システム担当―「ヒューレット・パッカードがPCの修理に来るので対応してください。」 女子社員―「えっ、外人さんが来るんですか?」 当社で本当にあった会話だ。
女子社員―「プリンタから暗号が出てきました。スパイの仕業ですかね。」 単なる文字化けなのだが。
会社でPCを使い始めて24年、サーバーを設置して12年、グループウェアを導入してから6年になるが、いまだにメールを印刷してファイリングする人もいる。プリンタで印刷した管理資料を綴っている社員もいる。わざわざファイリングしなくても、サーバーの中に資料はあるのだが。このように、人間の習慣はなかなか変化しないものだ。
グループウェアを導入したけれど、なかなか定着しない、といった話をよく耳にする。それはグループウェアを使わなくても、誰も困らないからだ。使わないと困るようにすれば、すぐに定着する。
例えば、予定を書くホワイトボードを撤去するとか、休暇届や旅費精算の社内様式を破棄するとか。撤去しても勝手にまた戻されてしまうこともあるから、叩き壊したり、燃やしてしまうくらいの迫力を持ってかからないと、人間の習慣は変わらない。
こういう場面では指示命令は反抗を生むだけだ。PCに限らず、いろんな場面で習慣を変えていくには、「新しい仕組みを使わざるを得ない仕掛け作り」が一番効果的であるようだ。
(セメント新聞 2006.6.12)