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フィンとリーフのトラキア博物館

フィンとリーフのトラキア博物館

エレブ人物図鑑・烈火の剣編(3)

フィン:「エレブ人物図鑑・烈火の剣編」も第3弾となります。今回は「ホークアイ」からスタートします!!

なお、トップページでも述べておりますが、この「烈火の剣」と「封印の剣」にある「恋人」は、あくまでも管理人のお気に入りのカップルを取り上げていますので、そこのところはご了承ください。


最新更新情報:6月2日に、No49「リムステラ」~No50「ネルガル」までアップし、コンプリートしました。(研究所所長フィン)


No31

ホークアイ:38歳:ミスル半島ナバタ砂漠:狂戦士
恋人:なし(既婚者で子供あり) 支援相手:ニニアン

エレブ大陸南西部の半島にある、ナバタ砂漠を守護する狂戦士。オスティア侯爵ウーゼルの勧めで砂漠を訪れることになった、エリウッド一行を、大賢者アトスのもとへと案内するために現れる。ならずものに襲われていたパントとエリウッドたちの助太刀に加わり、以後行動をともにすることになる。砂漠の奥地にある、人と竜が心安らかに共存するという理想郷[竜の里]に住んでおり、理想郷を作り上げたアトスを主と敬い、その命に忠実にしたがう。思慮深く争いを好まない性格で、その寡黙さと泰然自若(たいぜんじじゃく)とした態度で独特の雰囲気を醸し出している。狂戦士という名に相応しく、戦いではその豪椀から繰り出す斧攻撃に、立っているものはほとんどいなかったという。動乱終結後、亡くなったアトスの遺志を守り、ナバタ砂漠を守護し続けたという。なお彼は既婚者であり、娘もいるという。実はその娘こそが「封印の剣」に登場するイグレーヌである(ホークアイ&ルイーズとの支援会話で判明する)。


No32

ガイツ:28歳:ミスル半島:ウォーリア
恋人:なし 支援相手:なし

ミスル半島沿岸部に本拠地を構える有名な大商家、ベルガー商会の跡取り息子。商売人として非情な一面をもつ父親との不仲が原因で家を飛び出し、放浪生活を続けていた。ベルンで旧知のダーツから声をかけられ仲間に加わる。言動こそ粗暴な印象をうけるが、根は優しい青年である。裕福な家で何一つ不自由なく暮らしてきたせいか、自分の情熱を注ぐべき対象がなく、何をするにも人任せで飽きっぽい。しかしエリウッド軍の仲間と接する内に、自分のいるべき場所を真剣に探し出すようになる。足の病気を煩う妻のために傭兵家業を続けるドルカスと話す内に、誰かのために戦うこと、生きることの意味を知っていく。またダーツとの支援会話では、戦いが終わったら一緒に海賊船に乗り、自分の人生を探すことを決意する。そしてこの動乱終結後、彼は港町バドンへ赴き海賊船に乗っている。いつか本当に自分の生きる道が見つかることを信じている。


No33

パント:26歳:エトルリア王国:賢者
恋人:ルイーズ(既婚) 支援相手:ルイーズ・カナス

エトルリア王国のリグレ公爵にして、王国が誇る「三軍将」の1人「魔道軍将」を務める賢者。王国屈指の大貴族ではあるが、お忍びで諸国を巡るなど自由を愛するおおらかな男である。妻ルイーズとともにベルン王子ゼフィールの成人祝賀儀式に向かう途中、ナバタ砂漠でエリウッドたちと出会い、ベルンへ同行することになる。魔道に対して飽くなき探求心を持っているパントだが、その恐ろしさもよく心得ている。なにしろ彼は、「八神将」の1人大賢者アトスを師と仰いでいるのだ。アトスに教わった魔法に関する深い知識、自らの足で得た豊かな経験、その2つをパントは間違いなく、偉大なる理魔道士の1人である。愛する妻ルイーズとの名コンビで、エリウッドたちを助けたパント。2人のアツアツぶりに当てられて、結婚を真剣に考えた若者も、エリウッド軍の部隊の中には、きっといたに違いない。動乱終結後、妻ルイーズとともにエトルリア王国に戻ったパントだが、魔道研究に没頭するため、突然「魔道軍将」を引退する。王国内が騒然とする中、彼はルイーズとともに、生まれてくる子供の名前をのんきに考えていたという。


