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フィンとリーフのトラキア博物館

フィンとリーフのトラキア博物館

トラキア人物図鑑編(1)

フィン:と、いうことで今回の新企画は、今までやりそうで出来なかった「トラキア776」に登場した人物図鑑をやっていこうと思います。なお「聖戦の系譜」に登場した5人(リーフ・フィン・ナンナ・デルムッド・セティ)もあえてこの人物図鑑に掲載していきます。順序はこれまでの「人物図鑑」同様、ナンバーの後「名前」「年齢」「出身地」「クラス」「恋人」「スキル」「支援相手」となっています。なお年齢に関しては、フィアナ村の挙兵の時点ではなく「終章」終了後、つまりマンスター完全解放までとなっています。

スキルに関しても、この「トラキア776」に関しては「追撃」のスキルはありません。自分の素早さのステータスが相手よりも3ポイント以上、上回っていた場合ほぼ全員が「追撃」することができます。



最新更新情報:06年9月29日に、No13「シヴァ」~No15「アスベル」まで取り上げて、パート1を完成させました。(研究所所長フィン)


No01

リーフ:16歳:レンスター王国:ロード→プリンス→マスターナイト(ただしマスターナイトは「聖戦の系譜」のみに登場)
恋人:ナンナ スキル:連続 支援相手:ナンナ(彼女に対してのみ交互)フィン、アスベルなど多数

レンスター王国の王子キュアンと、シアルフィの公女エスリンの息子で、アルテナの弟。この「トラキア776」の主人公でもある。「イードの虐殺」にて両親を失い、さらにレンスター落城で祖父のカルフと祖母のアルフィオナをトラキア軍に殺害され、故国を追われるレンスターの王子。槍騎士ノヴァの血を父から、聖騎士バルドの血を母から受け継ぎ、強い意志をもって過酷な運命に毅然と立ち向かう。槍騎士フィンとその妻ラケシスと2人の娘ナンナと共に、帝国軍に追われ各地を転々としていく中、フィアナ村で、ナンナと村の領主エーヴェルの娘マリータを連れ去られたことによって、挙兵を決意する。さまざまな困難にあいながらも、決して挫けることなく進み、ついに挙兵から1年後に祖国レンスターを奪回する。その後解放軍の盟主で従兄弟であるセリスと出会いともに戦うことを誓う。帝国軍の主力との死闘を制し、マンスター城にてナンナたちを連れ去った張本人で、「闇の男爵」の異名をもつレイドリックを倒し、さらに彼を影から操っていたロプト教団の闇司祭で、「トラキア776」のおける諸悪の根源ベルドを倒してマンスターを解放する。後にセリスたちと合流を果たすと、トラキア王であり、両親を殺した宿敵トラバントを討ち果たす。そして皇帝アルヴィスを倒してグランベル各地を解放した後、最後の敵であるユリウス王子とすべての元凶であるロプト教団の大司祭マンフロイを倒し、聖戦を終結させた。聖戦終結後は故郷のレンスターに戻りトラキア半島を統一。新しい王国「新トラキア王国」の初代国王に即位した。彼の側には恋人であり、後に「新トラキア王国」の初代王妃に即位したナンナがいて、夫婦共々疲弊したトラキア半島の復興に力をつくしたという。


