カテゴリ:9月の誕生花
晩春から秋に、葉脈のくっきりした深い緑のつややかな新葉の間からすっと伸びた花梗の先に、先のとがった楕円形の白い花が涼しげに咲きます。 9月1日の誕生花は、緑の葉と白い仏炎苞(ぶつえんほう)とのコントラストが美しい花、スパティフィラム(スパシフィラム)。 花の名は、ギリシャ語のspathe(仏炎苞)とphyllon(葉)で、白い仏炎苞が葉のように見えることから名づけられました。 仏炎苞はサトイモ科に見られる花で、棒状の肉穂花序(にくすいかじょ)を仏像に、苞が仏像の火炎光背のように見えることからつけられたといわれています。
花言葉「包み込む愛」は、白い一枚の花弁(仏炎苞)が大切そうにたくさんの花(肉穂花序)を包み込んでいるように見えることからつけられたのでしょう。 花言葉「上品な淑女」は、白い花のしとやかで気品のある姿をたとえたものです。 花言葉「清純な心」は、濃い緑の葉と白い花のコントラストのよさが与える清らかな印象からつけられたのでしょう。
スパティフィラムのつぼみは株の中心から出てきた新しい葉の中ほどから出てきます。 仏炎苞の色は淡緑色や、表が白で裏が緑もあるそうです。 スパティフィラムの代表種に、日本で作出された草丈50~70cmで苞の長さが12cmほどのメリーと、草丈30cmで苞が8cmほどのミニメリーがあります。 サトイモ科スパティフィラム属、非耐寒性多年草、原産地:熱帯アメリカ スパティフィラム(スパシフィラム)の花言葉:清純な心、清らかな心、爽快、上品な淑女、包み込む愛、清々しい日々。 スパティフィラム(スパシフィラム)の誕生花:9月1日、12月23日 流通時期:鉢花を春~秋に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.01 10:30:38
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