らえず、妻エスリンとともに砂漠に散った。娘であるアルテナもトラバント王によってさらわれ、トラバントの息子で義理の兄であるアリオーンとも後に敵対関係になってしまった。が、最後にはアルテナの思いは通じ、天槍グングニルと地槍ゲイボルグは2つ共に並ぶことになった。武器としては装備することにより、力、技、守備力がそれぞれ10ポイントずつアップする。攻撃力ではトップクラスなのだが、重量が15とかなりあり、その重さのためか命中率は高くない。

No03
ミストルティン:黒騎士ヘズル:アグストリア諸公連合・ノディオン王家:エルトシャン→アレス

黒騎士ヘズルの血をひくアグストリア諸公連合ノディオン王家の嫡子が受け継ぐ、魔力をもつともいわれる諸刃の長剣。エルトシャンから息子アレスに渡った。もともとはアグスティ王家が所持していたのだが、後にノディオン王家に嫁いだ王女が、ヘズルの血を濃くひいていたため、アグスティ王家に忠誠をつくすということを条件に、以降ノディオン王家にミストルティンが受け継がれることになった。人の血を欲するというのが魔剣の由来らしいのだが、真意は定かではない。装備をすると必殺の一撃が出やすくなる特徴がある。シグルド軍の時には、一時的に敵対してしまったエルトシャンが持っていたので、扱うことができなかったが、アレスに代替わりすると、その凄まじい威力にセリス軍は驚嘆したという。なお装備することにより、技が20ポイント、魔法防御が10ポイント加算されるので、魔道士相手にも十分相手にすることができる。セリス軍が所持する伝説の武器の中では、最強クラスであることには間違いないようだ。

No04
バルムンク:剣聖オード:イザーク王国イザーク王家:シャナン

剣聖オードの血をひくイザーク王家に嫡子が受け継ぐ反りのある片刃の長剣。グランベル王国フリージ家レプトールと、ドズル家ランゴバルトの策略によって、イザーク王国がグランベル王国に滅ぼされた時に行方不明になっていたが、生き延びていたシャナン王子がイード砂漠で発見した。とはいえ、始めは盗賊のパティ(もしくはデイジー)によって奪われていたのだが。剣系の中ではもっとも重量が軽く、しかも装備することにより、素早さが20ポイント、技が10ポイントアップし大幅に戦力がアップする。しかもシャナン王子は、イザーク王家の最強奥義「流星剣」を取得しており、バルムンクとあわさると、まさに「鬼神」のごとき凄まじい威力を発揮する。ほとんどの敵が一撃で倒せるほどの威力をもっており、アレスのミストルティンと共にセリス軍にとって最強の武器であることは確かだ。

No05
グングニル:竜騎士ダイン:トラキア王国トラキア王家:トラバント→アリオーン

竜騎士ダインの血を受け継ぐトラキア王家の嫡子が受け継ぐ、天の属性を持つ槍。アルテナの持つゲイ・ボルグとは対になっていると思われる。トラバント王がセリス軍との対決を決断し、最後の出撃をする際に、自ら息子アリオーンに直接渡される。装備すると、力と素早さと守備力がそれぞれ10ポイントずつ加算される。だが、戦いの進め方によっては、ほとんど威力を発揮するところを目にすることなく終わることが多い。とはいえ、攻撃力に関してはゲイ・ボルグと共に伝説の武器の中ではトップクラスであることには間違いない。だが、最も印象の薄い武器であることはいなめない。しかも、重量がゲイ・ボルグと同じ15と重く威力はあるものの命中率が落ちる。

No06
イチイバル:弓使いウル:グランベル王国ユングヴィ家:ブリギッド→ファバル

弓使いウルの血を引くグランベル王国ユングヴィ家の嫡子が受け継ぐ、聖なる力を与えられた長弓。幼いころ海賊にさらわれた姉ブリギッドに渡すため、双子の妹エーディンが持っていたのだが、アグストリアの争乱後の海賊騒ぎで、危機に陥っていたブリギッドだったが、シグルド軍によって助けられ、その際妹であるエーディンとの再会を果たし、そして聖弓イチイバルはブリギッドの手に渡った。後にブリギッドが結婚し、嫡男であるファバルを産み、イチイバルはファバルへと受け継がれた。娘であるパティにはこの弓を使うことはできない。装備することにより力と素早さがそれぞれ10ポイントずつ加算され、さらには特殊スキル「ライブ」の効果まであり、ブリギッドやファバルがダメージをうけると、HPの10%分回復してくれる。弓なので当然ドラゴンナイト&ドラゴンマスター、ペガサスナイト&ファルコンナイト相手だと「特効」なので、大概の相手は一撃で倒せる。

No07
スワンチカ:斧戦士ネール:グランベル王国ドズル家:ランゴバルド→ダナン→ブリアン

斧戦士ネールの血をひくグランベル王国ドズル家の嫡子が受け継ぐ聖なる巨斧。シグルド編ではランゴバルト卿が、セリス編ではブリアンが装備している。なおランゴバルトの息子で、ブリアンの父であるダナンも継承者なのだが、セリス編では所持していなかった。仲間になる同じドズル家の血をひくレックス(シグルド編)と、ヨハン&ヨハルヴァ兄弟(セリス編)は、いずれも次男と三男であり、スワンチカを使うことはできない。装備することにより、戦力アップすることはもちろんだが、最大の特徴は持つ者の守備力を極限まで高めるというものである。実際守備が20ポイント、魔法防御が10ポイント加算されるため、なかなかダメージを与えられない。三代にわたってプレイヤーを苦しめる忌々しい武器であるが、もともとは斧なので命中率はそんなに高くなく、しかも伝説の武器の中では最も重いので脅威はさほど感じないのが実感できる。とはいえ、当たると大ダメージになるので、なるべく避けたい相手ではある。

