カテゴリ:9月の誕生花
残暑がまだ厳しい頃から秋に、すらりとした細長い葉の間から花茎を伸ばして、中心に黄色い葯をのぞかせ、涼しげな白い6弁花が日に当たると咲き、暗くなると花弁を閉じていきます。 9月20日の誕生花は、雨に誘われて咲く美しい花タマスダレ(玉簾)、レインリリー。 花の名は、英名のRain lilyで、高温と乾燥が続いたあとに雨が降ると花茎を伸ばし、雨上がりに咲くことから名づけられました。 別名のタマスダレ(学名Zephyranthes candida)は美しい花を白玉に、細長い葉を簾(すだれ)に見立ててつけられたそうです。
花言葉「汚れなき愛」「潔白な愛」は、白く清らかな花をたとえたものです。 花言葉「期待」は、レインリリー(Rain lily)とも呼ばれるように、晴れた日が続いた後、雨が2~3日しっかり降ると、わっと咲く花が見られることからつけられたのでしょう。 20℃以上の気温があるとき、年に2~3回咲いていて、気分次第で咲く花と思っていましたが、すらりと伸びた葉が常緑なので、四季咲きの性質があるそうです。
タマスダレの仲間に、ピンク色の花を咲かせるサフランモドキ(学名Zephyranthes grandiflora)があります。 近縁種のハブランサス(Habranthus)も、雨が降って球根が潤うとピンクや黄色の花を咲かせるので、レインリリーと呼ばれています。 明治の初めに紹介されたタマスダレは植えっぱなしでよく咲くので、今では野生化していて、葉をニラに、球根を山菜のノビルと間違えて食べ、中毒を起こした例があるそうです。 ヒガンバナ科(ネギ科)ゼフィランサス属、春植えの耐寒性球根、原産地:ウルグアイ、アルゼンチン、ペルー レインリリーの花言葉:汚れなき愛、潔白な愛、期待。 レインリリーの誕生花:9月8日、9月13日、9月20日 流通時期:球根を秋~春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.20 10:31:45
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