No02

フィン:35歳:レンスター王国:ランスナイト→デュークナイト
恋人:ラケシス スキル:祈り 支援相手:リーフ・ナンナ

レンスター王国に仕える忠臣。リーフ王子の亡き父であるキュアン王子に心からの忠誠を誓っていた彼は、自分に託されたリーフ王子を守り抜くことと、レンスター王国の復興だけを悲願に戦い続ける。レンスター落城後は、リーフ王子を抱え、妻であるラケシスと2人の娘ナンナとともにアルスター・フレスト・ターラと逃げ延びる。途中ラケシスが息子のデルムッドを迎えにいくためにイザークへと旅立つ。過酷な逃亡の末、マンスターの東海岸にある小さな村フィアナ村にたどり着き、女性領主エーヴェルの勧めもあって、この地で3年間過ごすこととなる。やがてリーフ王子が15歳になったころ、娘のナンナがエーヴェルの娘マリータともどもマンスターの闇男爵レイドリックに連れ去られたことを皮切りに、祖国奪還のための戦いに身を投じる。数々の困難にあいながらも、祖国奪回という強い思いが彼を動かしていた。そして挙兵から1年後、ついにレンスター城を奪回する。帝国軍の激しい抵抗にあうものの、これを乗り切ると、一気にマンスター地方を解放する。セリス軍と合流後も常にリーフ王子を守るため、そして娘のナンナとセリス軍にいた息子デルムッドを守りながら、最後まで戦い続けた。動乱終結後は、祖国レンスターに戻ったものの、行方不明となった妻ラケシスを探すための旅に出る。数年後、愛する妻とともにレンスターに戻った彼は、新トラキア王国の国王に即位したリーフの親衛隊長として、荒れ果てた祖国の復興に力をつくしたという。


No03

ナンナ:15歳:レンスター王国(ノディオン王国):トルバドール→パラディン
恋人:リーフ スキル:カリスマ 支援相手:リーフ・フィン・デルムッド・ミランダ・ホメロス

レンスター王国の槍騎士フィンとノディオン王国の王女ラケシスの娘で、デルムッドの妹。素性を隠しているものの、母親譲りの容姿や仕草は、紛れもなく王族としての気品を放ち、周囲のものたちの目をひいている。黒騎士ヘズルの血をひいて、ノディオン王女なのだが、レンスターで産まれたため、家臣の娘として育つ。レンスター落城後は、両親やレンスター王子リーフとともに、マンスター地方各地へ逃亡する。やがてたどり着いたフィアナ村で3年間、領主エーヴェルの保護のもと過ごした。そこで出会ったエーヴェルの娘マリータとは親友同士で非常に仲がいい。そして3年後突如襲ってきた帝国軍によって、マリータとともに連れ去られてしまうものの、リーフたちによって救出される。その後は回復の杖が使える騎士「トルバドール」として、前線と後方支援を行き来しながら、リーフ王子の祖国奪回に力をつくす。そして挙兵から1年後、ついにレンスター城を奪回する。帝国軍の激しい反撃にあいながらも無事乗り越えて、セリス軍と合流する。そしてその軍には、生き別れとなっていた兄のデルムッドと再会を果たし、さらに従兄で行方不明となっていた、ラケシスの兄エルトシャン王の息子アレスと出会う。母ラケシスが行方不明と知ってショックをうけるナンナだったが、兄のデルムッドから「母上は必ず生きているから、この戦いが終わったら必ず迎えにいこう」と誓う。そして厳しい闘いを潜り抜け、マンスター城にて、闇の男爵であるレイドリックと、彼を影から操っていたロプト教団「ベルクローゼン」の闇司祭ベルドを倒し、マンスターを解放した。解放直後そこでリーフ王子から突然プロポーズを受ける。ナンナは彼のプロポーズを素直に受け入れ、後に2人は恋人同士となった。その後セリス軍と再び合流しトラキア軍と帝国軍と激戦をくぐりぬけ、グランベル王国王都バーハラにて、闇王子ユリウスを打倒する。動乱終結後、ナンナは恋人のリーフとともに生まれ故郷であるレンスター王国に帰国。後に「新トラキア王国」の初代王妃となった。王妃となった彼女だが、戦乱で親を亡くした子供たちのために、王国内に孤児院を作るなど、福祉などで多く貢献したという。国王リーフとは2児を授かり、その夫婦仲はトラキア中では有名だったという。


