テーマ:戦争反対(1185)
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ただの木枠の箱に布がばさっとかけられていて、
死んだときの身体の形のままなのかこげた左手が すこし上もむいていた。やせこけた足も黒かった。 11人家族のほとんどを失った父らしき人が 乱雑におかれた棺にかこまれて呆然と座り込んでいた。 かなり強烈な写真だった。 もうその新聞は手元にないけれどあの写真は忘れられない。 こんな写真を見ても「フセインの独裁から国民を救うための戦争」 といいきるんだろうか。多少の犠牲は仕方ないことだと。 子をなくした親がそれで納得するんだろうか。 私は、恨んで恨んで行動に出てしまうかもしれない。 テロにも参加してしまうかもしれない。 それがあらたな犠牲を生み恨みの連鎖を作るとわかっていても。 なぜ国のトップのやらかした罪の罰を国民が 受けなければならないのか。 今日の私は・・・暖かい春の陽射しのなかで 子ども達を近くの公園に連れて行ってひさびさにのんびりした 時間を過ごした。 あまりにも違う彼と私の状況。 伝える言葉も今はないけれど、彼のような親が もう増えないことを願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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