No08
バルキリー:大司祭ブラギ:グランベル王国エッダ家:クロード→コープル

大司祭ブラギの血をひく、グランベル王国エッダ家の嫡子が受け継ぐ聖なる杖。シグルド編でクロード神父がバーハラ皇子クルト殺害の真相を知るために訪れたブラギの塔で、伝承でしかなかったといわれていたこの杖を発見し受け継ぐ。後にセリス編で、クロード神父と踊り子シルヴィアの息子コープルが、養父であるハンニバル将軍から手渡される。伝説の12の武器の中で、唯一の回復系にあたるので、攻撃はできない。装備をすることによって得られるボーナスはないものの、この杖はその章で起点となる城の城内で死んでしまった仲間を1人生き返らせることが出来るのだ。使うことにより確実にレベルアップするものの、一度しか使うことができない上に、30000ゴールドという莫大な修理費がかかるので、なかなか使える踏ん切りがつかない。故に一度も使えずにゲームを終了することも多いようだ。

No09
フォルセティ:風使いセティ:シレジア王国シレジア王家:レヴィン→セティ

風使いセティの血をひく、シレジア王家の嫡子が受け継ぐ強力な風魔法。シグルド編では亡くなったシレジア王から王妃ラーナを介して息子のレヴィンに手渡される。後にセリス編ではレヴィンの息子でシレジア王子であるセティに受け継がれている。装備することにより戦力アップするのはもちろんのこと、技が10ポイント、素早さがなんと20ポイントアップするので、ほとんどの相手に対し確実に2回攻撃ができる。しかも親子共々元から素早さに対しては長けているので、よほどのことがない限り相手の攻撃をうけることはない。アーマー系、ドラゴンナイト系には絶大な威力を発揮する。しかも風の魔法なので、魔法系の聖なる武器でもっとも軽いので連続攻撃がしやすい。命中率、攻撃力も高いのでほとんどの敵は一撃で倒せるほどである。しかし風魔法の本意は穏やかに流れるものである。

No10
トールハンマー:魔法騎士トード:グランベル王国フリージ家:レプトール→ブルーム→イシュタル

魔法騎士トードの血をひくグランベル王家フリージ家の嫡子が受け継ぐ雷の魔法。シグルド編ではレプトールが、セリス編では息子であるブルームが、さらにブルームの娘であるイシュタルに受け継がれていく。なお、ティルテュは嫡子でないため使えず、その子供であるアーサーとティニーも使うことができない。ブルームは守ってもらうつもりでイシュタルに手渡したのだが、イシュタルはそのままバーハラのユリウス皇子の招きに応じてしまい姿を消してしまう。装備することにより、技が20ポイント、素早さが10ポイント加算される。なので、命中率は魔法の中でもかなり高い。なおイシュタルは「雷神」の異名で呼ばれており、もっともうまくこの魔法を使いこなし、セリス軍を最後まで苦しめた。

No11
ファラフレイム:魔法戦士ファラ:グランベル王国ヴェルトマー家:アルヴィス

魔法戦士ファラが受け継ぐグランベル王家ヴェルトマー家の嫡子が受け継ぐ炎の魔法。アルヴィス卿がシグルド編、セリス編と「聖戦の系譜」の物語全体にわたって保有している。装備することにより魔力、守備力、魔法防御がそれぞれ10ポイントずつ加算される。ただその威力を戦闘で見ることができるのは、第10章の最終戦だけである。ただアルヴィスの戦闘力も相俟って、攻撃力に関しては、全魔法の中で一番高い。そのためセリス軍で互角に渡り合えるのは、ティルフィングを装備したセリスと、ミストルティンを装備したアレスだけである。ただ聖なる魔法の中でもっとも重量があるので、命中率に関してはほかの魔法より少し劣っている。

No12
ナーガ:聖者ヘイム:グランベル王国バーハラ王家:クルト→ディアドラ→ユリア

聖者ヘイムの血をひくグランベル王国バーハラ王家の嫡子が受け継ぐ光魔法。クルト皇子から娘であるディアドラへ、そしてその娘であるユリアに渡ることになる。闇の魔法ロプトウスとほぼ同じ程度の威力があるのだが、相手の戦力を半減させるというロプトウスの力を無効にする力がある。このふたつの魔法は古代竜族の光族であるナーガと、暗黒竜族メディウスの一族の仲間であるロプトウスの力そのものといっても過言ではなさそうだ。装備をすることにより、技、素早さ、守備力、魔法防御がそれぞれ20ポイントずつ加算されるという、いささか卑怯に近い数値である。「聖戦の系譜」の最終局面に入るまで手に入れることができないため、あまり活躍の場面がないほどが残念なほど派手な魔法である。だが、最終ボスであるユリウスを倒せる唯一の魔法なので、重要な魔法であることは確かである。


「聖戦士伝説の12武器編」・完


© Rakuten Group, Inc.