No04

エーヴェル:38歳:出身地不明:ソードマスター
恋人:なし スキル:連続 支援相手:リーフ・ナンナ・マリータ・ダグダ・オーシン・ハルヴァン

マンスター地方東部にある、フィアナ村の女性領主で、マリータの義母。度重なる海賊たちの横暴を取り締まるべく、仲間たちと「フィアナ義勇軍」を結成し、そのリーダーとなる。常に冷静沈着で、剣士としても一流であり「ソードマスター」の称号を持つ。帝国軍によって追い詰められたリーフたちを救い、そのままフィアナ村に匿った。リーフ王子の素性は知りつつも、困窮する彼らを援助し、今ではもっとも心強い味方となる。両親を亡くしたリーフにとっても、実母ラケシスが行方知れずになっているナンナにとっても、彼女はよき母親代わりとなった。帝国軍の襲来によって、義娘マリータとナンナがさらわれた時、彼女は真っ先にリーフたちを支援することを決め、一路マンスター城に進む。しかしレイドリック公爵の卑劣な罠により、義勇軍はバラバラにされてしまう。そしてエーヴェル自身も、ロプト教団の精鋭部隊「ベルクローゼン」の一員で闇司祭のベルドの魔法によって、「石化」されてしまう。そして彼女が石化されて1年後、リーフたちによって救出されマリータと再会を果たした。マンスター城解放後、エーヴェルたち率いる「フィアナ義勇軍」はリーフたちについていったマリータを除き、故郷のフィアナ村に戻る。その後エーヴェルは、領主の役目をハルヴァンに託し、自分探しの旅に出た。実は彼女の正体は「バーハラの戦い」で行方不明となっていたユングヴィの公女・ブリギッドだったのだ。シグルド軍の「残党狩り」から逃げていた彼女は、子供たちの命の保証と引き替えに、「聖弓イチイバル」の始祖「弓使いウル」によって、自分の記憶を失っていたのである。やがて自分の記憶を取り戻したエーヴェルは息子のファバルが領主となった、故郷ユングヴィに戻り、息子と娘のパティと再会を果たしたという。


No05

マリータ:15歳:マンスター地方フィアナ村:ソードファイター→ソードマスター
恋人:デルムッド スキル:月光剣・流星剣(イベントで修得)・連続(クラスチェンジ後に修得) 支援相手:デルムッド・ナンナ・エーヴェル・ガルザス

フィアナ村の領主エーヴェルの養女。幼いころ父親のガルザスと離れ、奴隷商人のもとにいたところをエーヴェルによって助け出され、以後彼女を実の母親同然に慕っている。勝ち気な性格で、ソードマスターであるエーヴェルのように強くなることを、一心に願い、日々剣の修行に望んでいた。レンスターから逃れてきたリーフたちともすぐに打ち解け、ナンナとは親友で大の仲良し。ある日、帝国軍の襲来によって、ナンナとともにマンスター城に連れ去られた彼女は「暗黒の剣」の魔力に操られ、無理矢理エーヴェルと剣を交わしてしまう。やがて帝国のサイアス司祭によって助け出され、暗黒の魔力の解けた剣を「マリータの剣」として、この剣こそが自分と母親を繋ぐものだとサイアス司祭に説得され、彼女は戦う決意を固める。ダキアの村で山賊たちを退治していたところ、リーフたちと再会を果たす。そして石化された義母エーヴェルを救うと誓う。過酷な戦いの中で、レンスター城にてセリス軍の使者としてやってきた、自由騎士デルムッドと出会う。親友のナンナの兄であり、同じ剣を扱うこともあって、すぐに意気投合し、戦場でも同じ部隊でいることも多かったこともあり、いつしかマリータは彼に対して恋心を抱くようになる。やがてマンスター城で義母エーヴェルを無事救出し再会を果たし、さらに行方不明だった実の父ガルザスとも再会を果たした。マンスター解放後、彼女はエーヴェルたちと離れ、リーフたちと行動をともにすることにした。親友であるリーフとナンナのことがほっとけないといっていたのだが、実はデルムッドのことが気になっていたので、彼の側を離れたくなかったというのが真実である。動乱終結後、恋人のデルムッドからプロポーズを受けるものの、マリータの生まれ故郷であるイザークを見てみたいというのと、彼自身が「アグストリア解放戦争」に参戦することもあって、一時離ればなれとなる。やがて、アグストリアが解放されると、恋人のデルムッドと再会を果たし、ようやくデルムッドと結ばれた。後に子供たちにも恵まれ、幸せな人生を送ったという。