No34

ルイーズ:23歳:エトルリア王国:スナイパー
恋人:パント(既婚) 支援相手:パント・レベッカ

夫であるパントと常に行動をともにするリグレ公爵婦人。誰もが目を見張るような美女だが、当の本人にその自覚はなく、天然の無邪気さで周囲のものたちをなごませている。加えてルイーズは弓の扱いに長けていて、優雅な仕草で鋭い一撃を放つ、優秀なスナイパーでもあるのだ。夫パントを心から愛しており、「パント様と一緒でしたら、私どうなっても構いませんわ」と平然といってのけるほど、夫に対するその愛は深い。大貴族でありながら高慢なところがなく、おっとりとして人あたりも良い。美しさ故かエリウッド軍の仲間の男性陣から好かれるが、パントへの想いは揺るがない。彼女らしいエピソードといえば、最終決戦で、古の竜を目の前にして、身ごもっていることをパントに告白したことである。動乱終結後、愛する夫とともにエトルリアに戻った彼女は、パントとともに生まれてくる子供の名前をのんきに考えていたという。その子供たちこそ「封印の剣」に登場するクレインとクラリーネである。


No35

ハーケン:26歳:リキア地方フェレ公国:勇者
恋人:イサドラ 支援相手:イサドラ

エルバート侯爵とともに失踪したフェレ主力騎士団の、唯一の生き残り。ネルガルによって騎士団は壊滅し、同時に主君であるエルバートを連れ去られてしまったため、[黒い牙]に単身潜入し、復讐の機会を伺っていた。だが、同じくフェレ騎士で婚約者であるイサドラに説得され仲間に加わる。主君を守れ切れなかったという自責の念は大きく、ハーケンは自棄的になっていた。だが、自分を責めることもなく許したエルバートの息子、エリウッドの心に打たれ、忠誠を捧げることを誓う。仲間に加わる際のエリウッドとの会話から、ハーケンの忠実さと勇敢さが伺える。しかしハーケンは人としてやや堅物過ぎるきらいがあり、やっとの思いで再会した恋人イサドラにも正直な言葉を伝えられず、泣かせてしまったりと、意外と不器用なところもある。戦闘力としては剣と斧を巧みに相手によって使い分け、ここ一番での攻撃力は凄まじいものがある。動乱終結後、彼はフェレに戻り恋人のイサドラと結婚式を挙げる。同じフェレ騎士としてともに戦った2人に、同僚の騎士たちや、エリウッドとエレノアからも惜しみない祝福を与えたという。


No36

カレル:26歳:サカ地方:ソードマスター
恋人:なし 支援相手:カアラ

各地に剣の修行の旅を続け大陸をさすらう剣士。剣を次ぐのはただ一人という、一族のオキテに従い親兄弟を殺しあい、父と兄たちを斬って生き残った。その後は何かにとりつかれたかのように、西方三島の[石巨人]の異名をもつケイレス、イリアの[氷帝]など、エレブ大陸の強者と次々と斬り渡ったことから、人々から[剣魔]と呼ばれ恐れられている。戦う相手を求めさまようようにエリウッドたちと出会い、エリウッドの剣としての才を見抜いて一行に加わる。凄まじい剣技と戦歴から、数多くの逸話が人々の間で囁かれるが、真偽の方は定かではないようだ。常に冷静で無口な男だが、エリウッド軍の仲間たちと接する中で人間らしい一面もかいま見せる。オスティアで再会した妹カアラとは一子相伝の一族のオキテに従い斬りあおうとするが、カアラの真摯な心に打たれて思いとどまる。また少年剣士ギィに剣技を教える内に、彼の情熱に心動かされる一面もある。軍の中でも強さはトップクラスで、常に先陣を務め[黒い牙]の兵士や、人造生命体[モルフ]を片っ端から斬り伏せた。動乱終結後、彼は風のように姿を消した。一部では故郷であるサカに戻ったとの説もあるが、真偽は定かではない。


