日光霧降高原 ペンション レスカルの「新・レスカル通信」

Vol.3 「何はともあれ、探しに行ってみよう！」の巻

　いつの間にやら結成となってた（なっていた？？）「日光ジオキャッシング倶楽部：NIKKO GEOCACHING CLUB」ですが、4月中旬の第１回勉強会で、「なにやら面白そう」ということだけ分かりました。

　しかし「GPSって高いだろうなぁ」「大体、使いこなせるのかなぁ」と自分自身、イマイチ一歩が踏み出せずにいました。

　そんな時！　神様は良く見ているものです。
　３年愛用した携帯が、いきなり動作不良に・・・！
　「こ、こんなタイミングで？？」
　それこそ、「スマートフォンを買いなはれ、iphoneを買いなはれ、そしてGPSアプリを、入・れ・な・は・れー！」と「カ・メ・ハ・メ・派ー！」ばりに神のお告げを宣告されたようなものです。
　
　そう言えば、日光開山の祖、勝道上人（しょうどうしょうにん）も明星天子のお告げによって仏の道に入り日光開山を成し遂げたではありませんか！
　きっと明星天子が「iphone買って、ジオキャッシングを始めなはれー！」と私に告げたのではないでしょうか！！
　
　そんなワケがないのはともかく、携帯が無くては仕事にならないのも事実、奮発してiphoneを購入、さっそく「GEOCACHING」の無料アプリと「GPS」アプリをダウンロード、
何はともあれ、実際に宝箱を探しに行ってみることにしました。

　

　私の生活圏で比較的近い「ダイヤモンドリバー」を探しに行きました。

　名前の由来と大体の地理から、地元である私はすぐに大体の目星をつけることができました。

　

　携帯の「ジオキャッシング　アプリ」を起動して「Diamond River」を探すと、方向と距離が。iphoneを手に、林の中を歩くことやく10分。

　

　後で仲間に笑われたのですが、この時「コンパス」というものをうっかり使わずに、「ジオキャッシングアプリ」のかなりアバウトな距離だけを頼りに、ポイントを探索。最初は良くわからなかったのですが「待てよ、自分が隠すなら、どこに隠す？？」と視点を変えて考えてみると「なるほど・・・。」すぐに「キャッシュ」を発見することができました。
　この「隠す側」と「探す側」の攻防が、ジオキャッシングの魅力なのかもしれません。

　かくして、記念すべき１個目のキャッシュを発見することができました。

　宝箱から宝を一つ抜き取り、あらかじめ用意しておいた「新しい宝を宝箱に入れました。
　宝箱の中には「ログブック」と呼ばれる記録ノートが入っていたので、発見した日時、自分のID、交換した宝の品名、そしてちょっとした感想を書き込みました。
　再び宝箱を密閉し、見つけた時のまま、そっと隠しなおしました。

　なるほど、こんな楽しいゲームがあったとは。

　宝箱を探しながら、久しぶりに一人で普段行かないような場所を歩いたものです。

　喜びをかみしめながら店に戻り、PCから「GEOCASHING」のサイトにログイン。早速、宝発見の報告を書き込みしました。サイト自体は英語ですが、日本語の書き込みもあり、見ているだけでも楽しいです。

　時を同じくして、「日光ジオキャッシング倶楽部」の首謀者（？？）日光ゲストハウス 住み家（SUMICA）の旦那から「みんなで実際に宝を隠してみて、探してみましょう」との提案が。

　不気味に笑みがこみ上げるのです。
　この何とも言えない可能性と魅力（と魔力）を秘めた宝探しゲームで「日光」の名前を世界に轟かせるための野望の第一歩が始まろうとしているのです。

　世界中のジオキャッシャーを苦悩の谷に突き落とすような恐怖の宝箱設置を、さあ、始めようではありませんか。




　
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