No06

ハルヴァン:20歳:マンスター地方フィアナ村:アクスファイター→マーシナリー
恋人:なし スキル:待ち伏せ 支援相手:エーヴェル

フィアナ村に住む青年で「フィアナ義勇軍」の一員。冷静沈着で物事にも動じない頼れる男である。フィアナ村の領主であり、義勇軍のリーダー・エーヴェルの片腕的存在で、同じ村に住むオーシンとは幼なじみの親友である。両親はすでに帝国兵によって殺されており、明るく元気な妹・パトリシアと2人でフィアナ村に住んでいる。リーフ王子の挙兵と同時に、義勇軍の一員だったハルヴァンはエーヴェルの意向もあって、彼らの旅に同行する。途中マンスター城で、レイドリック公爵の卑劣な罠によって、義勇軍はバラバラになるものの、ハルヴァンは親友のオーシン、同じ義勇軍の一員弓兵ロナンと共にミーズに逃れる。後にリーフたちと合流を果たし、石にされた領主エーヴェルの奪還のために、勇者の斧を片手に帝国と戦い続け、再び訪れたマンスター城で、見事エーヴェルの奪還に成功した。マンスター城解放後は、エーヴェルたち義勇軍のメンバーたち(リーフたちと同行したマリータは除く)は、故郷のフィアナ村に戻る。やがてエーヴェルから新しいフィアナ村の領主に任命され、領主として海賊たちの脅威から守り続けたという。なおエーヴェルがフィアナ村の領主をやめた本当の理由は、ハルヴァン本人にもわからなかったらしい。


No07

オーシン:19歳:マンスター地方フィアナ村:アクスファイター→マーシナリー
恋人:タニア スキル:怒り 支援相手:エーヴェル・タニア

フィアナ村に住む青年で「フィアナ義勇軍」の一員。単純で喧嘩っ早い性格だが、根は明るく義勇軍のムードメーカー的存在である。まるで喧嘩友達のような父親と一緒に暮らしている。リーフの挙兵と同時に「義勇軍」のリーダー・エーヴェルの意向もあって、リーフのレンスター奪還の旅に同行する。途中マンスター城で、レイドリック公爵の罠にハマり、義勇軍はちりぢりとなってしまうが、同じ義勇軍の一員ハルヴァンとロナンと共にミーズに逃れる。やがてリーフたちと再度合流すると、石にされた領主エーヴェルの奪還のためと、リーフの祖国奪回のために協力した。彼の特殊な投げ斧「プージ」を自由に操り、圧倒的な攻撃力の持ち味を活かし、次々と帝国兵を倒していった。その後、再び訪れたマンスター城にて、無事エーヴェルの奪還に成功する。マンスター城解放後は、エーヴェルたちと(リーフたちに同行したマリータは除く)ともに故郷のフィアナ村に戻り、海賊たちの脅威から村を守り続けた。後にダグダの娘タニアと結婚し、多くの子供に恵まれる。しかし性格は変わることはなく「村の名物親父」としてフィアナ村で名を馳せることとなる。


No08

ダグダ:45歳:トラキア北部地方紫竜山:ウォーリア
恋人:なし(既婚者) スキル:突撃 支援相手:エーヴェル・タニア・マーティ

もともとは紫竜山を根城とする山賊団のボスだったのだが、ある時エーヴェルに会い改心する。今は部下とともに紫竜山を開墾し真面目に働いている。フィアナ村が帝国軍に襲われた際、リーフの素性を知りつつも、なお帝国軍に刃をむけた気概あるウォーリアである。故郷である紫竜山が、ある日部下の反乱によって、危機的状況に追い詰められつつも、駆けつけたリーフたちによって、無事救出される。その後はリーフの祖国解放のために協力し、石化されたエーヴェルを救出するため、最後まで戦い続けた。マンスター解放後、エーヴェルたちとともに残った海賊たちを一掃するため協力し、後に紫竜山に戻る。数年後ダグダたちの努力が実を結び、紫竜山はトラキア地方の中でも、数少ない肥えた農地となった。


