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カテゴリ:古生物学、進化
肉食は、獲物をとれさえすれば、高栄養の肉を食物にできるので効率はいい。 しかしメガロドン級のサイズの体を養うためには、大洋をあてもなく泳ぎ続けなけ ◎肉食は実は非効率 それはめったになかったことだろう。見つからなければ、巨体を養えない。 それに対して魚類最大のジンベイザメもナンバー2のウバザメも、大きな口を開け 結局は、大型肉食獣は、採食という点で非効率であることが分かる。博奕と同じで だから早晩、滅びざるを得ない。地球史で見ても、これほどの大型の肉食獣は、T ◎草食獣は巨大化が得 それに対して餌がすぐそばに無限にある草食獣は、捕食を免れる意味もあってサイ ただ陸上では、あまり大きくなると、自重で押し潰されるので、その限界はある。 ただし海棲のクジラも、陸に打ち上げれば、一巻の終わりだ。自重で圧死するしか ◎産子数の少なさも命取りに もう1つの要因があったとすれば、産子数の少なさもあっただろう。絶滅危惧種で しかも子宮の中では、最大の胎仔が未受精卵や発生したての仔を食べてしまう。そ それだけ生存確率は高いが、それゆえに産子数は少なくなる。だから1度、個体数 メガロドンも卵胎生であった可能性が高く、だとすれば、餌不足で個体数を減らし これもまた地球史で数ある絶滅物語の1つであった。 昨年の今日の日記:「1歩前進、2歩後退の福島第1原発事故安定化への道、扇情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.28 04:42:44
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