No37

ニノ:14歳:リキア地方:魔道士→賢者
恋人:ロイド(注:ゲームではできません) 支援相手:ジャファル・カナス

[黒い牙]の見習い魔道士。首領と再婚したソーニャの連れ子だが、血の繋がりはいっさいなく、彼女の本当の両親はネルガルとソーニャによって殺されている。ソーニャの陰謀によって、ベルン王子ゼフィール暗殺の責を負わされ、殺されそうになったところを同僚であるジャファルやエリウッドによって助けられ、後に仲間に加わる。母親だと思っていたソーニャから冷たい仕打ちを受け続けた為、肉親の愛情に飢えている。そんなニノを庇うかのように[黒い牙]のラガルトやジャファル、ロイドやライナスのリーダス兄弟から優しくされていて、ニノもロイドやライナスのことを実の兄同然に慕っている。父に愛されようとあがくベルン王子ゼフィールの姿に共感し、自らの手で殺すことができなかったニノは組織を抜ける。後に戦いの果てにモルフと化した、父ブレンダンや、兄であるロイド、ライナスの変わり果てた姿を見て、ニノは深い心の傷を負う。そして竜の門での最終決戦。スリープの杖で眠らされたロイドをニノは庇い、殺さないで欲しいと嘆願する。ネルガル打倒後、ロイドはネルガルの呪縛から解放され、一命を取り留める。彼は記憶の大半を失っていたが、ニノの献身的な介護で少しずつ記憶を取り戻していった。動乱終結後、エリウッドの好意で、リキアにロイドとともに居を構え、後に2人は結ばれ幸せな生活を送ったという。


No38

ジャファル:21歳:出身地不明:アサシン
恋人:なし 支援相手:ラガルト・ニノ

[死神]の異名をもつ最強の暗殺者。[黒い牙]では四牙の一員として恐れられているが、実はネルガルが組織の内部から崩すために放った刺客である。幼いころにネルガルに拾われて、感情をもたない殺人の道具として教育をうけて、数々の暗殺をこなしてきた経歴をもっている。ベルンのゼフィール王子暗殺のため、ニノとベルン城に侵入するが、組織のオキテを破ってまで王子と自分の命を助けたニノの優しさに触れて、徐々に彼にも人間としての感情を芽生えはじめる。エリウッド一行に加わってからは、仲間たちと話すうちに、より感情が表面に出てくる。特に心を動かされたニノには特別な想いを抱いているようだ。そしてかつての仲間であるラガルト、恋人のレイラを殺されたマシューとの会話でも、心の揺れが明かされた。実際の戦闘でも、得意技である[瞬殺]という技で、次々とネルガルのつくった疑似生命体モルフを倒していった。動乱終結後、ひっそりと姿を消したが、賞金首として、今では追われる身だという。


No39

ヴァイダ:35歳:ベルン王国:ドラゴンマスター
恋人:なし 支援相手:ヒース

[竜牙将軍]の異名をもつ、元ベルン王宮付き竜騎士。上官から村民虐殺の命令に納得ができず、上官に逆らった罪でベルン王宮を追放される。その後[黒い牙]と契約して、エリウッド一行の前に立ちはだかるものの、それも失敗に終わる。実はネルガルの力を借りてベルン王宮に復帰したいが為におこした行動だった。周囲の人たちが怯むほどに残忍で好戦的な性格をしているが、ベルン王国のゼフィール王子に対しては絶大な忠誠と希望を抱いていた。そして[黒い牙]のものたちが行おうとした、ゼフィール王子の暗殺計画を、エリウッドたちが阻止したことにより、彼らに手を貸すことになる。仲間となってからも性格は変わらないものの、エリウッドたちの行動をみて、彼らに対する見る目が少しずつではあるが変化していく。かつての部下ヒースとベルン復興を誓いあい、また同じ境遇を持っている、フェレの騎士ハーケンとの交流で騎士としての自分を見つめ直すのである。動乱終結後は、なにも言わずに姿を消す。その後の彼女の消息は不明で、ベルン騎士たちによって戦死したとの説や、ベルン国王に即位したゼフィールに仕えたとの説などあるが、真意は定かではない。


No40

レナート:40代前半(詳しいことは不明):出身地不明:司祭
恋人:なし 支援相手:なし

[魔の島]でエリウッドたちが出会う謎の司祭。ネルガルとの最終決戦の直前に、再び彼らの前に姿を現し、世の平穏を取り戻すために力を貸す。もとは傭兵らしいのだが、仲間に対しても自分のことは多くは語らない。ただし自分が過去に犯した罪に対する良心の呵責(かしゃく)を、心の奥に秘めている。牧師として隠居生活を送っているが、そのたちふるまいの隙のなさから、戦いを生業にしていたようだ。なお支援会話の中でワレスの語る「三十年前に師と仰いだ男」や、カナスとの会話で語られる「ネルガルの協力者であり、実験台として最初にモルフになった男」などがある。しかし本人は、あまりそれについては多くは語らないようである。動乱終結後、彼は風のように姿を消した。まるで始めからそこには存在しなかったかのように・・・。それ以降、彼に対する消息の情報は何一つない。


