カテゴリ:8月の誕生花
初夏に細い枝先の葉のわきに、めしべの子房が丸い鮮黄色の5弁花が咲き、たくさんの長いおしべと花弁が散ったあと、萼をつけたまま赤や緑、ピンク色などの実がかたまってつきます。 8月27日の誕生花は、黄色い花と同時につくかわいい実、ヒペリカム。 花の名(属名)は、ギリシャ語のhyper(上)とeikon(像)で、祭典で魔よけの像の上に花が置かれていたことから名づけられたそうです。
花言葉「きらめき」は、美しい金糸のおしべを抱いた黄色い花の明るく輝くような姿につけられたのでしょう。 ヒペリカムの仲間のキンシバイ(金糸梅)と同じ花言葉ですが、同じ仲間でもオトギリソウやビヨウヤナギなどは別の花言葉を持っています。
花言葉「悲しみは続かない」は、花弁や長いおしべがはかなく散っていくけれど、めしべがすぐにかわいい実を用意してくれていることからつけられたのでしょうか。 鉢植えのヒペリカムは新葉の枝先にも花が咲くので、実と花が同時に長く楽しめます。 フラワーアレンジなどに使われている切花のヒペリカムはヒペリカム・アンドロサエマムで、最近は実つきがよくて、実の色の鮮やかな改良品種を見かけるようになりました。 オトギリソウ科オトギリソウ属、耐寒性半落葉低木、原産地:南ヨーロッパ ヒペリカムの花言葉:きらめき、悲しみは続かない。 ヒペリカムの誕生花:8月27日 流通時期:鉢花は春~夏に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.27 10:30:22
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