No09

タニア:19歳:トラキア北部地方紫竜山:ボウファイター→スナイパー
恋人:オーシン スキル:なし 支援相手:オーシン・ダグダ

ダグダの娘で弓戦士。荒くれものに囲まれて育ったせいか、口が悪く、男勝りな性格をしている。フィアナ義勇軍のオーシンとは幼なじみなのだが、いがみ合っているせいか、つねに子供っぽい喧嘩ばかりしている。ある日フィアナ村が帝国軍に襲われた時、父ダグダと、その部下マーティと共に駆けつける。ここでもオーシンとは口喧嘩していたのだが、紫竜山でダグダの部下たちが反乱をおこした際に、ダグダとともに危機的状況に陥った。しかし駆けつけたリーフたちによって救出され、オーシンとも再会を果たした。再会した途端再び喧嘩になってしまうのだが、やがてタニアはオーシンに対して本心をぶつける。お互いの気持ちを知った2人は後に恋人同士となる。その後はリーフたちの祖国解放のために協力し、自らも弓騎士(スナイパー)にクラスチェンジするまでの実力をつけた。マンスター解放後は、ダグダたちとともに残っている海賊たちを一掃するため協力する。やがて恋人のオーシンと結婚し、多くの子供に恵まれたという。


No10

マーティ:22歳:トラキア北部地方紫竜山:マウンテンシーフ→ウォーリア
恋人:なし スキル:なし 支援相手:ダグダ

ダグダの部下であり、元・紫竜山の山賊だった。のほほんとした性格なのだが、力は強く、どこか憎めないところがある。フィアナ村が帝国軍に襲われた時、ダグダと娘のタニア共々駆けつけた。しかしフィアナ義勇軍がバラバラになった時、紫竜山に戻ったのだが、そこでダグダの部下たちによる反乱に巻き込まれ、マーティは気弱な性格が災いしたのが、山賊側についてしまう。しかし同じ義勇軍のオーシンに説得され、リーフたちの仲間に加わり、ダグダたちの救出に一役買ったのである。その後はリーフたちの祖国解放のために力をつくし、マンスター城解放戦でも活躍した。マンスター解放後はダグダたちとともに、まずは残っている海賊たちを一掃するため、フィアナ義勇軍に協力。後に紫竜山に戻り、土地の開墾のために人力し、見事に肥沃な土地になったという。


No11

サフィ:18歳:トラキア地方ターラ公国:プリースト→ハイプリースト
恋人:シヴァ スキル:なし 支援相手:シヴァ・リーフ・ティナ・リフィス

トラキア地方西方にある自由都市ターラのシスターで、同じシスターのティナの姉。ターラが帝国軍の包囲下にあったため、リノアンの命によって、救援のためトラキア地方を渡り歩いていたところ、イスの海岸で、リフィス海賊団に捕らわれてしまう。しかし海賊団を退治していたリーフたちによって、無事救出される。そこでリーフにターラ救援を懇願し受け入れると、その後は傷ついたリーフたちを、回復の杖で後方から支援する。献身的ではかなげではあるのだが、内に秘めた強さは、他の誰にも負けていない。ターラに到着し、リノアンと再会を果たしたあとは、リーフ王子のレンスター奪回と、マンスター地方の解放に協力する。聖戦終結後は、ターラに戻り、市長となったリノアンの良き相談役として支え続けたという。


No12

リフィス:24歳:出身地不明:シーフ→シーフファイター
恋人:なし スキル:盗む 支援相手:サフィ

イスの海岸東方にある、通称「海賊島」に根城をもつ「リフィス海賊団」のボス。もとは小悪党だったのだが、謎の司祭アウグストと知り合い、彼の力を借りて海賊団のボスに成り上がる。多くの部下をもつまでになったのだが、根は小心者な一面が強い。現にリーフとエーヴェルが率いる「フィアナ義勇軍」が攻めてきた時、武器を持っていなかった彼は、なす術もなく捕縛される。しかしシスター・サフィの慈悲によって、リーフたちの仲間に加わった。その後は、危険をかえりみず、城や砦にある宝箱を回収したり、帝国兵の懐に飛び込んで、アイテムや武器を奪って無力化させたりと、かげでリーフたちの活躍を支えていた。聖戦終結後しばらくはマンスター地方にいたのだが、ある日を境に行方知れずとなってしまう。一部の情報では海賊団に戻ったらしいのだが、真意は定かではない。