No41

アトス:年齢不詳:出身地不明:大賢者(八神将)
恋人:なし 支援相手:なし

[大賢者]と称えられる、かつての八神将の1人。魔道を極めたが故に人の理から外れ、人竜戦役(じんりゅうせんえき)より1000年の間、ナバタ砂漠の地下神殿生き続けていた。常にエレブ大陸のことを見守っており、邪悪な力をつけた、かつての親友ネルガルを倒さなければ、この世のすべての災いを止められないと考え、エリウッドたちを導いていく。かつてはネルガルとともに魔道を学び、友と認めあう仲であった。だが[竜の里]を発見してから、2人の道は分かれてしまう。人と竜との共存のために竜族の知識を得たアトスと、自らに強大な力を得るために、野望をもったネルガル。アトスはエリウッドたちに力を貸し、最後は[竜の門]にてネルガルを止めるべく「光魔法アーリアル」と「理魔法フォルブレイズ」を手に直接対決し、後にネルガルの最後の力で呼び出した「古の竜」とも戦った。さしもの大賢者も、竜との戦いに力を使い果たし、[竜の門]にてエリウッドたちに看取られて、永遠の眠りにつく。そして最期まで人の未来を案じていたという。


No42(ヘクトル編のみ登場)

ファリナ:19歳:イリア王国エデッサ王国:ペガサスナイト→ファルコンナイト
恋人:ダーツ 支援相手:ダーツ、フィオーラ

イリアの天馬騎士団に所属する、自称「すご腕」の天馬騎士。いい儲け口があると聞いて、はるばるベルンにやってきたものの、期待はずれに終わり、新たな雇い主を探しているところを、オスティア侯弟ヘクトルに20000ゴールドで雇われて、仲間に加わる。フィオーラを姉に、フロリーナを妹にもつ、天馬三姉妹の次女に当たる。天馬騎士団に入隊してすぐに、自分が犯した失態のせいで、借金を抱えることになった姉を助けるために、お金にこだわっている、姉妹想いのしっかり者である。仲間になってからもお金に関してはうるさく、雇い主であるはずのヘクトルにも平気でかみつくほどである。しかし、実の姉妹であるフィオーラやフロリーナの会話からは、家族への深い愛情が感じとられる。それがファリナの本当の姿であろう。「すご腕」だけあって素早い動きで相手を撹乱し、隙があれば構わず攻撃をしかけていく。同じく雇われたというダーツとの支援会話の中で、億にもたっするお宝があると聞きこの話に食いつくと、ダーツとの宝の地図が書かれた謎説きを、必死に解こうとしているファリナの姿も面白い。動乱終結後はイリアに戻ると、再び傭兵としての旅に出る。が、しかし仲良くなったダーツのことが忘れられなかったらしく、度々港町バドンに向かい、ダーツと会ってはよくちょっかいを出しているらしい。


No43(ヘクトル編のみ登場)

カアラ:23歳:サカ地方:ソードマスター
恋人:バアトル 支援相手:バアトル・カレル

行方不明となっている兄カレルを探して旅をする女性剣士。親兄弟をカレルを除いてすべて失い、優しかったころの兄の面影を求めエレブ大陸をさまよう。兄の行方を探す中で立ち寄った各地の格闘技場で、連戦連勝したことから「剣姫(けんき)」と呼ばれ恐れられている。オスティアの格闘技場で一度破った相手バアトルの挑戦を受け、その激しい気性に興味を抱きエリウッドたちの仲間に加わる。彼女はサカの生まれではあるが、ほかの部族とはいっさいかかわらない一族の中で育ってきたため、世間知らずなところがある。奥義を受け継ぐのはただ一人のみという一子相伝のオキテにより、彼女はカレル以外の肉親を失い、俗世間とも縁をきり、兄を探し続けていた。そしてオスティアの地で、無事に兄カレルとの再会を果たした。この戦いの中で彼女は、バアトルの話に興味をもちはじめ、自分に敗れてから、いかにして彼が修行をしたことなどを聞くうちに、いつしか2人に恋愛感情が生まれる。動乱終結後、カアラはバアトルと結ばれる。そして娘が生まれたものの、その直後から病魔に襲われ、やがて彼女は愛する夫と娘に看取られながら、静かにこの世を去ったという。


