カテゴリ:11月の誕生花
晩秋に、枝の途中についた濃い緑の葉のわきに、白いふっくらとした5弁花があふれんばかりの黄色いおしべを抱いて、うつむき加減に咲きます。 11月29日の誕生花は、初夏に見られる茶摘みの木の花、チャノキ(茶の木、茶樹)。 花の名は、漢名の茶を音読みしたもので、中国から陸路で、チャ、チャイ、チャーヤ、海路でテー、ティーと呼ばれて世界に伝えられました。 チャノキは中国から最澄、空海などが種子を奈良時代に持ち帰り、鎌倉時代初期に臨済宗の僧の栄西が持ち帰ってから広く栽培されるようになりました。
花言葉「追憶」は、幼い頃の思い出のようになつかしさを感じさせる雰囲気のある白い花につけられているそうです。 花言葉「純愛」は、たくさんの長く黄色いおしべを包んでふっくらと恥じらうようにうつむき加減に咲く花の愛らしさからつけられています。
鉢植えのチャノキは花数が少ないのですが、ご近所では自家用に茶を栽培した名残りの生け垣があり、毎年黄色い花粉が目を引く清楚な花をたくさん咲かせています。 晩秋にチャの花を初めて見たときは、ああ、これが文部省唱歌の茶つみの茶の花かと思いました。 夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る ツバキ科ツバキ属、常緑低木、原産地:中国 チャノキ(茶の木、茶樹)の花言葉:追憶、純愛。 チャノキ(茶の木、茶樹)の誕生花:5月27日、11月29日、12月3日、12月8日 流通時期:苗木を晩夏~秋に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.29 10:30:08
コメント(0) | コメントを書く
[11月の誕生花] カテゴリの最新記事
|
|