カテゴリ:音楽
90年代に活躍したバンド、L-Rのボーカルだった黒沢健一さんが先日亡くなりました。 少し前に脳腫瘍で治療の為活動休止というニュースを聞いて心配していたのですが、非常に残念です。 「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」の大ヒットで知られていますが、アルバムも凄くクオリティが高くて、好んでずっと聴いていました。 森高千里さんに提供した「気分爽快」等もそうですが、メロディーラインが独特で、マニアックなんだけど、ありがちに独りよがりにはならず、とてもポップで大衆性も備えていたんですよね。 マニアックな性質の音楽にポピュラリティーを持たせるって、結構凄い事だと思うんです。知識が深い人は沢山いるけれど、万人に受ける音楽を作るにはその知識が邪魔をするというか。 「KNOCKIN'-」前後はドラマのタイアップ等で世間に認知されていった時期というのもありますが、多分彼の中でも、如何にわかり易い音楽を作るか、というテーマで考えていたのではないかと思います。 以降のアルバムでやや内省的になっていったのも、その反動ではないでしょうか。 バンド末期ではやや窮屈というか手詰まりの感じがありましたが、ソロになってからは解放された感があり、ストレートなロックンロールも増えましたね。 黒沢さんがシンプルなロックをやるなんて!という驚きと同時に、なんてかっこいいんだ!と盛り上がったものです。 まだまだ書きたい曲も一杯あったと思いますが、ひとまずゆっくりお休み下さい。 素晴らしい音楽をありがとうございました。今後も大事に聴かせていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年09月02日 18時38分57秒
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