No13

シヴァ:31歳:出身地不明:ソードファイター→ソードマスター
恋人:サフィ スキル:太陽剣・連続(クラスチェンジ後に修得) 支援相手:サフィ

流れ者の傭兵で凄腕の剣士。リフィス海賊団に雇われていたのだが、海賊島での戦いで、フィンに敗れたあと一時撤退するものの、ミーズとマンスターの国境で、リーフたちと出会い、シスター・サフィの説得で軍に加わった。既成の概念に縛られず、独自のモラルをもって生きている。ただ、シスター・サフィの前では、調子を狂わされることもあるらしい。仲間に加わったあとのシヴァは、その鋭い剣技で、次々と帝国兵たちを切り伏せていった。特に自由都市ターラでの戦いでは、数で圧倒していた帝国軍をもろともせず、愛用の剣「キルソード」で立ちふさがった帝国軍の精鋭たちを薙ぎ倒していった。マンスター解放後、人知れず彼は姿を消したのだが、トラキアやイザークで、彼に似た剣士を見たという人もいるようだが、真相は定かではない。


No14

セティ:16歳:シレジア王国:セイジ(賢者)
恋人:ティニー(聖戦の系譜に登場) スキル:連続 支援相手:カリン・マチュア・アスベル

シレジア王国の王子で、国王レヴィンと王妃フュリーの息子で、フィーの兄。行方不明となった父レヴィンを探すために故国を旅立ち、その道中マンスターに立ち寄る。そこで、帝国の圧制によるあまりの惨状をみかねて、レジスタンス「マギ団」の抵抗運動に参加する。当時、壊滅状態だった抵抗組織「マギ団」を再編成、リーダーとなり、帝国のマンスター軍の一大脅威となるまでに成長させ、現「マギ団」メンバー・ブライトン・マチュア・ラーラ・アスベルから絶大な信頼を得ている。彼のもつ聖戦士の武器の1つ「風魔法・フォルセティ」は、普段は穏やかに吹く風が、荒ぶる暴風となり、相手を文字通り吹き飛ばしていき、その威力は、帝国の大部隊を瞬く間に壊滅させてしまうほどの威力をもつ。リーフとの出会いは1回目は、リーフが捕らわれていたマンスター城の地下牢屋にて、そして2回目は解放間近のマンスター城で、この時に正式にリーフたちの仲間になった。マンスター解放後もリーフたちのもとに残り、そこでセリス軍に参加していた妹のフィーと再会する。その後はセリス軍とリーフ軍が合流し「解放軍」として、グランベル帝国と戦った。聖戦終結後、故郷のシレジアに戻り祖国に凱旋帰国。恋人であるティニーと共に、荒れ果てたシレジアの復興にすべてを捧げたという。


No15

アスベル:15歳:マンスター地方フレスト:マージ→セイジ(賢者)
恋人:ラーラ スキル:連続(クラスチェンジ後に修得) 支援相手:リーフ・セティ

アルスター東方の小都市フレストの司祭グンナの孫。かつてリーフたちが、祖父グンナにかくまわれた時に知り合い、のち祖父が、その罪を問われて収監され、リーフたちの一行に連れられてターラへと向かう。そこで一度離ればなれとなってしまうが、リーフとかわした誓いを守るべく、彼を探す旅に出る。その道中、マンスターに立ち寄り、「マギ団」のリーダー・セティに心酔し、後に彼の弟子となり、風の魔法を学ぶ。そしてマンスターの地下牢屋で、無事リーフと再会する。その後は魔道士として活躍、リーフ軍にとってなくてはならない存在となる。さらにセイジ(賢者)クラスチェンジを果たし回復の杖などを操るようになり、幾度となくリーフたちを助けた。特に彼のもつ風魔法「グラフカリバー」は絶大で、マンスターでのロプト軍団、バーハラでの十二魔将での戦いで、リーフたちの勝利に大きく貢献した。聖戦終結後は故郷フレストに戻り、グンナのあとを継いで司祭となる。その後も「新トラキア王国」の国王となったリーフのよき相談相手として、皆からも重宝されたという。


フィン:「トラキア人物図鑑編」パート1はここまでです。パート2に続きます!!(研究所所長フィン)


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