No44

マリナス:45歳:リキア地方フェレ公国:旅の商人(輸送隊)
恋人:なし 支援相手:マーカス

大陸各地を周りながらいろいろな品物を売り歩き、旅をしていた商人。キアラン領の端地で山賊に襲われそうになったところを、エリウッドたちによって助けられた。長年貴族の家に仕えることを夢見ていたため、荷物管理を頼みたいというヘクトルの唐突な申し出を、2つ返事で快諾して一行に加わる。商才に長けているだけあって、人あたりのいい商売人といった性格である。根は真面目で小心者で、ヴァイダとの支援会話では、彼女を恐れて必死に機嫌をとる様子が伺える。同年代であるマーカスとは話もあうようで、改めてエリウッドへの忠誠を誓う。ニノとの会話では、マリナスの優しい一面がのぞかれる。動乱終結後はオスティアで商売を始めたものの、うまくいかず店を潰し、その後エリウッドのもとでフェレで厄介になっている。


No45

ロイド:27歳:出身地不明:ソードマスター
支援相手:ライナス (恋人:ニノ←管理人お気に入り・もちろんゲームでは無理です・汗)

[黒い牙]の中でも最強と名高い[四牙]の筆頭で[白狼](はくろう)の異名をもつ剣の達人。弟のライナスとともに[リーダス兄弟]と並び称される。父ブレンダンの後妻ソーニャの行動に強い疑問を抱いていたのだが、父親ブレンダンと後妻の連れ子ニノへの気遣いから口に出すことができず、結果的に暗躍を許してしまった。[白狼]ロイドは、ただ剣に優れているだけではなく、計算された戦いを好む頭脳派であり、また市街地での戦いを避ける分別や優しさを兼ね備えている。彼こそ義賊として名高ったころの[黒い牙]の精神をもっとも体現している「好漢」であるといえる。ベルンにある「封印の神殿」で、エリウッドたちと対決。体力を吸い取るという闇の剣「ルーンソード」でエリウッドたちを苦しめた。一度は破れ、暗黒魔道士ネルガルによって、モルフとして甦るも再び敗退。しかし義妹ニノの献身的な介護のお蔭で一命を取り留める。しかしその代償は大きくロイドの記憶をほとんど失ってしまう。動乱終結後ニノによって徐々に記憶を取り戻したロイドは、後にニノと結ばれる。


No46

ライナス:25歳:出身地不明:勇者
支援相手:ロイド

兄ロイドとともに[四牙]の一角を担う勇者。[狂犬]の異名で知られる。父親で首領のブレンダンと兄ロイドを信頼していて、その命令であれば疑うことなくすぐさま実行にと移す。熱しやすい直情型の性格で、戦場においてはその大地をも切りさく力で、狂気に満ちた刃をふるう。ソーニャの陰謀で、組織の任務としてフェレ公子暗殺を請け負い、リーダス兄弟の長兄ロイドとともに、最大の強敵としてエリウッドたちの前に立ちはだかるライナス。兄とは違い物事を深く考えるタイプではないものの、ソーニャやジャファルなどに胡散臭さを感じている。しかし、父と兄を絶対的に信頼しているため、その実直さをネルガル一派に利用される。ベルンの市街地でエリウッドたちと対決するも敗れ重傷を負い、後にネルガルの部下リムステラによって命を落としてしまう。その後ネルガルによってモルフとなって蘇ったものの、再びエリウッドたちの前に敗れた。


No47

ウルスラ:20歳:出身地不明:ヴァルキュリア
恋人:レイヴァン(注意:ゲームでは無理です・汗)

[黒い牙]のソーニャの腹心であるヴァルキュリア(戦乙女)。ネルガルとソーニャが[黒い牙]を掌握したあとにジャファルとともに[四牙]の1人となった。口調は柔らかい印象をもつ彼女だが、その言葉を意味するところは非情で残酷な印象である。優しい微笑みをたたえたままでも、相手を死に至らしめることが出来るほどの冷酷さをもっている。ソーニャのような残酷さと強さと、完璧なまでの美しさになりたいとの欲望を抱く。ベルンの王宮にて、ゼフィール王子暗殺を中止したジャファルとニノを[牙のオキテ]にしたがって殺そうとする。しかしそこに現れたエリウッド達と遭遇。強力な魔力でをもって戦いに挑むものの、その戦いの中で、かつての幼なじみで、許嫁だったレイヴァン(本名はレイモンド)と再会を果たす。一度は彼に背けるものの、夜明けまでという時間制限までに、エリウッド達を倒すことができなかったことで失意で落ち込んでいたところ再び出会い、数年ぶりの再会を喜んだ。しかしそれも束の間、ネルガルの忠実な部下リムステラによって命を落としてしまう。だが、ネルガルによって「モルフ」としてふたたびエリウッド達の前に姿を現す。しかし今度はレイヴァンの従者ルセアによってスリープの杖で眠らされ、恋人であるレイヴァンによって武装解除させられた。ネルガルによって大半の記憶を失っていた彼女だが、レイヴァンの献身的な介護のお蔭で、記憶を取り戻すことができた。後に彼女は幼なじみだったレイヴァンと結ばれ、幸せに暮らしたという。


