ラトヴィアからエストニアに入って、1時間足らずで、バスは旅程にない街に停車した。
◎帝政ロシア期19世紀から発展
リガ湾に面したリゾート都市パルヌである。駐車場から数分、歩くと白い砂がまぶしいビーチが広がっている。
運転手がなぜここに連れてきたのか、分からない。ビーチがあるからか? そんなの、日本でもいくらでもある。北欧では、リゾート地は珍しいのだろう。
パルヌは19世紀からリゾート地として発展し、帝政ロシア時代は、ロシア貴族の紳士淑女で賑わった所らしい。
◎海に入っている人は少ない
白砂のビーチでは、甲羅干しをしている人たちがボチボチいる。水が冷たいせいか、海に入っている人は少ない。
背中にタトーを入れているビキニのお姉さんが、こちら側に背中を向けて日光浴している。すぐにコンガリと焼けてしまいそうだ。
短い夏の始まりを、みんな精一杯楽しんでいるようだ。
写真は、白砂のビーチと短い夏を楽しむエストニアの人たち。
追記 スターリニスト中国のバブル崩壊で最も痛手を被る韓国
6月から始まったスターリニスト中国の株バブル崩壊は、中国経済の景気後退を予見した1現象だが、これで最も影響を受ける国はどこだろう?
◎輸出の4分の1が中国向けと突出
アメリカも日本も、中国景気後退を懸念して先々週から先週初にかけて大きく株が売り込まれたが、たとえスターリニスト中国のGDP成長率が落ち込んでも、せいぜい成長率の下押しはコンマ以下でしかない。
最も影響を受け、浮足立っているのが韓国である。韓国の対外貿易で最大相手国はスターリニスト中国であり、今年上半期の輸出先の25.5%は中国だった。2位アメリカの倍である。
さらに中国への株投資額は、7.4兆ウォン(約0.8兆円)にも達している。これは、海外株投資の40%を占めるから、中国株バブル崩壊の影響は今後、深刻化していくだろう。
◎中国経済と一体化
このようにかつて韓国戦争で干戈を交えた韓国の経済は、事実上、敵国だったスターリニスト中国と一体化している。
これは、北朝鮮ならず者集団に対する安保政策では有効に働く。スターリニスト中国は、絶対に金正恩一派の暴走を阻止するだろうからだ。
その安保策の一環として、韓国大統領の朴槿恵は、スターリニスト中国を訪問し、対日戦勝70年の軍事パレードも観閲するという。
これに、国連事務総長の潘基文まで臨席するという報には驚いた。国連事務総長という職務は、政治的中立が要請され、安保理5大国の全会一致で選出される職務だ。アメリカは、コメントこそ出していないが、内心は苦々しい思いだろう。
日本政府が懸念を表明したのも、もっともだ。潘基文は、国連人であるより、やはり韓国人なのだ。
昨年の今日の日記:「高い法人税率を嫌い、グローバル企業がアメリカから逃げる;バーガーキング、ファイザー、アプライド・マテリアルズ」
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