紋章院紋章院(もんしょういん)とは、中世ヨーロッパにおいて紋章を管理していた国家機関。中世以降ほとんどの国で消滅したが、イギリスでは現在も存続している。
イングランド紋章院(College of Arms)はイングランドおよび北アイルランドを管轄し、ロンドンにあります。紋章の管理以外にも、国王の戴冠式や結婚式、葬式などの伝統行事を司っている。スコットランド紋章院(The Lord Lyon Office)はスコットランドを管轄し、エディンバラにある。
ちなみにカナダにも紋章院は現存するそう。アメリカは、アメリカ軍に属している陸軍紋章研究院(U.S. Army Institute of Heraldry)です。
イングランド紋章院(College of Arms)の構成<<総裁(Earl Marshal)>>
※ノーフォーク公家(Duke of Norfolk)の世襲職位。
<<紋章官>>
キング・オブ・アームズ(King of Arms)--3人
ヘラルド・オブ・アームズ(Herald of Arms)--6人
パーシヴァント(Pursuivant)--4人
調べてみると、紋章は国民であれば誰でももつことができるそう。ただ形式上、イギリス国王(エリザベス女王)より授かるため、申請者がふさわしいかどうかを様々な書類を通して紋章官が審査を行う。また、申請には高額な費用がかかる。ほとんどの国で、公的な紋章制度は廃れているのにも関わらず、このように紋章院が現存しているのは、イギリスが中世から一際紋章に重きを置いてきたことの表れであると感じました。