No48

ソーニャ:年齢不詳:出身地不明:賢者

ネルガルに忠誠を誓う闇の賢者。ネルガルの指示によって[黒い牙]に潜入し、首領であるブレンダンをその美貌で駒にして、ネルガルの野望のために利用する。実はエフィデル同様、ネルガルによって作られたモルフだが、彼女は自分が人間だと思っている。連れ子としていたニノにも愛情のかけらもなく、夫であるブレンダンに対しても同様の態度をとった。彼女にとっては、ネルガルに認められ、頼りにされることがすべてなのである。ブレンダンの息子であるロイド、ライナスや[黒い牙]の古参のメンバーは、後妻であるソーニャに疑問を抱いていた。が、しかし夫を骨抜きにした彼女は組織を思うがままに操った。実はニノの両親を殺したのもネルガルとソーニャ自身であったことが、第2の拠点である「水の神殿」で明らかにされた。エリウッド達を遠距離魔法などで苦しめたソーニャであったが、一瞬の隙をジャファルにつかれ破れてしまった。そして後に、彼女自身がモルフだったことが、彼女自身の崩壊の時にようやく知ったという。


No49

リムステラ:年齢不詳:出身地不明:賢者

ネルガルが作り出したモルフの中で、自らの最高傑作とうたうモルフであり、人間を遥かに凌駕する、その能力は計り知れない。ネルガルの指示で各地の強者を次々と倒し、命の源でもある[エーギル]を集めていた。ソーニャなどモルフの共通点なのか、中性的な外見で、危うい美をはらむ闇の賢者である。リムステラは極めて寡黙でその感情を伺いしることはできないのだが、自分がモルフであることをわかっているような素振りもあって、どこかはかない存在である。しかし自らの創造主であるネルガルへは絶対的な忠誠心をもっている。魔の島でエリウッドたちと対決。精鋭揃いのモルフで迎え打ち、自らも強力な理魔法フィンブルで、エリウッドたちを窮地に追い込んだ。しかし魔力が尽きてしまうとあとは崩壊の一途を辿った。最後はエリウッドによってとどめを刺され、砂となって崩れ落ち消滅したという。


No50

ネルガル:年齢不詳:出身地不明:災いを招く者

暗黒より生ずる知識の探求者。人の定めを越えてまで生を紡いだ結果、強大な力を求めるようになり、大陸に古の竜を蘇らせるべく戦乱の火種を各地におこす、以前後の[大賢者]となったアトスとは同士だったのだが、意見の食い違いから決裂し、アトスと対決するものの敗北。それをきっかけに闇に身を潜め、より強大な魔力を得るようになる。過去に失われし竜族の文明に触れ、その力をもってエレブ大陸を我がものにしようと企む。竜を召還させるために必要な[エーギル]を集めるために[黒い牙]を背後から操り、混乱と戦火をおこした。過去にはアトスとともに知識を学ぶ身であったのだが、いかなるものをも砕く力を求めた先に何があったのかは、彼自身しかわからず、いつしか深い闇は彼自身すら飲み込んでいった。[竜の門]でエリウッドたちと対決。強力なモルフで迎え打つものの、すべて倒されてしまう。そして闇魔法エレシュキガルでエリウッドたちを追い詰めるが、アトスの光魔法アーリアルとエリウッドの「烈火の剣デュランダル」、ヘクトルの「天雷の斧アルマーズ」、リンの「精霊剣マーニ・カティ」「ソール・カティ」の前に敗れた。



「エレブ人物図鑑・烈火の剣編」は、これにてコンプリートです!!(研究所所長フィン)

「エレブ人物図鑑・封印の剣編」に続きます!!


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